2017/3/29

北陸フィッシングショー  イベント告知

4月2日(日)に迫った北陸フィッシングショー、
モンキスとしてブースは出しませんが、
バリバスさんのご依頼で12:50〜13:30(←訂正しました)
メインステージに登壇します! 詳しくは↓
http://hokurikufs.org

ステージ登壇前、11時〜12時は確実にバリバスブースに駐留し、
そこでは『VAMOS』についてもお話しできたらと思ってます!
14時のステージ降段後はすぐ、別件で会場を離れちゃうんで、
そっちにも興味がある方は
その時間帯(11時ごろ)にバリバスブースに来ていただければ!

あと併せてに再告知させてください。
北陸ショー(金沢)でお会いできない方も、
中京の方は、4月9日は名古屋のでんでんまるさんで!
東京の方は、4月20日に渋谷(前回投稿に詳しく)で!
楽しみにしてます‼

クリックすると元のサイズで表示します

2017/3/28

渋谷で対談イベント  イベント告知

クリックすると元のサイズで表示します

『怪魚を釣る』の集英社さんの縁で、4月20日(木)、
渋谷でこんな対談イベントが!詳細は↓
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/62135


「ディアモン&モンキス製品を東京で触りたい」って声に応えて、

見せれるもの(バモス、モンキャ等)も全部持ってく予定なので、

気になる方は遊びにきてください。

たぶん、ディアモンはその時点で1本も残ってないだろうけど……

書籍、ルアー、小物は物販もしてもらえるみたいっす☆

2017/3/23

『MX–6+』と俺物語。  DearMonster開発記

クリックすると元のサイズで表示します
(10本切ってからはまず1週間持たないので、迷われている方は決断を。
弊社的には売れ行き低調だった『MX–6+』もそのステージに入りました!
ウチの直営サイトでのみの取り扱いロッドです→ http://monsternet.base.ec

アマゾン特化モデル『MX–6+』が、
残り10本切りました。

迷われている方がいましたら、お早めに。

この竿に関して、あんまり語ってこなかったけど、
下記のストーリーを書けば早々に売り切れちゃうのは、
これまでの流れからわかっていた(からしなかった)
だからこそ、実験してみたいことがあった!!

「専用、って謳わないと、
昨今釣り具は売れないんだよ!」


と、とある釣りギョーカイ人に言われ、
「でも専用竿のクセに他の釣りもできるって書き添えるのは、ウソにならない?」
と意地悪なツッコミをいれ、
「アマゾン“特化”」とその程度にだけ謳ってみた実験ーーー

そんな、“この竿と俺物語”、の最終章(エンディング)。
そこに至るまでは、下に長々語りますよ(こういうの好きな人がいるらしいんで)

・・・先に実験の結果から。
(ウチのユーザーさんに関しては)むしろ
そんな小細工(?)は邪魔だった!

と結論できて嬉しい。
『MX–7』も直営ネットショップで1ヶ月持たず(しかも自分は一切煽らず)、
『MV–65』は予約だけでネットショップには並ぶことすらなく終了
(発注数納品できなかった小売店さんスミマセン。そのうちまた作ります)、
そんな中、3ヶ月も売れ残った、
愛すべき不人気ディアモン『MX–6+』とはーーー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、始めます俺物語。


この“6フィートアンダー”竿にまつわる物語の最初の1ページは、確か2009年。
ディアモンの初代モデル『MX–71』(2012年発売)から、さらに約3年さかのぼる。

『ブラジルから注文来てんだけど、
小塚くん、どんな竿作ればいいの?』


という1本の電話に、

『“ゴーテン”を、レングスままに、グリップエンド長くして、
トルクあげて、ガイド大きくしてみてください』


とアドバイスした。そして完成した1本の竿があった。
その、仮称『ゴーテン・アマゾン』(※1ピースロッド)に触れ、
「このブランクをさらに発展させ、いつかマルチピースで出せたらな」と思った。

その後、その時電話をくれた方と、いざディアモンを作ることになり、
「オレの血が混じってんすから、
あの竿、1本ぐらい安く譲ってくださいよ!」

と言ってみたが、「1本残らずブラジルに行っちゃって無い」とーーー。

それから5年以上の時が流れ、2015年12月。
パプアニューギニアでの“おもてなし”釣行から帰国した翌日、
『MX–6+』の、その最終テストとして向かったブラジルで
マナウスで1番大きなショッピングセンターの中の釣具屋の一角にて、
まさかの“再会“!!

