2018/5/18

大風邪をひきました。  

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先週季節はずれの大風邪を引いてしまって、あまりに咳が奥に入ったなとお医者に行きました。我が家では軽い風邪は医者には行かずに過ごすのですが、インフルエンザの季節などに一家中罹患してまあ大変ということがあります。この前は四年位前の冬のインフルエンザでしたが、今年は季節外れなのに息子から始まってインフル並の強い風邪でした。確かにゴールデンウィークのころに気温の寒暖の差が激しいのは毎年の事ですが、今年は四月ごろから「暑い」を基本に「寒い」にすとんと落ちる回数が多かったようです。

診療所では風邪ひきの人であふれていて、一時間半待たされるし、具合は悪くなるし、何とかしてほしいと言う気分にぐったりしていました。お医者は「肺炎のなりかかりというところなので、きちんと抗生物質を飲んでください」といいました。いつも嫌がる私ですが、さすがに「はい」といいました。母の居たころは二人で熱を出すと、自分は解熱剤なりで我慢して母の看護優先でしたが、いま母がいなくなったら(主人は今回軽かった)私が年寄りの肺炎注意の人になってしまったとしみじみ思いました。
この文を載せる頃にはもう治っていると思います。22日付で歌集も出来上がるでしょう。「見本本」の写真を載せますのでご覧ください。
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2018/5/11

「風信子」とは  短歌

まず初めに種明かし「風信子」は「ヒヤシンス」の漢字書きです。七年も前にNHK短歌に投稿を始めたころ本名で葉書投稿していました。じきに投稿フォームが出来て、第四週が「胸キュン」になったころ、「原人の海図」歌会にもお世話になって、筆名が必要になりました。それでヒヤシンスの花の漢字書き「風信子」を筆名にしました。

このブログを立ち上げた時は「多香子」で始めましたし、NHKの投稿も苗字を付けて河野多香子にしたので、風信子は「胸キュン」だけ使っていました。その頃宮柊二を読んでいたので、そこから白秋に辿りつきヒヤシンスの花を名付けたのです。

ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日  北原白秋

この歌は有名だけれど、初恋のような初心な感じで私はあまり好きではない(白秋は好きで、ヒヤシンスは白花が好き)といいつつ筆名に使っていました。でも「多香子」の方がなじんで「胸キュン」も「多香子」に替えたので今は「原人の海図」歌会だけで使っています。

そして「猫と暮らせば」の切り絵を作ったとき、装丁、切り絵は「風信子」の名前を使いました。今回『古今さらさら』を作るのにデザイナーの田宮さんが装丁をしてくださいましたが、私の切った切り絵を表紙と口絵に使わせてもらいましたので、切り絵・風信子と名前を入れることにしました。

ヒヤシンス振り向きざまにほほえめば春は来にけり角を曲がりて  多香子
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2018/5/4

五月の歌  短歌

万緑は五月の風にさらさらと爽やかなものなのに、力強くその迫力に圧倒されると創作意欲より疲れを感じることがある。「五月病」はもともと希望に燃えて大学に入った新人が、情報過多とほんの少しの慣れにどっと疲れを感じる物だったのだろうけど、今の新人はどうなのだろうか。私のまわりの若いの(甥たち)はもう溶け切ったアイスのようになっている。五月の歌は爽やかさよりちょい悪の恋を組んでみた。

「恋の匂い」

知り合った頃より知らない顔をして仮面劇観る五月の午後

三分でキスをしたあとまた星に帰るあなたがこの頃きらい

12時ね、靴を片方脱ごうかな 罠にかかるかわたしの王子

唇を指でなぞられ耳元できみが仕掛けるなぞなぞは何?

片耳をはなれた貝のイヤリングあの日の海に眠っているか

花いばら恋の傷さえ癒えぬのに心の隙間にささやく言葉

秘めている恋心にも棘がありバニラビーンズのつぶつぶのよう

以前は「恋」はどちらかから仕掛けるもの、それもまた楽しいものだったけれど、このごろのセクハラ問題を見ていると内閣府の意識の低さはひどい問題だと思わされる。数の論理だけの世界は怖い、歌に現実逃避したくなるような気持だ。
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