わたしたちは、子育て真っ最中の普通の母親達です。 月に一回、寺内定夫先生(財団法人文民教育協会理事長)をお迎えして、語らいの子育てについて学んでいます。 親子の絆が、穏やかに、深まるように・・ 子どもと接することが、多くの発見と豊かな感性を育み、楽しみに満ちたものであるように・・ わたしたちも、日々、努力しているところです。 おもに八王子市台町市民センターで活動しています。 子どもの感性、子育てのヒントを学ぶことはもちろん、子育て真っ最中の仲間たちとつながる場になっています。

2008/10/4

連続セミナー  イベント

空想を楽しむ子育て  08/10/4(土)
    ポケモンや基地ごっこだけじゃない
 散歩・入浴・落ち葉・折り紙からも生まれる空想世界

   

八王子生涯学習センターとの共催セミナーも、今回が最終回。
今回も、寺内定夫先生に課題をいただき、『空想を楽しむ子育て』
というテーマで、研究会を開催しました。

ここでいう空想・ファンタジーは、夢のようなおとぎ話ではなくて
生活の中での楽しい気持ちや、希望、想像をまじえた空想のことです。
自分の描いている空想が、生活に即した形で表れているのが、
下の絵の例です。

  6歳
 つかまえたクワガタにヘイ!と呼びかけているところ。

  4歳
   昼間 出てくるオバケ

  4歳
 お父さんとお母さんの結婚式 (憧れをもった空想の絵)

これに対して、アニメやゲームの影響が大きく、生活の実体験と
直接結びつかない バーチャルな絵を描く子どももいます。

   4歳
    ゴーオンジャー

   6歳
    好きなゲームの世界


園で描く 普段描きの絵の中の子どもの空想が、生活(実体験)からでなく、
アニメやゲームから広がっていることを、どう考えたらよいか
 
その点について、先生が、今の小学校図工教育・中学美術教育の現状を
話されました。

普段、アニメやゲームのバーチャルな世界にひたっている子どもが増えた
ことで、空想だけでなく、日常的に、現実の生活を見つめる機会が
減ってきている。
経験不足ということです。
ものを見つめる習慣がないから、小学校で写生ができない。
そこで、造形遊びという手立てが考えられたが、中学へ行くと、いきなり
写実的な絵を要求される。
見つめる目が育っていないという問題が、棚上げされた形になっている。


ものを見つめるということは、ものに対する愛着がわくということ。

たとえば、一輪の野草に心をよせ、観察し、自分なりの名前をつけることで、
興味をもったとしたら・・・
その後、その野草のことを調べ、本当の名前や特徴を知ることもできる。
見つめる経験が少ないということは、それに対する知識も獲得できない
ということ。

木は見るけれど、木肌のおもしろさに気づく子は、少ない。
これなどは、身近に取り組める例だと思います。


     *   *   *


毎回、次の会までの間、家庭で取り組める課題を出してもらいますが
今回は、『空想を楽しむ子育て』
毎回30分間、メンバーの一人が、その記録や感じたことを語ってきましたが、
今日の担当Iさんの話から。

・お風呂の中はファンタジーの宝庫
・夜 寝る前のおはなしで共有した、楽しい気分

空想は、自分の見方をちょっと変えるだけで、ずいぶんと広がって
子どもと楽しい気分を共有できた。

そして、お父さんと子どもたちとのかかわりにも触れ、
「お父さんの手といえば?」の問いに、
2人の子どもの答えが、「ヒルちゃんをぬってくれる手」(次女・4歳)
(ヒルちゃん:アトピーの保湿剤・ヒルロイド)
無言で手をつなぐジェスチャーをして、「外で歩いていると
そっと出してくれる手」(長女・小3)
特別なときの、遊んでくれる手ではなく、日常的な手として
とらえていたことに驚き、うれしく思ったという話は、印象的でした。

今回は、秋の行事と重なり、全体的に少人数となってしまいましたが、
お父さんの参加が5人あり、お父さんにもこうした子育ての話を
共有してもらえたことが、収穫でした。
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2008/9/16

