わたしたちは、子育て真っ最中の普通の母親達です。 月に一回、寺内定夫先生(財団法人文民教育協会理事長)をお迎えして、語らいの子育てについて学んでいます。 親子の絆が、穏やかに、深まるように・・ 子どもと接することが、多くの発見と豊かな感性を育み、楽しみに満ちたものであるように・・ わたしたちも、日々、努力しているところです。 おもに八王子市台町市民センターで活動しています。 子どもの感性、子育てのヒントを学ぶことはもちろん、子育て真っ最中の仲間たちとつながる場になっています。

2008/11/7

おしゃべり会  おしゃべり会

11/7(金)市民センターに集まって、おしゃべり会をしました。

おしゃべり会というのは、研究会に先立ち、
課題についての取り組みを話したり、
子どもや夫婦のかかわりの中で気になることを話したりするのが
目的ですが、いろんな方面に話がおよび、メンバーにとって、
とても有意義な時間となっています。

今回の参加者は、1グループのメンバーだけでしたが、8人参加。
『お父さんのことを子どもに語る』という、今月の課題に
ついて、いろいろと話が出ました。

父親のことを子どもに語るとき、父の批判ではなく、
あこがれの気持ちを深める話ができるかどうか
それが案外難しく、苦戦しているという話が出ました。

子どもが、父親のことを悪く言ったときが、父親のよいところを
話すよいチャンス!という意見も出て、なるほどと頷きました。
そのためには、夫婦の信頼関係と夫に対しての敬意が
もちろん大前提。
深い課題です。

       *   *   *

わたしたちの取り組んでいる子育て文化が広まるために・・・
という話の中で出てきた話題に、

 子どもを預けて自分の趣味に時間を使っても、
 預けている間の罪悪感や、すぐ引き戻される
 現実のことを考えると、心底楽しめない。
 だったら、母のために時間とお金を使う機会として、
 親子がともに楽しめる接し方や、考え方を学びたい。
 せっかく親になったんだもの、今しかできないこととして
 楽しみたい。

という意見が出て、一同、深く共感しました。
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2008/11/5

子どもの絵から  子どもの絵

前回の研究会の時の、子どもの絵から。

独特な美意識のある絵ということで、次回の『かぞくのじかん』でも
寺内先生が文章を書かれるそうです。

Tくん(年長)の 絵

   
  男兄弟3人で電車ごっこをして遊んでいたときに書いた、信号機(右)


Rちゃん(小3)の 切り紙

   
  
   
  
   
  

  フリーハンドで切り出すようになった切り紙のきっかけが、
  一番上の一枚。 
  敗れた障子にはってあったものだそうです。
  一枚の絵になっているのは、切り紙をコピーしたものです。 


Kちゃん(年少)の 絵

  

  初夏、はじめて蛍を観にいったのが、よっぽど印象的だったのか
  何度も何度も 同じパターンで描いた ホタルの絵です。
  
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2008/10/31

小さなことの大きな価値・2  研究会・1

先日のグループ1の研究会記録から。

     *   *   *

友だちが遊びに来たとき、おばあちゃん手作りの 作りたて酒饅頭と
市販のビスケットを 子どもたちに出した。
友だちが帰ったあと、お饅頭がなくなっていたのを見て、
おばあちゃんに「みんな食べたようですよ」と話すと、
Yちゃん(小2)が
 「違うよ、みんなYが食べたんだよ。
  みんな ビスケットばっかで 食べないんだもん。」と言う。
おばあちゃんは、Yちゃんの優しい気持ちに「ありがとう」と
お礼を言っていた。
その夜 お布団中で、Yちゃんが
 「買ったものは食べて、作ったものは食べないのは変だね」と話した。

この記録には、Yちゃんのうちの生活文化がにじみ出ているだけでなく、
Yちゃんの、友だち(お饅頭を食べなかった)をかばう気持ち、
おばあちゃんに対する優しい気持ちがあらわれています。

また、この回の研究会で出てきたYちゃんの絵には、
うちにあるものやおかあさんの様子が、よく観察して
描かれていました。
これには、一同で感心しました。

 
 Yちゃんのすわっている座布団の糸、おかあさんの前掛けの
 リボン・・・ 生活文化がよく出ています。
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2008/10/22

小さなことの大きな価値  研究会・1

毎月、1グループ、2グループともに、前の月に出された課題で出た
親子の会話を持ち寄って、メンバーのみなで共有する時間を
持っています。

今回は、1グループの10月(10/16)の研究会のご報告です。

今回のテーマは、『小さなことの 大きな価値を たくさん語り伝える』

小さなことって、なんでしょう。

たとえば、植物への気持ちを寄せることで、植物の変化を肌で感じ
親しみを持つということだったり、
家族に対する、さりげない気遣いや、相手をいたわる気持ち
日常の生活習慣の中で、大人が見落としてしまうような気づき
だったりするのでしょう。

ふだんせわしなく 時間に追われていると、
子どもとの会話を楽しむどころか、こどものことを追い、
早く早くと、行動をせかしがちです。

でも、ふと目をむけてみれば、子どもは、子どもの目線で見た
驚きや発見、観察をたくさんしていて、身近な家族に
共感してもらえることを、望んでいるということが
よくわかります。
共感してもらえたときの、表情や目の輝きは格別です!