「お前、まだここで燻ってんのかよ〜!(笑)」

クリックすると元のサイズで表示します
(君の名は?笑)

18000レアル、2015年末の為替で、日本円だと6万円の値札が貼られていたソイツ。
(1レアル=32円ほど。ブラジルは関税率がやばい)。
海外でこの価格は、信頼の日本製品とはいえ、さすがに高すぎるかもしれないなぁ。
入荷当初は勝負できたかもしれないけど、
為替変動によっても、こうなっちゃったんだろう・・・いい竿なのに。

「可愛そうだし、日本に連れて帰ろうかな?」

と思ったけれど、値段はもちろん、せっかく世界半周してたどり着いた、
そのポテンシャルを最も発揮できる土地。
「わざわざ僕が追加で半周、結果、無意味なる世界1周をさせる必要はないか」
と、マナウスに残して帰って来た。

クリックすると元のサイズで表示します
(まさかの、マナウスで撮影w)

その残念な子の名は
『Squall』(スコール)。


きっと、マナウスの小綺麗すぎるショッピングモールの釣具店、
その片隅でクーラーの風に吹かれ、
蒸し蒸ししたしたジャングルでアマゾンの雨に濡れる日を今日も待っている・・・と思う(笑)
いつか大事にしてくれるお金持ちが現れる日を心から願う!
その釣具店を今後、訪れる方がいたら“不遇な我が子”の近況を報告してくれたら嬉しい。
(できたら買って、使って、帰りに土地の人にプレゼントしてほしい・・・次回、自分でやるか)。
僕が漫画『刃牙』の範馬勇次郎だったら、ジャックハンマーみたいな竿だなぁ。
若すぎる時代にポットできた子というか。手をかけてやりようがない。

一方『MX–6+』は「俺の血が濃い」刃牙だ。
ポテンシャルも、ジャックハンマーと刃牙の関係そのまんまだと思う(笑)
でも『MX–6+』のニックネームは、“BAKI”でも“KIBA”でもない。

いつも新モデルは発売に際して“私的ニックネーム”(印字はしない)を紹介するけど、
うっかり忘れてたので、売り切れ直前の、最後に。
71がノーリミット、8がシーラカンスドリーム、6がプレゼント、
7がパンクロック、∞がインフィニティ・・・じゃぁ、6+の名は?

この『MX–6+』はもう1つ、
重要なミッションを背負って生まれた。


日本の釣り人に「6フィートアンダー」というの短竿の魅力を広めたリスペクトすべき1本へ、
僕なりの、今度はド真ん中をいくアンサーソングである!
(MX-6+のもう一本の兄『MX–6 プレゼント』で既にジャブは投げてるけど)

“ゴーテン”の系譜、『Squall』を兄にもつ、5’10インチのこの1本。
「MXー6+」という印字より先に、
印字されない私的ニックネームの方が先に決まってた。

『MX–6+』“Aventure”(アバンチュール:フランス語)

わかる人には分かればいいメッセージ性を、

「バズーカー不要で両手が空けば、
女子のスーツケースひいてあげられるでしょ?」


な〜んて、ちょっとナンパな心のゆとりを併せ持ち、まとめあげた。
50cm以下レングスの、ノー・バズーカースタイルを獲得した“ゴーテン”は、
アマゾン以外でも、個人的には15年末〜16年始のアマゾン3カ国放浪以後も、
アフリカ西部(フランス語のコンゴ)で、アジアで、もちろん日本でも、
主にボートの釣りで出番が多い。

おそらく世界初(誰もやらないだけw)の
ピーコックバス(Cichla属)全15種完全コンプリート
の立役者にして、
根っこの深い&(作為的に)不人気だからこそ、より愛しく思ってる1本!
「アマゾン用か、なら行かないしな〜」と思っていた方含め、

