これからの「正義」の話をしよう

2011/1/26 
これからの「正義」の話をしよう
いまを生き延びるための哲学

マイケル・サンデル
早川書房
2010/5/22
384ページ
¥2,415(税込)

ハーバード大学史上最多の履修生数を記録した人気の哲学講座「JUSTICE(正義)」をもとに書かれたベストセラー。1人を殺せば5人助かるとしたらその1人を殺すべきか?、金持ちの税金を高くして貧乏人に分配するのは公正か?、前の世代の過ちを後の世代は償うべきか?、など現代社会を生きる我々が遭遇する正解のない、しかし答えを出さなければならない問題について、正義とは何か・正しい行いとは何かという観点からヒントを示す哲学本。根底には西洋哲学を築き上げてきた歴代哲学者の思想があり、それぞれの哲学者の思想を身近な具体例を挙げて解説することで西洋哲学をわかりやすく解説している。また、現代のアメリカを動かす政治哲学についての理解を深めることも可能。物事の見方・考え方についての意識を促してくれる一冊。

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夜は短し歩けよ乙女

2011/1/15 
夜は短し歩けよ乙女

森見 登美彦
角川書店
2006/11/29
301ページ
¥ 1,575(税込)

京都を舞台に、大学の後輩に恋をした主人公・「先輩」と、先輩の片思い相手である「黒髪の乙女」が繰り広げるユーモラスな騒動を描いた恋愛小説。物語は「先輩」と「黒髪の乙女」のそれぞれの一人称で語られ、サークルの飲み会や歓送迎会、古本市、文化祭など大学生活をとりまくイベントを主軸とした全4編の短編小説となっている。黒髪の乙女が出かける先々におもむいてなんとか偶然の出会いを装おうとする先輩、かたや先輩の恋心にまったく気づかない天真爛漫な黒髪の乙女、二人を取り巻く怪しげな友人・知人などが繰り広げる物語は、テンポの良い独特の文体もあいまって楽しい読後感を残す。第20回山本周五郎賞・第3回大学読書人大賞受賞作。

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阪急電車

2010/12/24 
阪急電車

有川 浩
幻冬舎
2008/01
221ページ
¥1,470(税込)

全部で8駅、始発駅から終着駅まで15分のローカル電車・阪急今津線を舞台に、同じ電車に乗り合わせた登場人物たちのストーリーがリレー形式で展開していくオムニバス小説。往路(宝塚から西宮北口行)では、恋人を後輩社員に奪われたアラサーOL、乱暴的な恋人に苦労する女子大生、ささいなきっかけからつきあうことになった若い男女などが一駅ごとに登場し、復路(西宮北口から宝塚行)では、往路の登場人物たちのその後のドラマが繰り広げられる。どこにでもありそうな日常の一コマを切り取りながら、人と人との偶然の出会いとつながりを描き、読後にさわやかな余韻を残す一冊。2011年夏には中谷美紀、戸田恵梨香共演で映画化予定。

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火車

2010/9/21 
火車

宮部みゆき
新潮社
1998/01
590ページ
¥900(税込)

「模倣犯」「ブレイブ・ストーリー」など、数多くのヒットを生み出し、ミステリー作家として圧倒的な支持を得る宮部みゆきの代表作。主人公・本間俊介は、遠縁の男性から、婚約者の関根彰子の行方探しを依頼される。捜査を進める主人公の前に、本作品のテーマともなる、クレジットカードの多重債務に翻弄された女性の人生が浮かび上がってくる。宮部作品の中でも特に評価が高く、引き込まれるようにラストまで読み進められる本格サスペンス。

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手紙

2010/3/26 
手紙

東野圭吾
文藝春秋
2006/10
428ページ
¥620(税込)

山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ主演で2006年に映画化された「手紙」の原作。弟の進学費用を手に入れるため強盗殺人を犯してしまった兄・剛志。弟である直貴は「強盗殺人犯の弟」というレッテルに苦しみつつ生きる。そんな弟のもとへ、月に一度、服役中の兄から手紙が届く・・・。人気ミステリー作家・東野圭吾が加害者とその家族の姿を描いた話題作。
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