2017/1/16

トークイベントや講演など  近況報告

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(俺の鍋祭!笑)

昨日は午後から、クルン高岡(高岡駅地下B1)でのトークショーでした。
ほんとは前日は早く休むべきですが・・・明らかに天候が猟によいので、
思いっきり羽伸ばすべく朝5時まで仕事して、出猟!

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(雪降ると道中の景色最高!特に朝は清々しいです)

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(寒すぎてサギも爆睡。撃っちゃダメな種類なんで写真はイメージ。
こんなに近づけるほど寒い。声出して脅かすと飛び去りました。笑)

その後、愛知から遊びに来てくれたディアモンユーザーさん夫婦に羽むしりを手伝ってもらい、
お昼に富山の隠れたグルメ、“ガチパキ”カレーをご案内。
おなかも満腹で、トークショー会場へ移動!

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(高岡駅地下、クルン高岡にて。
足元の悪い中、ご来場いただいた皆様ありがとうございます!)

駅前で『高岡鍋祭り』が開催されてたこともあったのでしょうが、
人が多いと、この“都会をお手本とした再開発”もハマりますね。
依頼を受け、とりあえず打ち合わせに伺った際、
あまりの人通りの少なさと、にもかかわらずの、
お金だけはかかってる印象のこの場所の雰囲気に、
正直なところ、お断りさせていただきたくなったのは事実で。
というのも、再開発前、高校時代までの記憶にあるさびれていた駅地下のほうがまだ、
僕が“ホッ”とするナニカがあったからです。
で、昨日、鍋祭りで人出が多い非日常的状況を見て、
「今日の駅地下は、なんかいいな」と感じ、気づきました。
都会的のオシャレ感というのは、人がいっぱいいる前提のデザインなんだなーと。
それを人が少ない田舎でやると、むしろ虚しいというか。
だからこそ、人がいないこと前提の日常に寄せた再開発、
この駅地下の場合、視界に1人しか通行人が見えないからこそ、
画になるようなお金のかけ方を考える必要があるんなー、なんて。
当事者になってみてわかる気づきというか、依頼をお受けして、良かったと思いました。

「こういうイベントでよくある、最終的に『高岡を盛り上げよう!』みたいな、
予定調和の1時間にはならないようにできればなーと思ってます!」

と前置きしてののトークショーには、そんな気付きからでした。
対談のお相手は旅行関係の方で、
「地元の人も知らない隠れた魅力を紹介する」という、
最近の王道的(他地域にも増えている)な活動をされている方だったので、
その太い軸があるうえで、

「人がいない静かさが田舎の価値、発展したらアイデンティティロストでは?」とか、

「高岡大仏も、奈良大仏には及ばない。自分が日本に来た外国人なら、(高岡の)瑞龍寺より、東大寺に行きたい」とか、

「とはいえ、高岡はコンビニもツタヤもイオンもあって、“いわゆる田舎”にも徹しきれない」とか、

「“一緒に地元を盛り上げよう!”という暗黙の雰囲気こそが、Uターンを考える人にとってもしろ精神的障害かも」とか、

あえて、シニカルに、でも正直に思うことを話しました。
ワタリガニの話だけは、もうすでに新湊でブランド化に動いているみたいですね。
勉強不足でした。・・・なにか心に引っかかってくれる方がいたら、嬉しく思います。
そして、このイベントをきっかけに、まずは駅地下にこんな都会風の場所があることを
知ってもらえたら、クルン高岡さんのご意向に沿えたのかなと。

そんな意向(駅地下に来る人を増やす)もあり、
高岡に関連する話に帰結させること前提のトークショーだったので、
いつものような世界の怪魚の話、自由なイベントを期待して
集まってくださった子供さんには少々物足りなかったかと思いますが、
それでも、サインに行列ができてホっとしました。

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(『怪魚ハンター』(ヤマケイ文庫)にサイン中。
やはり1000円アンダーはとっつきやすいのでしょう、好評でした!)

