メル友をなぜ求めるのか。  日記

そんな不透明で流動的な「メル友」ですが、一体何故皆が欲するのでしょうか?
その答えこそ、メル友がメル友たる所以と言えるかもしれません。
というのは、メル友の長所たり短所とも言える特徴ですが、相手の顔が見えないという点です。

相手の顔が見えなくても成立する新しいコミュニケーションツール、それがメールです。
メル友は、メールのやり取りにおいて関係が成り立つものであり、メル友の存在は非日常というか、通常の生活で関わりがある友達とは、微妙に違う次元の存在なのです。

普通ならオブラートに包んだり、遠まわしにぼかして相手に伝える話でも、相手の顔が見えないメールなら本音が言える。

そう考えた時、メル友に求められている役割とは、リアルな人間関係や諸事情等もすべて
とっぱらった本音での付き合いなのかもしれません。
実体のある相手でありながら、直接顔が見えないメル友だからこそ、そんな役割を担えるのかもしれません。

人と人との関わり方が希薄になり、なかなか本音を言い合える相手に巡り会えない昨今、自分の本音を曝け出せるのは
コスプレ動画だけと言う人も、実は結構いるのではないでしょうか。

そう考えると、リア友よりメル友の存在が自分にとっては大きい、といえる人も少なくないのかなと思います。

現実世界では、友人・知人を目の前にしたら、自分の本音の半分も言えない人は、かなりいると思います。
やはり、相手を目の前にそうやすやすと遠慮のない、自分が思ったままの感情をぶつける事は難しいでしょう。

場合によっては、相手を傷つけそれ以降の関係がギクシャクしてしまう可能性もあるので、本意ではなくても相手が欲しがっている言葉を伝えようとする人も少なくないでしょう。

しかし、良いか悪いかは別として、メル友にはそういった感情が介入しない分、そのままの本音をぶつけ合える関係を築ける可能性があるのです。
それこそがメル友を欲しがる理由だと思います。
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