2016/10/21

童謡「里の秋」  短歌

私が子供の頃「幼児舞踊(モダンバレーの子供用の様なもの)」を習っていたので、童謡は身の回りにいつもあった。母たち三姉妹も戦前にやっていたので、レコードもあったしラジオでも童謡は歌謡曲と一緒にいつも流れていたので、耳について育ってきた。だから季節季節に色々な歌が口をつくし(音痴だから歌わないけれど)短歌の下敷きにもちょいちょい使う事になる。秋の歌は色々あるけれど「里の秋」の歌詞を上げる。

「里の秋」貝沼実作曲 斎藤信夫作詞

1)しずかな静かな 里の秋     2)明るいあかるい星の空
 お背戸に木の実の落ちる夜は    鳴き鳴き夜鴨の わたる夜は
 ああ母さんとただ二人       ああ父さんのあの笑顔
 栗の実煮てます いろりばた    栗の実たべては思い出す

3)さよならさよなら 椰子の島
 おふねにゆられて帰られる
 ああ父さんよ ご無事でと
 今夜も母さんと祈ります    『美しき日本の歌・歌詞集』より

この歌の「父さん」は兵隊の復員を詠っているのだろうと、子供心にも思ったが、現在は南洋漁業の船員とも読める。やがて安保に依る自衛隊員家族の歌にならない事を祈る。去年、この歌を下敷きにして詠んだ歌が
「里の秋」口ずさみつつ茹でる栗 今年の秋も母と二人だ
 
というもので、その時だって四人家族だったけれど、母と二人と詠んでみた。今年は母も亡くなったのでまた詠み変えてしまった。

「里の秋」口ずさみつつ茹でる栗 今年の秋はわたし一人だ  多香子
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