早く猟に戻りたい思いはありつつも・・・お子さんたちからの質問には
時間無制限に付き合うつもりでしたが・・・
最後に、ちょっと不快なできごとも。
「すみません、ほかの仕事で、遅れました。今日は何を話したんですか?」
と唐突に、取材ノートとペンを取り出すとある地元新聞の記者。
今日は何を話したんですか、って取材はないっしょ(苦笑)
もっと質問したいようでしたが、さすがに、
「これ、ルール違反だと思うんで、失礼します」とテキトーなところで切り上げました。
相手の時間へ配慮するセンスって、都会であれ、どこであれ、普遍ですよねぇ…。
時間を有効に使えるのが富山の魅力と思ってる自分には、残念な出来事でした。

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(その後、再び猟へ。薄暗い中、パックラフトで回収へ向かう同行のスタッフY)

3時に町の中心部(駅前)をはなれ、日没の5時までのカモ2匹を追加、
ラスト1匹は日没の発砲禁止時刻間際、
新聞記者の質問を切り上げたからこその1匹!笑

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(本日の僕&スタッフYの猟果。“俺の鍋祭り”は、
下処理につかれて、明日以降になりました・・・笑)

そんなこんなで、地元について色々考えた週末でした☆


PS
ちなみに今日(月曜日)は、
今度は富山市の中学理科の先生方への講演でした。
11月〜2月までの猟期は日本にいることが多いので、
各種、短日〜数日で身体の拘束時間を伴う依頼は、
この間にいただけると嬉しいです。
それ以外の季節に先の予定を固めちゃうと、
急な海外撮影などにスケジュールの制約がでてきてしまうので。
ただ今年は、すみません、2月末まで執筆に集中したいので、
今すでに引き受けている依頼に取り組むだけで精一杯です。
よろしくご理解いただければと思います!

2017/1/11

1本のメール  近況報告

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(今年の釣り始めは、ワカサギ@野尻湖byレンタルタックルでした。
よくしていただいているバリバスさんが力入れておられることを百も承知で、
あえて、伸びシロに思いを馳せるための体験をしてきました。
執筆がうまくいけば・・・最新鋭タックルを買いそろえ、シーズン終盤に再訪したいです!)


全然釣りに行ってない、
執筆がひと息つくまで行く気がない(この時期、近所で時間を使うなら、僕は猟のほうが楽しい)ので、
昨年末におこったとあるできごとにからめ、雑感を。

それは1通のメールから。

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初めまして。
自分は高校3年のT橋(※補注。ブログ上では頭文字をアルファベットに僕が直しました)という者です。怪物狩り、モンスターキスのホームページ、世界の怪魚釣りマガジンなどを読ませていただきいても立ってもいられなくなってメールをさせていただいてます。
特に怪物狩りを読んで自分も大学の在学中、二十歳までにどこか海外に出て釣りをしたいという新しい夢が出来ました。
そこで本内に綴られていた100%の釣果が保証されているブンサムラン湖を最初の目標にすることにしたいと思い、色々調べ始めました。
その中でいくつか不安な事があります。
一つは言語について英語は授業で少し得意程度の自分ですがタイでは英語もあまり通じないという事がわかりました。そこでどのように言語の壁を超えればいいのか。
二つ目は泊まるところについてホテルを予約した方がいいのか。ブンサムラン湖周辺で野宿が出来るかなど
三つ目に電子機器の充電をするに当たって電圧が国によって違うと思いますが充電器はどのようにすればいいのか。
最後に出国前にしておくべき事前準備について。

勉強不足で申し訳ありません。もしよろしければ教えてもらえる範囲で知恵をさずけていただきたいです。

生意気で図々しく、大変失礼も多い文面で申し訳ありません。
心より小塚様のご活躍応援しております。

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高校生にしては、それなりにしっかりしたメールなので、
相手の年ごろ、、思うところなどを想像し、こんな風に返信しました。

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T橋さん 

はじめまして。小塚“拓矢”です。
一昨日までタイにいて、返信が遅くなりました。
メール拝読しました。

100%の釣果が保証されているブンサムラン湖>

う〜ん、今現在は、あんまりナメていかないほうがいいですよ(笑)
というよりも、せっかくはじめて海外に行くのに、釣り堀だけで満足?
まだブンサム(メコン大ナマズ&パーカーホ)は、タイならではのダンゴ釣りが確立されていて、
ウデで差がつく“釣魚”としての釣り味があると思うけど、
僕は、僕が思う“怪魚”としての魅力を、君も求めていると考えるので、
であれば、目指す場所は再検討したほうがいいかなとおもいます。
こと、現在タイに乱立する肉食魚系の釣り堀なんかは、
僕に言わせれば、「オトナになってから行けばいいんでないの?」という感じです。
それなりにお金もかかるしね。

100%の釣果が保証されていないからこそ、釣りは楽しい、
予期せぬ展開が起こるからこそ、旅は面白い、そう思っている自分は、
時間がある若者は、たとえ釣れずに帰ってくるにしても、
誰かの後追い(僕含め)じゃない旅、冒険を目指して欲しいと思っています。
それが、『怪物狩り』や、昨日発売の『怪魚ハンター』に込めたメッセージです。

