2017/5/7

2017年植生調査春  植生調査

2017年春の植生調査結果

新緑が目にまぶしい柳川杏畑地区で、恒例の植生調査を4月23日に、K夫人の指導のもと実施しました。この日はヤマビルから大歓迎を受けました。

この植生調査は、毎年春秋の2回実施され、今回は25回目になります。

前回と同様に、確認種を草本と木本、さらに春と秋に分け、4種類のグループで、それぞれ分析してみました。以下、春の調査で確認された草本種について、概略を紹介します。

これまでに確認された種の延べ数は131種で、その内56種を今回確認できました。

各回に確認された種の数の経緯を図示しますと、第1図のようになります。
これはあくまでも目安で、目についたものを全てリストアップしたものではありません。ここ数年ほぼ横ばい状況です。

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また、同一種で確認された回数を図示しますと、第2図のようになります。
繰り返し確認される種の数は概略指数関数的に減少しています。

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また、今回初めて確認されたチゴユリ(稚児百合、写真参照)は、春秋を通して初めてですが、花の命は短くで、10日後にしっかりした名札をつけに行ったときは、花はすっかり終わり、葉っぱだけになっていました。

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マンリョウも春には初めてですが、ここ2年、秋には確認されています。

3年間及び5年間に一回も確認できていない種の数はそれぞれ41種、22種にのぼりました。

前回の報告でも述べましたが、調査地域の種の保全を行うには、適切に樹木を間伐し、下草を定期的に刈り取り、山を明るくしておく必要があります。

また、今冬の落ち葉かきの際、割り竹で作った仮設の名札の多くが失われ、草花の位置が不明になりました。重要と思われる草花には、しっかりした名札を立て、周囲をロープで囲う必要がありそうです。
                             山の暇人 記
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