熱くもユルい魂を持つ方に、
末長く、大事に酷使してほしいです!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、このモデルはそんな“私的実験”のデータ収集のため、
自社サイトだけの取り扱いだったのです(汗)↓
http://monsternet.base.ec

赤字で「発売中」って書いてるのが、『MXー6+』。
ごめんなさい、他は直販サイトでは全部売り切れです・・・。
『MXー7』や『MVー65』は、
ブンブンさん系列、フィッシング遊さん系列、でんでんまるさんには、
先週若干数だけ納品させてもらいましたので、
お探しの方はそちらでお願いします。!

・・・自分勝手極まるブランドですが、
こんな感じで、思い入れだけはどこより込めて竿屋やってると思ってます。
今後ともよろしくです☆

<PS>

クリックすると元のサイズで表示します
(2015年、パプアニューギニアにて。『MX–Grip』と併せて。
6+は無くなったら次回生産時期は未定ですが、グリップは近々再販します)

・・・ちなみに、この“アバンチュール”、
仲間内では“おもてなしスティック”と呼ばれてます。
上写真、テスト中のひとコマですが、何となくフランス感・・・(笑)

<PS2>

3月29日、ネットショップでの在庫無くなりました。ありがとうございました。
(来月9日の「でんでんまるさんのイベント」用に数本だけ残してますが)
・・・なくなってからで恐縮ですが、
こんな竿が僕にとっての「アマゾンスペシャル」だと、
つらつら書いてた詳細(そういうことは、どうでもいいかと削った)を最後に貼っておきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「MXー6」(日本の渓流まで考えた5フィート半)の
50cm×3本継ブランク(6+でも全く同じ仕舞い寸)に、
「MVー65」の40cmのグリップ(6+でも長さは同じ)
を組み合わせた通称“V6”チューンで、
この5フィート10インチの歴史は完結と思ってた。

だけど、より大きなルアーを扱え、
よりしっかりフッキングを可能にするバットパワーや、
(なので、6はレギュラー、6+はレギュラーファーストテーパー)
より太いリーダーが使えるガイドセッティング
(6はトップガイド5.5mm、6+は6mm)
グリップを2分割にでき、スピニングリールに対応にできる独自のギミック、
リールの高性能化&小型化という時代の流れに伴い
リールシートをMVー65のTCS17から、1回り小さくTCS16にする
・・・などなど、
(セッティングで作り出す愉しみとは別に)より絶対的な精錬を追求してみたかった。

印字するネーミングも悩んだけど(例えばMXー510、とか)、
よく考え、開発の思考変換を反映した「plus」にした。
「3本で世界を釣るには?」という住み分けバランスも考え、
数々の苦戦・敗北・失敗を教訓に
世界中、どんな展開になってもそれ3本で対応できるようラインナップした
6、7、∞のベーシック3機種の、不動の土台。

その「この3本さえあればなんとかなる」という安心感の中、
旅が深まっていくの中で、
「今度の旅は、こういう釣りを実現したいからプラスアルファであったらいいな!」
と、事前に作ってから行ったのがこの竿。

どういう展開になっても対応できるように、
というよりは「こういう旅がしたい」という理想ありきで作った感じ。


そんなプラスアルファの竿で描きたかった旅が、
僕にとってピーコック15種完全制覇というボーケンでした。
「08年、7フィート半のホワイトパイソン1本で通したアマゾンって・・・笑」
と、何もわからないからこそ楽しかったあの頃を懐かしく自嘲しつつ、
こーゆー竿で旅ができる現在もまた、嬉しくアマゾンを想っています。

2017/3/12

日本経済新聞2017年3月11日朝刊  近況報告

クリックすると元のサイズで表示します

日本経済新聞(3月11日朝刊)さんにお声がけいただき、
「怪魚を釣る」を読書欄に写真つきで紹介していただきました!

日々出版される数ある本の中、
なぜこの本が目に留まったか、僕自身が?ですが、
「ビジネスマンの参考にもなりそうだ」との評です。ホント?

