2018/6/8

六月の歌  短歌

六月は梅雨とはいえど嘘でしょうと言うくらい「水無月」は(みずなしつき)で、近年じめじめした雨の日が続くと言うのは少なくなっている。その分メリハリの利いた豪雨などがとんでもない被害を齎したりする。去年もひどかったと思うけど、一年中何かしら起きているので個々の事例は忘れられていく。
今年の紫陽花は早く咲いて後はどうなのという声も聞かれるが家の「隅田の花火」というガクアジサイもすっかりひらいてしまった。六月の歌はその梅雨時の晴れ間を詠んだ歌七首。

「梅雨の晴れ間に」

夏近く「サツキ床屋」の奥さんがゴーヤのカーテン仕立てはじめる

紫陽花の陰で遊んだおさない日お相手はいつもウサギとくまさん

午後六時、夕焼け空も薄れゆく 口づけしましょう明日も晴れる

「勇気ある撤退」などは出来ないで、夕顔の恋に絡まれている

水無月は何とつまらぬ夢だろう 首かすかに振る薔薇の葬列

垣根にはクリーム色の薔薇が咲き「日が伸びたね」と隣家からの声

新しいほうへ一歩を進めたい ゆりの樹の影すこし明るく

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「水」がテーマの合同短歌集「みずつき7」が出来ました。私も参加しています。
コンビニの機械で印刷できます。梅雨の季節のお供に是非。
★「みずつき7」 セブンイレブンネットプリント
予約番号【51065169】 A4/白黒/両面印刷/5枚/200円
【重要】★2枚を1枚→しない ★両面→短辺とじ
有効期限は、2017/06/18 23:59 までです!

★「みずつき7」 ローソン・サークルKサンクス・ファミリーマート ネットプリント
ユーザー番号【ZNWUJ3Y3TW】 A4/白黒/両面印刷/5枚/200円
プリントサービス→ネットワークプリント→文書プリント→「みずつき7.pdf」を選ぶ→設定/白黒/両面→横とじ
有効期限は、2017/06/19 13時頃 までです!
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2018/6/1

「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

歌集疲れと言うとえらそうにと言われてしまうかもしれませんが、何年分かの歌の整理、組み立てに力を使い果たしてその後しばらく歌が降りて来てくれない様子を言うのだと思われます。私も確かに新しく詠む歌に自分でもじれったい思いをする事があります。投稿歌なども以前に詠んで寝かしていた物、没になった歌をもう一度推敲するようにしています。それは意外と歌の精度が上がることもあるし、悪いところも見えてきます。

歌集『古今さらさら』を書店注文で購入して下さるかたがいらしたら、ご入手後私にメールをください。何らかの形のお礼をしたいと思うのです。是非是非お願いいたします。今月、泳二さまのご紹介で「葉ね文庫」さまに置いていただけることになりそうです。ありがたいことです。

5月21日付「毎日歌壇」伊藤一彦選で一首掲載されました。

古物屋の店番猫が目を閉じて置物然とした顔で居り   河野多香子

伊藤さんに新聞で初めて採られたのも猫歌でした。歌壇で猫好きというと「小池光」さん「小島ゆかり」さんなのですが、前にも書いたように伊藤さんもかなりの猫好きではないかと思っています。小太郎の後猫を飼わずにいるものですから(気持ちは淋しいのですが自分たちも年を取って疲れた思いもあります)猫歌も少なくなっていました。でもときどき困ったときの猫頼み、思わず成功することもあります。この日の欄はお教室のYさんとご一緒でメールで喜びあいました。伊藤様ありがとうございます。
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2018/5/25

「NHK短歌テキスト」六月号  NHK短歌

第一歌集『古今さらさら』が出来上がりました。ISBNのついた本屋回りの本なのですが、たぶん注文が無ければ本屋さんに並ぶことはないのではとよく分らないでいます。それは多くの方に読んでもらえればと言う気持ちはあります。老舗出版社から出しましたので、あまり安売りしてしまうのも(自費出版だから良いのだそうですけど)どうかと、少し考えています。有名な先生でも自分の分は手売り(自家通販)の方もあって、税は除くことが出来ます。(何か未だ五里霧中です)

「NHK短歌」のテキストは六月号から新選者分の掲載です。昨年度は殆どとられなかったのと、NHKが若い人にウェイトを置いているようでどうしようかななどと思ったのですが、違う選者の眼も通ってみたいと(相性もあるでしょう)続けて投稿しています。
今号で東直子選「会話」佳作に一首掲載されました。

ガラス越し雲と会話をしたそうに窓にはりつく十階の猫   河野多香子

東さんに選歌されるのは初めてです。「かばん」の同人で今かなりの「力」のある方です。広島生まれ、54才、穂村弘さんと若い人の口語短歌のけん引役として、「歌壇」や「短歌研究」の新人賞の選者も務めます。「書肆侃侃房」の企画シリーズなども早くから監修人に当たり、以前は若い人の感性としか合わないのかな、と思って来たけれど今回の(二度目らしい)NHKでは文語旧かなの歌も採ったりして、すこし変ったかしらとも思われます。私には無理と思っていたけれど、採って頂いてちょっとうれしいです。東直子さま有難うございました。
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