2018/6/22

「一茶一会」と「文化堂」と言うお店  短歌

先月かもう少し前かにテレ朝(東京の場合)で「じゅん散歩」を見ていたら、神保町をやっていたはずなのに何か見たことのある場所(学校跡地)が出てきて、「一茶一会」というお茶の店に入って行った。その店は小さくて近いし(近くの店は滅多に入らないものだから)一度も入ったことがなかった。
テレビではカメラの角度かもう少し広い感じに映っていた。お店の人が「台湾のお茶の専門店なんですよ」と言っている。看板もよく見て見なかったから、普通にスタンドの紙コップ珈琲や紅茶で小さな椅子があるだけと思っていた。タピオカの入った飲み物とか、ジャスミンティーとか言っていた。食事物も少しあるみたいだ。別の日に通ったら店の外に「台湾茶」の大きな袋が飾ってあった。

その場所は昔は小学校の向かい側の角で「文化堂」というパン、駄菓子と学校用具のお店があったところだ。また思い出話になるけれど、小母さんと娘さんがやっていてご主人は勤め人だっらしく、私は記憶がない。小母さんはお婆さんとの中間くらい、昔の人は老けて見えたから幾つ位かわからないけれど、綺麗な人だった。
「文化堂」は私が小学生のころの店で、体操用鉢巻からコクヨのノート、図工用の粘土など学校で使うものは先生が「〇〇を持っていらっしゃい」と言うと親に言って「文化堂」で買う事になっていた。息子の時にはもう無かったから学校で用意した物を配布され、お金は引き落としだったような気がする。
そういうお店は他の駄菓子屋より少し格が高かったのか、PTAが申し入れたか、いわゆる駄菓子はなくて「ハリスの風船ガム」というのがせいぜい当たりくじのあるものだった。家は駄菓子屋禁止だったけれど、「文化堂」は行くことが出来た。

なんだか台湾の茶屋の話ではなくて、年寄りの昔話だ。そう言えば母は「戦前は台湾から」とバナナが豊富な時代を懐かしんでいたが、戦後生まれの私達はバナナが宝石のような時代の子供だった。そして台湾のお茶なんて飲んだ事も無かった。ネットの歌友が台湾留学や、旅行に行った食べ物の話をツイッターに載せるのを興味深く見るだけなのだ。

ほととぎす来鳴かぬ街の茶店にはタピオカの缶棚に並びぬ  多香子
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2018/6/8

六月の歌  短歌

六月は梅雨とはいえど嘘でしょうと言うくらい「水無月」は(みずなしつき)で、近年じめじめした雨の日が続くと言うのは少なくなっている。その分メリハリの利いた豪雨などがとんでもない被害を齎したりする。去年もひどかったと思うけど、一年中何かしら起きているので個々の事例は忘れられていく。
今年の紫陽花は早く咲いて後はどうなのという声も聞かれるが家の「隅田の花火」というガクアジサイもすっかりひらいてしまった。六月の歌はその梅雨時の晴れ間を詠んだ歌七首。

「梅雨の晴れ間に」

夏近く「サツキ床屋」の奥さんがゴーヤのカーテン仕立てはじめる

紫陽花の陰で遊んだおさない日お相手はいつもウサギとくまさん

午後六時、夕焼け空も薄れゆく 口づけしましょう明日も晴れる

「勇気ある撤退」などは出来ないで、夕顔の恋に絡まれている

水無月は何とつまらぬ夢だろう 首かすかに振る薔薇の葬列

垣根にはクリーム色の薔薇が咲き「日が伸びたね」と隣家からの声

新しいほうへ一歩を進めたい ゆりの樹の影すこし明るく

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「水」がテーマの合同短歌集「みずつき7」が出来ました。私も参加しています。
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2018/5/11

「風信子」とは  短歌

まず初めに種明かし「風信子」は「ヒヤシンス」の漢字書きです。七年も前にNHK短歌に投稿を始めたころ本名で葉書投稿していました。じきに投稿フォームが出来て、第四週が「胸キュン」になったころ、「原人の海図」歌会にもお世話になって、筆名が必要になりました。それでヒヤシンスの花の漢字書き「風信子」を筆名にしました。

このブログを立ち上げた時は「多香子」で始めましたし、NHKの投稿も苗字を付けて河野多香子にしたので、風信子は「胸キュン」だけ使っていました。その頃宮柊二を読んでいたので、そこから白秋に辿りつきヒヤシンスの花を名付けたのです。

ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日  北原白秋

この歌は有名だけれど、初恋のような初心な感じで私はあまり好きではない(白秋は好きで、ヒヤシンスは白花が好き)といいつつ筆名に使っていました。でも「多香子」の方がなじんで「胸キュン」も「多香子」に替えたので今は「原人の海図」歌会だけで使っています。

そして「猫と暮らせば」の切り絵を作ったとき、装丁、切り絵は「風信子」の名前を使いました。今回『古今さらさら』を作るのにデザイナーの田宮さんが装丁をしてくださいましたが、私の切った切り絵を表紙と口絵に使わせてもらいましたので、切り絵・風信子と名前を入れることにしました。

ヒヤシンス振り向きざまにほほえめば春は来にけり角を曲がりて  多香子
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