バザー開催  イベント

9月16日(火) お天気が心配されましたが、徐々に晴れ。



研究会の活動資金及び宣伝のため、一日バザーを行いました。
場所は、多摩御陵にほど近い、素敵な白い画廊 ポランにて。(★)




 
    ⇒ 好評だった 友人手作りのフルーツ瓶詰め

品物を提供してくださったみなさま、
場所を貸してくださったポランの中山先生、
一緒にバザーをさせていただいたチャリティバザーの関係者のみなさま、
どうもありがとうございました。

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2008/9/12

連続セミナー  イベント

子どもの素晴らしさを発見する子育て 08/9/11(木)
見落としていませんか?子どものチャレンジ意欲・考える力・優しい心



八王子市生涯学習センターと、わたしたちの子育て研究会による
3回連続公開講座の 2回めは、上記のテーマで行われました。
前回と同じく、寺内定夫先生に、お話いただきました。

前回(7/4)終了時に、参加者が 夏休みに取り組める課題として
”〜ね ”と子どもに共感することに、目を向けてみましょう
というお話が出ました。
その  ”〜ね” がつく会話の記録から

1)育てているバケツの稲を見て(5歳)
   母 「お米大きくなったね」
   子 「ほんどだ〜」 と、うれしそう。

             「さいしょは、**みたいに小さかったのにね」
             「もっと大きくなって、稲穂が黄色くなるんだよ
              楽しみだね」
             「お米がとれたり、ワラがとれたら、何を作ろうか」


2)かき氷を食べていて (5歳)
   母 「ちょっと多すぎたね。寒くなっちゃったね」
   すると息子は、なんと抱きしめて 温めてくれました!

             「ありがとう。まるでおふとんに包まれたみたいだよ」


3)お絵かきで、グルグル赤クレヨンで 線を走らせる (1歳5か月)
   母 「じょうずにお絵かきできたね。赤色が好きなのね。
      リンゴだね」
   子 「うん」

             「このリンゴを切って、おやつにしようか」
             「クルクル皮をむいて、モグモグ
              Yちゃんのリンゴ、おいしいね」


単に「・・・・ね」という会話だけでなく、親子の共感を深め、
子どもの認識力を高めたい、というのが希望です。

1)〜3)の会話が、もっと発展的にはずんで、子どもの心に添い、
印象に残るものになるヒントが、赤字で付け加えられた会話。

**みたいね、と想像をふくらませたり、
たくさんとれたら、**を作ろうと、期待感をふくらませたり
子どもの気遣いに喜んで、共感したり、
空想的な遊びに発展したり・・・

子どもの言葉を受けて、いかに親がふくらませ、楽しめるかが
大切な視点だと感じます。

  冷たい水はおいしいね。
  → たくさん 遊んだものね。
  → この前行った、谷川の水みたいに冷たいね。
  → いっしょうけんめい働いたものね。 2人で飲むとおいしいね。

経験と結びつけ、子どもに共感する言葉かけを、心がけてみませんか。

        *   *   *
 
 2歳2ヶ月のMちゃんの絵

 「とんぼのめがね」の歌を、絵にしたもの
 顔以外のもの、自分の考えているものを、大人の感じ方とは違う方法で
 描くことを楽しんでいる Mちゃん。
 歌という、形にないものを、形で描きあらわすことができるんだ!
 という発見です。

        *   *   *
 

 野草に目を向けることで、おだやかな美意識が育ちます。
 派手さはないけれど、小さくて存在感のある野草。
 しゃがんで見つめることで、相手によりそう感覚も、自然に
 身につくのではないでしょうか。
 野草の名前もいろいろで、調べる楽しさもあります。
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2008/8/11

フェルトで手仕事  イベント

7月14日(土) 市民センターに親子で集合し、
羊毛フェルトを使って、手仕事をしました。

 

