2018/5/25

「NHK短歌テキスト」六月号  NHK短歌

第一歌集『古今さらさら』が出来上がりました。ISBNのついた本屋回りの本なのですが、たぶん注文が無ければ本屋さんに並ぶことはないのではとよく分らないでいます。それは多くの方に読んでもらえればと言う気持ちはあります。老舗出版社から出しましたので、あまり安売りしてしまうのも(自費出版だから良いのだそうですけど)どうかと、少し考えています。有名な先生でも自分の分は手売り(自家通販)の方もあって、税は除くことが出来ます。(何か未だ五里霧中です)

「NHK短歌」のテキストは六月号から新選者分の掲載です。昨年度は殆どとられなかったのと、NHKが若い人にウェイトを置いているようでどうしようかななどと思ったのですが、違う選者の眼も通ってみたいと(相性もあるでしょう)続けて投稿しています。
今号で東直子選「会話」佳作に一首掲載されました。

ガラス越し雲と会話をしたそうに窓にはりつく十階の猫   河野多香子

東さんに選歌されるのは初めてです。「かばん」の同人で今かなりの「力」のある方です。広島生まれ、54才、穂村弘さんと若い人の口語短歌のけん引役として、「歌壇」や「短歌研究」の新人賞の選者も務めます。「書肆侃侃房」の企画シリーズなども早くから監修人に当たり、以前は若い人の感性としか合わないのかな、と思って来たけれど今回の(二度目らしい)NHKでは文語旧かなの歌も採ったりして、すこし変ったかしらとも思われます。私には無理と思っていたけれど、採って頂いてちょっとうれしいです。東直子さま有難うございました。
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2018/5/18

大風邪をひきました。  

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先週季節はずれの大風邪を引いてしまって、あまりに咳が奥に入ったなとお医者に行きました。我が家では軽い風邪は医者には行かずに過ごすのですが、インフルエンザの季節などに一家中罹患してまあ大変ということがあります。この前は四年位前の冬のインフルエンザでしたが、今年は季節外れなのに息子から始まってインフル並の強い風邪でした。確かにゴールデンウィークのころに気温の寒暖の差が激しいのは毎年の事ですが、今年は四月ごろから「暑い」を基本に「寒い」にすとんと落ちる回数が多かったようです。

診療所では風邪ひきの人であふれていて、一時間半待たされるし、具合は悪くなるし、何とかしてほしいと言う気分にぐったりしていました。お医者は「肺炎のなりかかりというところなので、きちんと抗生物質を飲んでください」といいました。いつも嫌がる私ですが、さすがに「はい」といいました。母の居たころは二人で熱を出すと、自分は解熱剤なりで我慢して母の看護優先でしたが、いま母がいなくなったら(主人は今回軽かった)私が年寄りの肺炎注意の人になってしまったとしみじみ思いました。
この文を載せる頃にはもう治っていると思います。22日付で歌集も出来上がるでしょう。「見本本」の写真を載せますのでご覧ください。
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2018/5/11

「風信子」とは  短歌

まず初めに種明かし「風信子」は「ヒヤシンス」の漢字書きです。七年も前にNHK短歌に投稿を始めたころ本名で葉書投稿していました。じきに投稿フォームが出来て、第四週が「胸キュン」になったころ、「原人の海図」歌会にもお世話になって、筆名が必要になりました。それでヒヤシンスの花の漢字書き「風信子」を筆名にしました。

このブログを立ち上げた時は「多香子」で始めましたし、NHKの投稿も苗字を付けて河野多香子にしたので、風信子は「胸キュン」だけ使っていました。その頃宮柊二を読んでいたので、そこから白秋に辿りつきヒヤシンスの花を名付けたのです。

ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日  北原白秋

この歌は有名だけれど、初恋のような初心な感じで私はあまり好きではない(白秋は好きで、ヒヤシンスは白花が好き)といいつつ筆名に使っていました。でも「多香子」の方がなじんで「胸キュン」も「多香子」に替えたので今は「原人の海図」歌会だけで使っています。

そして「猫と暮らせば」の切り絵を作ったとき、装丁、切り絵は「風信子」の名前を使いました。今回『古今さらさら』を作るのにデザイナーの田宮さんが装丁をしてくださいましたが、私の切った切り絵を表紙と口絵に使わせてもらいましたので、切り絵・風信子と名前を入れることにしました。

ヒヤシンス振り向きざまにほほえめば春は来にけり角を曲がりて  多香子
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