
『ミカヅチ』
著者:榊 一郎
挿絵:中村龍徳
高校生・
神薙紅蓮は、姉のように世話を焼いてくる幼なじみ・
笹原琴音との仲を冷やかされながらも、その存在に安らぎを感じていた。
そんなある日、学校帰りの
紅蓮は突然『鬼』に襲われる。
圧倒的な暴力の前に死を覚悟した時、「さあ――お目覚めの時間だよ」と意識の底に呼びかける声が響き、
紅蓮の中で眠っていた『力』が起動した。
『イコノクラスト!』に続くMF文庫Jの
榊一郎最新作は変身ヒーローもの。
前作『イコノ』が“異世界ロボットものをリアルに描くとこうなる”といった感じだったのと同じコンセプト。
感想は後編に当たる第2巻で書くとして――これだけだと判断に困る――ここではあとがきにあった元のお話について。
かいつまんで書くと、本作は“頭の悪いエロコメ”の予定だったらしい。
……滅茶苦茶読みたい。
『まじしゃんず・あかでみぃ』も相当はっちゃけているが、根底にはやはり“榊イズム”がある。
それあってこその榊作品だが、この人が本当にバカな話を書くとどうなるのか?
非常に興味深い。
そろそろそういう話を書いてもいいんじゃないですか?