2018/6/15

「毎日歌壇」特選掲載とネプリ「みずつき」  毎日歌壇他

先月の終わりですが5月28日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で特選を頂きました。米川さんにはこの所ひと月置きぐらいになっていたので、そろそろとって下さらないかなあなどと(本当の事ではないです)希求していたらなんと「特選」になりました。それはこの怒りが分って貰えた事と嬉しい思いです。

イカリソウ花咲くことを知らぬげに首相夫妻が外国に発つ  河野多香子

【評】錨(碇)の形の花を咲かせるからイカリソウ。珍しい花だが、この言葉には「怒り」の意味が重ねられている。

この歌には私の近所や周りの方からも共感を頂きました。あの首相ご夫妻は仲がいいのかどうなのか、奥様は色々話題の方だけれど海外に行く時だけは二人晴れ晴れとタラップで笑っているのをニュースで見ると、本当になにかがこみ上げてきます。米川さまありがとうございました。

千原こはぎさんがクラスタの水にかかわる歌を集めて作っていたネプリ「みずつき」もナンバーが7になるそうです。デザイナーの彼女は「割り付け」や企画が大好きなようで「とり歌会」なども主宰しています。(滋賀県の方なのが残念、お会いしたことはありません)私はツイッターアカウントを持っていませんが、「こはぎうた」のブログに質問したら「なしでいいですよ」と言われたので、初めて「みずつき」に参加しました。

私の歌は「明日香川」六首 ネプリの番号は先週載せたので、こはぎさんのブログのURLを貼ります。
kohagiuta.com/design/mizu7/web閲覧版・PDFダウンロード(印刷用)版はこちらから
71名のかたの426首の歌が読めます。
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2018/6/1

「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

歌集疲れと言うとえらそうにと言われてしまうかもしれませんが、何年分かの歌の整理、組み立てに力を使い果たしてその後しばらく歌が降りて来てくれない様子を言うのだと思われます。私も確かに新しく詠む歌に自分でもじれったい思いをする事があります。投稿歌なども以前に詠んで寝かしていた物、没になった歌をもう一度推敲するようにしています。それは意外と歌の精度が上がることもあるし、悪いところも見えてきます。

歌集『古今さらさら』を書店注文で購入して下さるかたがいらしたら、ご入手後私にメールをください。何らかの形のお礼をしたいと思うのです。是非是非お願いいたします。今月、泳二さまのご紹介で「葉ね文庫」さまに置いていただけることになりそうです。ありがたいことです。

5月21日付「毎日歌壇」伊藤一彦選で一首掲載されました。

古物屋の店番猫が目を閉じて置物然とした顔で居り   河野多香子

伊藤さんに新聞で初めて採られたのも猫歌でした。歌壇で猫好きというと「小池光」さん「小島ゆかり」さんなのですが、前にも書いたように伊藤さんもかなりの猫好きではないかと思っています。小太郎の後猫を飼わずにいるものですから(気持ちは淋しいのですが自分たちも年を取って疲れた思いもあります)猫歌も少なくなっていました。でもときどき困ったときの猫頼み、思わず成功することもあります。この日の欄はお教室のYさんとご一緒でメールで喜びあいました。伊藤様ありがとうございます。
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2018/4/20

「読売歌壇」掲載  毎日歌壇他

今年の花の咲く速度の速さは、みんなあっけにとられているうちにどんどん咲いて、どんどん散ってしまいます。花海棠(はなかいどう)という、姫林檎のような少し濃いピンクの花の咲く木があって、大きくても2mくらいの優しい木です。北の丸にちょっとした花海棠の並木があるけれど今年は見ないうちに終わってしまうでしょう。と言うのも四月前半は武道館で毎日のように大学の入学式があるから、うかつに車で入ってはいけないのです。名前を覚えた「トキワマンサク」もあちこちの公園の生垣に濃いあずき色をみせはじめています。

4月10日付の「読売歌壇」俵万智選に久し振りに掲載されました。三席でした。

巻貝のような階段くだりゆき私のスカート潮騒となる   河野多香子

評】螺旋階段をとらえた上の句の比喩が瑞々しく、結句もうまく響きあっている。

私は普段からスカートしか履かないもので、こういう歌になるのかなと思いました。「貝」と「潮騒」がつきすぎと言われず「響きあっている」という評でほっとしました。「読売」は7か月ぶりぐらいで嬉しいのに、俵さんの素敵な評も頂けてニコニコしてしまいます。俵万智さまありがとうございます。

この回は、栗木さんの選で採られた掲示板「風」の風太郎さんとも同じ紙面に載っているので、それも嬉しい事でした。
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