毎日の生活の中で、"待つ”ことは、ほんとうに難しい。
でも待たないと、大事なことは身につかない。
小さなことを、何度も親子で見つめあう機会を、意識して持つように
心がけたいところです。
そうした経験が積み重なって、感性が磨かれていくということを
心にとどめていたいと思います。

      *   *   *

姉の持ち帰った蚕を観察しながら、想いをつづったSちゃん(小3)の
詩から

     かいこのわたし     
                しろいかいこ

    わたしはかいこ
    幼虫のときはいっぱい食べるけど
    まゆと成虫のときは 何も食べないの
    成虫だと ただしずかにとぶだけなんだ
    だからわたし幼虫のときがすきなんだ

かいこの幼虫が葉っぱをひたすら食べる姿は、平凡といえば
平凡な姿なのに、Sちゃんはそのかいこをいとおしく思っています。
おそらく無意識に、小さな物の命の誇りを感じているのでは
ないでしょうか。


同じく、Sちゃんの詩から。

     あまいもの
               さとうあまみ

    あまいものってなんだろう
    さとう、チョコ、ジャム、 いろいろあるけど
    わたしって本当にあますぎるって思うでしょ
    わたしの親友のしおくんはね しょっぱくていいよね

朝ごはんで、あまりたっぷりジャムをつけるので、おかあさんが怒った・・
怒ったその日に作った詩だそうです。
自分が大好きな砂糖になって、怒られない塩くんはいいよねと
うらやましがる発想がとてもユニークです。
マザーグースの詩のようで、かわいくて。
おかあさんは、この詩を読んで、怒ってしまったことを反省したと
話していました。


小さなことの大きな価値、このあとも少し紹介を続けられたら、
と思います。
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2008/10/4

連続セミナー  イベント

空想を楽しむ子育て  08/10/4(土)
    ポケモンや基地ごっこだけじゃない
 散歩・入浴・落ち葉・折り紙からも生まれる空想世界

   

八王子生涯学習センターとの共催セミナーも、今回が最終回。
今回も、寺内定夫先生に課題をいただき、『空想を楽しむ子育て』
というテーマで、研究会を開催しました。

ここでいう空想・ファンタジーは、夢のようなおとぎ話ではなくて
生活の中での楽しい気持ちや、希望、想像をまじえた空想のことです。
自分の描いている空想が、生活に即した形で表れているのが、
下の絵の例です。

  6歳
 つかまえたクワガタにヘイ!と呼びかけているところ。

  4歳
   昼間 出てくるオバケ

  4歳
 お父さんとお母さんの結婚式 (憧れをもった空想の絵)

これに対して、アニメやゲームの影響が大きく、生活の実体験と
直接結びつかない バーチャルな絵を描く子どももいます。

   4歳
    ゴーオンジャー

   6歳
    好きなゲームの世界


園で描く 普段描きの絵の中の子どもの空想が、生活(実体験)からでなく、
アニメやゲームから広がっていることを、どう考えたらよいか
 
その点について、先生が、今の小学校図工教育・中学美術教育の現状を
話されました。

普段、アニメやゲームのバーチャルな世界にひたっている子どもが増えた
ことで、空想だけでなく、日常的に、現実の生活を見つめる機会が
減ってきている。
経験不足ということです。
ものを見つめる習慣がないから、小学校で写生ができない。
そこで、造形遊びという手立てが考えられたが、中学へ行くと、いきなり
写実的な絵を要求される。
見つめる目が育っていないという問題が、棚上げされた形になっている。


ものを見つめるということは、ものに対する愛着がわくということ。

たとえば、一輪の野草に心をよせ、観察し、自分なりの名前をつけることで、
興味をもったとしたら・・・
その後、その野草のことを調べ、本当の名前や特徴を知ることもできる。
見つめる経験が少ないということは、それに対する知識も獲得できない
ということ。

木は見るけれど、木肌のおもしろさに気づく子は、少ない。
これなどは、身近に取り組める例だと思います。


     *   *   *


毎回、次の会までの間、家庭で取り組める課題を出してもらいますが
今回は、『空想を楽しむ子育て』
毎回30分間、メンバーの一人が、その記録や感じたことを語ってきましたが、
今日の担当Iさんの話から。

・お風呂の中はファンタジーの宝庫
・夜 寝る前のおはなしで共有した、楽しい気分

空想は、自分の見方をちょっと変えるだけで、ずいぶんと広がって
子どもと楽しい気分を共有できた。

そして、お父さんと子どもたちとのかかわりにも触れ、
「お父さんの手といえば?」の問いに、
2人の子どもの答えが、「ヒルちゃんをぬってくれる手」(次女・4歳)
(ヒルちゃん:アトピーの保湿剤・ヒルロイド)
無言で手をつなぐジェスチャーをして、「外で歩いていると
そっと出してくれる手」(長女・小3)
特別なときの、遊んでくれる手ではなく、日常的な手として
とらえていたことに驚き、うれしく思ったという話は、印象的でした。

今回は、秋の行事と重なり、全体的に少人数となってしまいましたが、
お父さんの参加が5人あり、お父さんにもこうした子育ての話を
共有してもらえたことが、収穫でした。
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