1992年東洋一と言われる(株)ソニーミュージックエンタテインメント信濃町スタジオ録音部を経て他スタジオマネージャー、チーフエンジニアを経験。個性的なスタジオ作りと迷いのないサウンドが評価される。スタジオプランニングアドバイザー、運営コンサルティングで活動。教育、育成の場として専門学校、ミュージックスクール講師を東京コミュニケーションアート専門学校、バンタン芸術学院、ワタナベエンターテインメントカレッジ、現在は東京スクールオブミュージック渋谷校で非常勤講師、東京五反田のDTMスクールプロの運営、又、レコーディングレポーター、音楽ライター、音響レビュー、情報商材などに積極的に熱筆している。
  | 投稿者: レック・アンドー

はじめに

音楽制作の大半を占めるのがレコーディングという作業です。近年、そのレコーディングスタイルが大きく変化しました。その理由は・・・

●テープ録音からハードディスク録音に変わった。
●DTMソフトによりパソコンでレコーディングができるようになった。
●低予算で高音質の作品が作れるようになった。

・・・以上の理由により、今まで高いお金を払ってスタジオを押さえてやっていた作業のほとんどを、自宅でスタジオ代を気にせず、しかも「いい音」でアーティストのイメージに近い作品が完成されるようになりました。

この本はプロの料理人が冷蔵庫の余った食材で、「チャッ、チャッ」と簡単においしい料理を作ってしまうような、いわば普通の6畳の部屋に普通の機材で「カチャ、カチャ」と打ち込んで商品になる「プロの音」を出す本です。
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  | 投稿者: レック・アンドー

目次
 
はじめに                     
防音                       
備品             
DTMソフト          
DAWソフト          
音源           
パソコン
オーディオインターフェイス
ミキサー
スピーカー
ヘッドフォーン
マイクロフォン
CDR
セッティング
音を出そう
トラブルシューティング
レコーディングテクニック
ギター、ヴォーカル編
ミックステクニック
ディレイ、リバーブ編
DTMの職種
レコーディングエンジニアになるためには
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2010/9/20 | 投稿者: レック・アンドー

防音
6畳とはいえ一戸建、マンション、アパートにより防音環境は異なります。
そこで今回はアパートの6畳間でミディアムスピーカーを爆音でなく、普通の音量で鳴らすDTM環境ということで進めていきます。


防音の部屋を捜すことが一番ですが、この部屋でということであれば賃貸の場合、手を加えることができません。以下のレコーディングはあきらめましょう。

●音量の大きいアンプ音。
●生ドラム、管楽器、生ピアノなど

楽器音と騒音対比

130dB 生ドラム・ロックバンド・パーカッション・コンガ
落雷・聴覚器官にダメージの影響が大きいライン

120dB テナーサックス・声楽プロ・ライブハウス・吹奏楽演奏
ジェット機(200m)・新幹線鉄橋通過

110dB アルトサックス・ピアノプロ・声楽アマ・金管楽器
ジェット機(600m)・自動車の警笛(2m)

100dB ピアノアマ・ボーカル・ファゴット・オーボエ・ハープ
地下の構内・地下繁華街の音・犬の声(1m)

90dB ピアノ低学年・クラリネット・演歌・VOCAL・フルート
地下鉄車中・パチンコ店内・滝の音(近く)

80dB ステレオ中音量・生ギター・ヴァイオリン子供・電話
ボーリング場・機械工場の音・大型幹線道路


対策
部屋全体に防音カーテンを取り付けましょう。遮音カーテンでの騒音対策の場合、音の大きなエネルギー・音圧に負けないどっしりとした素材の遮音カーテンで防ぎます。遮音カーテンを選ぶ時は、重さが重要な採用ポイントになります。又、壁の平行面で発生するフラッターエコー(残響がビンビン)の防止にもなります。遮音というよりむしろ吸音効果で部屋鳴りを抑え聞きやすいモニター環境にします。
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