…判断は読者さまにお任せします。笑

お求めはAmazonや書店でどうぞ(釣具店にはまずないです)。

2017/2/20

怪魚ライン『VAMOS』登場  近況報告

クリックすると元のサイズで表示します
(怪魚マガジン5で初公開、2017年新関連製品紹介、そのA。
3、4、5号は65m巻きで定価3300+税、2号は倍量130m巻きで定価6600円+税。
それが高いか、安いか考えながら、この記事読んでみてください)

いよいよ今春リリース、
“旅ライン”こと、世界初(たぶん)の“怪魚ライン”
『怪魚PE Si-X VAMOS』
の話。

この糸、玄人向けにわかりやすく(?)例えるなら、
コンセプトとしては、トルザイト・チタンガイドのような糸です。
価格はひとまず置いといて、絶対的頂点性能を目指して企画されたライン。

・・・とはいえ、結果的に、初期性能の持続が長く、
長い目で見たら、コスパという意味でも相当なレベルだと思います。
(耐久性能という意味では、Sicステンガイド的なのかも笑)
イメージとして、普段の釣りで100時間使った後でどうなのか、
酷暑のジャングルで30時間後どうなるんだ?って視点で考えてます。

マグロ用に鍛え抜かれたバリバスの最高級ラインを、
あらゆる意味で淡水(ベイトリールでの大物狙い)で使いやすい仕様に調整。
おそらく、世界初の淡水特化の大物用、“怪魚ライン”だと思います。
何が怪魚用なんだと言われれば、“色”・・・なんてのは、枝葉。
幹となるのは、ベイトリールでの使用をメインに考えたコシ。
芯が入ってない(リーダー組みやすい)けど、硬いです。かなり。
それが、スピニング主体の海の大物キャスティングゲーム用ラインとの違い。


クリックすると元のサイズで表示します
(“旅ライン”初陣は2016年4月のイラン。まだ無色だったころ。
佐藤イチローさんがマグロ相手に2シーズン磨き上げたSi-Xをベースに、
ラインナップにない4号以下の番手を、3号を軸にトライ&エラー。
写真の魚も、3号+ナイロン50ポンドリーダーにて)


発売が近くなったらもっと詳しく書きますが、
10代の頃から世話になってるVARIVASさんと、
僕(弊社Monster Kiss)の、10年来の付き合いの結晶。
「ネーミングは両ブランド名の融合、
『VAMOS』以外ありえないっ!」

バモスとは、南米(ポル&スペイン語)で
行こう、出発しよう、といった意味です。
コトバのチカラ・・・物書きのハシクレとして、
そんな部分でも、僕の“血”が濃いプロダクツです。

開発にあたり、もちろん、色々使い比べました。
以下私観ですが、コスパ(イメージで、普段の釣りで50時間程度の使用、
酷暑の中でも数日程度)なら、
サンラインさんのステューサーがおすすめ。
リーダー組まないなら、細くやわらかめの番手でいえば、
芯入りのヨツアミさんのオッズポットも強力な選択肢。
そんな“PEラインという旅”の果て、
仕様、性能、価格・・・のトータルバランス、
いわゆる“怪魚”ならばという総合点で、
「VAMOSなら間違いない!」と言いきれるに至った。

ここまでの絶対性能がいるかいらないかは各人の判断としても、
怪魚以外のナマズやライギョ、
2号でこの色と耐久性なんかはバスや大型トラウトなんかにも
最高級の使い心地のベイトリール用PEラインだと思います。
海でも、当たり前だけどイイ。
以後僕は、浅場&近距離戦ならVAMOSで通すでしょう。
2号(130m)はスピニングでも使います。根本的に2号は細いんで、柔らかい。
とはいえバモスは、2号にしてはえらく硬い。
細いPEは競合がいくらでもあるんで、シチュエーションに応じ、
ケースバイケース、つまりは好みで使い分けてもらえればいいけど。
いずれにせよ、バモスは2号で最“硬”級という個性を持つでしょう。

「太けりゃ、従来のベイトリール(ナイロン、フロロ用)で問題なし!」、なんて、
海外アングラーが粗削りで先行し、
日本の技術力を持ってそれ専用に精錬しつつある、
PEラインがベイトリールでも主流になる未来。
そんな時代に向け、一足早くVAMOS(出発)する糸。

