2015/9/26

「NHK短歌」10月号  NHK短歌

あっという間に九月も末になって来ました。涼しくなったら母は少し活発になり、私達のハラハラする生活も戻ってきました。私は無所属なので結社への月詠がない代わりという訳ではないけれど、NHK短歌には毎月「胸キュン」も含めて四首は送ると決めています。
題詠好きの私ですが、どうにも苦手なお題もあれば、歌風の違う選者のかたもいらっしゃると思います。でも割と決めたら守る性格なので、投稿日も大体決めておいて、ともかく投稿します。

「テキスト」10月号で染野太朗さんに佳作に採って頂きました。お題は「つかむ」

木洩れ日をつかまえようと手を伸ばすおさなの指から夏の鳥飛ぶ

「つかむ」というお題に何をつかもうかと苦労したことを思い出します。掴めない木洩れ日に子供が手を伸ばすイメージが来て出来ました。染野さまありがとうございます。

染野太朗さんは「まひる野」のホープで、「短歌研究社」の社長がとても注目する歌人と言っていたと不識さんが言っていました。(伝聞)

私達仲間の雅夢士さんが、九月一週の放送で、二回目の入選を果たしたのですが、この10月号にも二首佳作に採られていました。その嬉しさとこの夏の疲れでしょうか、急に入院したりして皆で心配しました。軽い脳梗塞だったようで、大事にはいたらなかったのは幸いでした。この頃の病院はベット上でのスマホもOKと聞いて、びっくりしました。
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2015/9/21

秋薔薇  短歌

前回桔梗の事を書いた時にも触れたが、ベランダの勢力図に変化があって、インパチェンスなどは去年11月まで花を咲かせてくれたのに、今年は一角にしか残っていない。代わりにぺラルゴニュウムがはびこって元の株は木のように太くなってしまった。本来の真っ赤なゼラニュウムも花付き悪くひょろひょろしているのにだ。
雀に種を食べられてしまった青紫蘇は、出てきた十本位を移植したので、一本ごとが枝をひろげて結構花穂が付いている。これは花と言っても食べるためのもので、他は緑があおあおしているのに花がとても少ない。菊は毎年の分育っているが、中々花が開かないので仏壇のお花にやきもきしている。

そんな中、秋に元気になったのが薔薇で、今年は九月初めの長雨が良かったのだろう、新芽がどんどん伸びて蕾を付けたものもある。薔薇の芽と言えば子規の歌に

くれないの二尺のびたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる

があって、薔薇の芽は紅いというのがしみついいる。このお歌では春の薔薇だが、秋薔薇もやっぱり芽は紅く、緑の古葉の上にけざやかに伸びてゆく。
病床の子規がどんどん元気にのびる薔薇の新芽を羨望を含みつつ嬉しいもののように見ていたかと思う。

春の薔薇よりは数も少なく花もひと周り小さいと言う秋の薔薇は、やはり秋雨に育てられ赤い新芽をそっちこっちに伸ばしていく。夏の暑さにぐったりとなった身体の私達もあ、秋なのだと嬉しい気持ちで毎日眺めている。

秋だよと声かけられて気付いたか薔薇の芽自ずと三寸のびる

秋薔薇の悪い魔女いてこの庭の秋食べ尽くす思いするかも   多香子
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2015/9/16

桔梗の危機  短歌

秋だなあと思う事の少ない九月を過ごしている。こうして文を書いていても、疲れた体を引きずったような文章ではないかといやになること多々。母を寝かしておいて、大急ぎで車でスーパーまで買い物に行くぐらいしか外出しないので、今年の萩はどうだろうと五條天神まで見に行くこともなくて過ぎている。せめてもとベランダ(四階なのでセットバック部分をぐるりとベランダにしてもらってある)に植物を置いてあるのだが、今年の夏の暑さで植生ががらりと変わってしまった。

去年の色々な種を雀が食べ尽くしていたのは知っていたが、そのせいで帚草は全滅、インパチェンスも三分の一しかない。それなのにミカンの木は背が伸びるし、露草が茂って雨の時など足がぬれて困った。そして80センチくらいも伸びて元気だった桔梗が、七月の暑い時突然花も付けずにバタバタと立ち枯れしてしまったのだ。
その桔梗はトロ箱に種から育てて「三色混合」という物なのに紫と白しか咲かなかったが、去年までは箱いっぱいに背も伸びて、七月から盛んに花を咲かせていたのだ。夏のあの猛暑の間は、手入れに外にも出ず主人が水撒きだけでやり過ごしてきたので、原因はつかめなかった。
八月の終わりに主人は「全部枯れてしまうよ」とあきらめ顔だったが、しぶとい私は枯れた部分を取り除きながらまだ緑の残る茎の上の方を少し切り詰めて、様子を見ることにした。そして突然の涼しさと雨で、二三日たったら、五本ほどの桔梗が生き残ったと分かった。切り詰めた葉の間から新芽が伸びて、そこにぷっくりと蕾の付いたものもある。万歳。

そしてあの大雨の三日も降り続いたあと、やっと出てきた太陽のもとベランダに出てみたら、桔梗は青々とした茎で立っており、切り口のそばから新芽が立っていた。きっとまたかわいい蕾が(折り紙の風船のようだといつも思う)ふくらんで、花が咲くに違いないと思っている。

生き残る五株の桔梗愛しみて青紫の花をほめたり  多香子
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