研究会をはじめた4年前には、園児だった研究会メンバーの
こどもたちも、小学校にあがり成長する中で、
親子で楽しむ手仕事があったら楽しいということで、
企画されました。

 

集まったのは、偶然にも女の子ばかりでしたが、
この日、羊毛フェルトに初めて触れる、多くの子どもたち。(とその親)
ニードルとよばれる針で、ツンツン 羊毛の原毛を、根気よく
つついていきます。
自分の指をつつかないように・・・ そーっと、そのうち大胆に。
でも、子どもたちはすぐにコツをつかみ、楽しい作品がたくさん
できました。
 

【羊毛フェルト作品集】


 

他にもかわいいスイーツなど、力作がたくさんできました。
無心になってツンツンしていると、モノづくりの楽しさにすっかり
のめりこんでしまったお母さんの姿も。
あれこれ考えず手を動かすのは、親にも子にも、楽しい作業ですね。

 
 2歳のMちゃんも、走りまわったあと、やりたいやりたいと、
 積極的に参加しました。
 おかあさんといっしょに、はさみをつかって毛糸をプツン  満足満足


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2008/8/5

連続セミナー  イベント

感性がきらめく子育て 08/7/4(金)
 見えないものが見え 聞こえないものが聞こえてくる感性の輝き
                

20年度八王子市生涯学習センターと、子育てチャレンジ八王子研究会による、
3回連続公開講座の1回目が、行われました。



今回は、見えないもの、聞こえないものに寄り添い、親子で語り合う
視点を、寺内定夫先生に提示していただきました。
そのいくつかをご紹介します。

このテイカカズラの小さな葉っぱを、手のひらでにぎってみます。


開いてみたら・・・どんな感じ?
葉っぱに声をかけてみる
葉っぱがなんとこたえるか
それにまた、答えてみる。

子どもと共有する空想の世界、その世界の楽しさ・おもしろさを、
2歳くらいのこどもからいっしょに楽しんでみたい。



色の違うおりがみの上に置くと、同じ葉っぱも印象が違います。
色彩としても美しく、また何か違う会話に発展しそうです。

             *  *  *

          わが子に育てたいと思う心

 危機から身を守る心          約束を守りウソをつかない心
 親の言うことをしっかり聞く心     きちんと挨拶する心
 自分のことは自分でする心      しっかり自分を主張する心 
 好奇心を広げ探索し発見する心   小さなものを大切にする心
 チャレンジするたくましい心      失敗を克服する心
 やりとげたことを誇る心        相手に寄り添い気配りする心
 ほほえみ合う優しく明るい心     弱いものを差別しない心
 家族と共に喜び合う心         友だちと励まし支えあう心
 新しいものを創りだす心        空想をたのしむ心
 草花にも語りかける心         美しいものを感じとる心

自分の子どもに育てたい心、大事だと思うことに半分チェックを
つけてみてください。(10こ)

自分がどんな傾向の親か、振り返るチェックシートとして、
今後も使えそうです.
その傾向については、最後にお伝えしますね。

             *  *  *

この日、先生のお話の中で印象的だった言葉です。
”薄味の料理が楽しめない子は、素材の味が楽しめないのと同じで
 刺激が強すぎると、小さなものに共感できない。
 小さなもの、弱いものに反応すればするほど、感性が磨かれる”

 この時代だからこそ、刺激が弱いものにも反応できる
 やわらかな心を持った子どもを育てたいです。
 野の花などの小さいものをみつけ、きれいと寄り添える心。
 小さなできごとに、よかったね!とにっこりできる気持ち。
 まずは、親の共感力を高めていきたいですね。

             *  *  *

最後にさきほどのチェックシートのおはなし。
20の項目のうち、ちょうど上から5段目のところで
線をひいてみてください。
自分が大事、これは子どもに育てたいと思った心が、
上半分に多い人、下半分に多い人・・・さまざまだと思います。
上半分に多かった人。 早口で強制的な口調でしゃべっていませんか?
下半分に多かった人。 感性、空想、弱い命にかかわろうとする気持ちが
強いようです。
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