とも言えるかも。
“怪魚ライン”ってのは、売り文句程度に思っておいてもらえれば。

長さは、3〜5号までは、先述のステゥーサー(サンライン)を参考に65mに。
2号は65mだと中途半端なので、スピニングに巻くことも考え、倍量の130mに設定。
とある雑誌のベイトリールオブザイヤーにも去年選ばれたらしい
シマノ・メタニウムMGL(=去年1番日本で使われたリールかと)を1年酷使し、
その糸巻き量を基準に決めた形です。
ノーマルスプールに4号でちょうど、
3号はやや少なめ(3号は、自分は主にアルデバランに巻いていた)、
5号でやや多く、純正(夢屋)深溝でピッタリ。
2号はノーマルスプールに130m1回巻くか、もしくはスピニングリールに。
いずれにせよ、使うと少しやせる(細くなる)んで、
巻いた当初は「ちょっと多いかな?」と思うくらいで後々よいと思います。

海の大物用(最低でも200m巻き以上)の、諭吉1枚分以上する糸に、
「たかが糸に1万円!?」と買い控え(気持ちはわからなくもない)、
何か月ものアルバイトDAYSの末の結晶を、
あと一歩でラインブレイクした若者の話を、何度か聞きました。
糸と針こそ、お金をかけるべき部分。
優先順位は、竿やルアーからじゃない(断言)。

極論、1ピースや1&ハーフロッドで「かったるいなー」と思いつつ旅しても、
持ち運ぶ体力があり、ストレスを許容さえできれば、
いつも日本で使ってる道具のままで、“怪魚”に出会うことは充分可能。
実際、自分もせいぜい2ピースロッドで10年近く旅してました。
ウチのディアモンを筆頭に近年増えた旅想定のマルチピースロッド
を買い足さずとも、全然大丈夫。
自身、そのド真ん中にいる立場だからこそ言えば、
“怪魚”なんてニッチな市場でも、竿は利益額がデカいから、
自分のようなシロート商売でも比較的やりやすいのです(笑)
経験者が極めて少ないから、言ったもん勝ちみたいになる、ヤクザな商材。
(すべて釣り堀の魚で広告作ったりね・・・あれはさすがにリテラシーを疑う)
一方で、コツコツとした商売になる糸、
リアルに比較結果が出ちゃうモノって、極めてやりづらい。
でも、バリバスさんは取り組んでくださった!

そもそも、企画発端から、ちょっと異常だった。
2016年始のフィッシングショー、
バリバスブース内での僕のトークショーを聞いた会長さんに、
終了後、別室に呼ばれてしまった。
「『SMPは6号でバランス最高。
3号とか細い番手なら、ベイトリールに巻く場合、
SMPより、ヨツアミのオッズポットお勧めします!』・・・って、
ステージ上でまで本音言っちゃったことを怒られるのかな(汗)
まぁホントのことやし、今後ラインもらえなくなってもしゃーない!」

と覚悟しつつ、職員室に呼び出された中学生のような気分で、トビラを開けた。
そこには社長と会長が並んで座っており、
「以後、旅の資金を全額サポートさせてほしい!」
という、予想外の、ありがたい申し出をされたのだった(笑)

どーも僕の話は会長のナニカに火をつけちゃったらしいが、
丁寧にお断りさせていただき、そのうえで、
「僕だけに投資するくらいなら・・・
まず儲からないこと前提で、糸作らせてもらえませんかね?
それが売れようが売れまいが・・・多分売れないけど、
売れた分に応じてロイヤリティもらってるほうが、気楽です」

と提案した。
そして以後、この「売れないけど孤高のラインを作るぞ☆企画」は、
トップダウンで進行(強行)されたのだった・・・笑。


・・・話が飛びましたが、戻します。
幸い、僕は学生時代からバリバスさんの糸を無制限に使わせてもらったので、
あと1歩でラインブレイクって経験はほぼ無かった。
だから、涙を飲んだ後輩若者諸氏の、“あと一歩”に、協力できたらと思った。
安くない糸になるけど、必要最低限量ずつ、
飲み会1回、辞退すれば捻出できる価格で出してあげたい。

