2011/1/24

おとぎの国の様なカラフルな熟女世界  

世界中の熟女おもちゃ楽器や自作のオブジェを使って演奏するフランスのトイミュージック・アーティスト、パスカル・アイエルブの3作目となるアルバム『ソバージュ』が、2011年2月25日にリリースとなる。そこに繰り広げられるのは、かわいいトイ・ミュージックの数々だ。世界中のおもちゃ楽器や自作のオブジェを使って演奏された、遊び心満載の魅力的な全18曲が宝箱のように詰まっている。

2006年度のシャルル・クロ賞、ミノ・セレクションなど数々の受賞暦のあるパスカル・アイエルブの、前作『ラ・テット・アン・レール』に続く『ソバージュ』は、ウクレレ、おもちゃの笛、ノコギリ、自転車のベル、ジッパーの音、動物の声からいびきまで、様々な音が遊び心溢れる楽器に変身、かわいらしい音色を奏でてくれている。

「アルバムはちょうど旅から旅へと続いていく風景のようなもの。それぞれの音楽がそれぞれの音風景に呼応している。そこに聴こえてくるのは水の流れ、水車の音、エトルタの海、教会の鐘の音、田舎の雰囲気、テントの下で眠るマロンのいびき…」

ポアトゥー地方での犬の鳴き声、カキ養殖の車がマダム島を発って行く音、鐘の音を求めていろいろな村を周ったりと、旅先であらゆる音が録音され、作品はラウンジ風味のキッチュでポップな楽曲に仕上がっている。アルバムは、造形美術家でありパスカルのパートナー、マロン・ブイィーのクープリュにある両親の家で録音され、他のアルバムと同様、約3年の歳月をかけて制作されたという。

牛たちと鈴の音、ハエ、大きな音をたてる紙のギャロップ。テラコッタのタイルに延長コードを投げつける音など、いくつもの試作を経て作られた「ウエスタン」、ウクレレに金属弦を張り針金を巻きつけ“ズィーン!”とノイズを加えることによる、調和のとれた歪みがおもしろい「カズーブルース」、ギターとチェロ、グロッケンシュピールの美しいアンサンブルにミュージック・ソウ(のこぎり)が彩りを添える「トゥルネンブリック一家」。<夜中に聴こえるのは何の音? あなたの夢はどんな風に音をたてる?>と「いびきをかく娘」で聴こえているのはテントの下で眠るマロン・ブイィーのいびき。この音は何?と想像しながら聴くと、楽しさはさらに広がる、子どもから大人までみんなの耳を楽しませてくれる、おとぎの国の様なカラフルで面白い音世界を、ちょっとだけ童心に戻って楽しもうじゃないか。
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