どこどこに行けば釣れる、とか、連れて行ってあげるとか、
そんな直接的協力は簡単なことなんだけども、
ある意味、最も美味しい部分を奪うことになると僕は思う。
30代を迎えた今の僕にできる応援は、こんなことなのかなーと。


クリックすると元のサイズで表示します
(10月のカナダ。“旅ライン”と呼び、少しずつ露出しだしたころ。
このころは、グリーン単色のプロト段階だった。5号+リーダー70ポンドにて。
SMPは堅さのバランス故6号90ポンドをメインにしてたけど、
5号で80ポンドの直線強度が出て、耐熱素材練り込みで根ズレ耐性が上がり、
そんでこの硬さなら、これまでSMP6号でやってきた釣りを
1ランク糸細くして、Si-Xの5号基準で行けると思った。
SMPと比較してつぶれにくく、
故にスプール内で食い込みも少ない=バックラッシュも減る
2016年、僕個人による海外だけで計4回、8か国。
総滞在日数57日、うち釣り日数で約20日程度投げ込んだ。
それに加えもちろん、日本でナマズなど相手に使い倒し。
その他、武石さんや、藤田君(怪マガDでムベンガ釣ってるね)、
弊社ユーザーでアマゾンに旅に行く学生さんなどに使い倒してもらいました。
国内ナマズ&ライギョでの酷使レポは、後ほどまたまとめる予定)

もっと言えば、『VAMOS』は入り口でいい。
ビジブルな白や、より長い巻き量、より太い号数(6号以上)が必要なら、
同じSi-X製法の「アバニキャスティングPS Si-X」(300m巻〜、5号以上のみ)をドウゾ。
色は明るいほうがいい場合も多いけど、
使ってりゃそのうち色落ちして、必要十分に明るくなる。
ぶっちゃけ特に気にしてない点だったけれど、
色を付けてもつけなくても価格に反映されない(着色しても同じ原価)とのこと、
であればと、ある意味で大衆迎合的に色を付けてみた。
見やすい色も、カモフラも、一長一短あるでしょうたぶん。
であれば色を付けたほうが、(長い目で見て)どっちも楽しめるなーと思った。


「最近出たバリバスさんの最高峰のマグロ糸、
使ってみたいけど、SMPよりさらに高い。
いきなり300m巻きとかは手が出ないなー。
ひと巻きだけ試してみて、良ければ、
次回まとまった量で買いたいなー」


ってな、僕のような感覚の淡水魚ファンは、
Si-Xの使用感を、まずは「怪魚PE Si-X -VAMOS-」で
リーズナブル(私観)に試してみてください☆

クリックすると元のサイズで表示します
(2005年夏のアフリカから製品提供を受け、
2006年モンゴルで真っ白の旧アバニマックスパワー5号直結でタイメン、
以降、グレーのSMP(スーパーマックスパワー)を約10年使い倒した
経験的土台があり、そのうえで、今年からSi-X導入。
怪魚マガジンDでいうと、
その時まだSi-Xが製品化されてなかった2016年2月帰国のピーコック記事以降、
2016年は1mを超えて成長する大物にはすべて、僕はSi-Xで挑みました。
このヨーロッパナマズも“旅ライン”と書いてたプロト、グリーン単色時代の釣果。
マスキーも、ヨーロッパオオナマズも、ルアーで狙う場合は
VAMOSの5号を65m巻いたメタニウムで充分だと思った。
自分は去年1シーズンで1回だけ、魚に切られた。根がかりでリーダーから切れ、
直結で何とかならないかやってた時に大型のヨーロッパオオナマズがヒット、
たぶん2m前後の個体でで5分ほどのファイトの末、
20時間ほど私用しやや柔らかくなってきた段階の5号がブレイク。歯に擦れ続けた感じの断面。
ナマズよ、すまん・・・2016年度VAMOSを使い通した末、魚でのラインブレイクは直結時のこれ1回だった。
リーダー入れててのブレイクは、ゼロ!)



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