忙しい社会人や、家族・新婚旅行ついでに1日、なんて方、
体が悪くて奥地に入り込むのは不安、という方には、
ブンサムは便利で楽しいアクティビティだと思います。
“怪魚”に興味を持ってくれた方の入り口としては、選択肢のひとつだとも最近は思います。
なにより、幸せ自慢されまくってムカつくので!?、僕も新婚旅行なんかの際には必ず立ち寄ろうと思ってます(笑)
ただこの遊びは、僕自身がそのようなまるで予定のない未来にやればいいやと考えるように、
きっと何年先でもできることです。
学生さんなら、辺境へと分け入り、帰国便前に1〜2日ゆとりを持って大都会・バンコクに戻ってきて、
併設のレストランで美味しいアジア飯を運んでもらいつつ、
旅を〆くくりにちょっと足を運ぶ・・・そんな遊び、選択肢もあるくらいに思っておくのが
いろんな意味でいいんじゃないかなと思います。
なにか起こってしまうかもしれないリスクより、なにか起こるであろうチャンスを、
そして、君(たぶん彼女いないでしょ?)が今しか出来ないという意味では、
チャンスの向こう側にあるカオスに特攻し、派手にやられてきてほしいです!
やっぱ彼女や、家族が出来たら、そちらを楽しませること優先するもんね。僕ですらも。

・・・つまり、こーゆう、説教たれるオトナが既にいる場所ってことです(笑)
タイでも、バンコク周辺の釣り堀やカオレムダム、シーナカリンダムなど、
日本人が行く場所はまだまだ限られているから、
そこを外せばまだまだ冒険的な旅は可能だし、
周辺国でならもっと、プリミティブな体験ができると思いますよ。

以下、質問に簡潔に答えます。その簡潔さに、相手の立場を推し量れるようになってもらえると嬉しいです。
そんな習慣、ものの考え方は、ゆくゆく巡り巡って旅の成功にもつながると思います。


■一つは言語について英語は授業で少し得意程度の自分ですがタイでは英語もあまり通じないという事がわかりました。そこでどのように言語の壁を超えればいいのか。
→怪物狩りに書いてあります。読みましょう。そういう質問に一人ひとり毎度毎度丁寧には答えていられないので、本にしたんですよ。

■二つ目は泊まるところについてホテルを予約した方がいいのか。ブンサムラン湖周辺で野宿が出来るかなど
→ブンサムは24時間営業なので、野宿もできます。ハンモック持ってくといいかも。ただ近々、移設(含め経営体制変わる)のウワサありです。

■三つ目に電子機器の充電をするに当たって電圧が国によって違うと思いますが充電器はどのようにすればいいのか。
→マルチアダプタ(「サスケ」と呼ばれるものほ自分は所有しています)を買っていくと安心ですが、
タイならアダプタや変圧器なしで、普段通りコンセント挿入&使用できる場合がほとんどです。ただ、このような質問は現代、「ブロガー」と呼ばれるような、アクセス数に応じた広告収入を得ている人たちが発信する情報がいくらでも出てきて、僕よりも詳しいので、彼らのビジネスに協力してあげてください。

■最後に出国前にしておくべき事前準備について。
→人それぞれかと。「何がわからないかがわからない」段階だと思いますが、だからこそ、1回、失敗前提で旅をしてみたらいい。それができるのが、学生です。「何がわからないかが分かった」うえで、それが自分でそれなりに調べても難しいようなら、僕に相談してください。具体性のない質問に、漠然と答えられても、嬉しくないでしょう? お互いにメリットがないことは、やめましょう。
あくまで一般論、外さない準備として、何より資金でしょう。最低ラインで、航空券代+5000円×滞在日数分をアルバイトで稼いだら、日本で情報収集やあ〜でもないこ〜でもないと準備や買い物してる日数があったら、タイ行ってから現地で試行錯誤すれば話が早いんでない?って思います。


長々返信させてもらいましたが、同様の質問は結構くるので、
そのうちブログ更新に転用させてもらいますね。
オトナはコスパで考えちゃうんでね。

では、良い旅を!

==================−=
小塚拓矢
〒933−00〇〇 富山県高岡市〇〇 〇〇〇―〇
携帯 090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
=============−======

↑参考までに、こんな感じでフルネームと、住所、連絡先(電話番号)などある程度個人情報を伝えるのがマナーです。社会人の場合、所属などの立場も書き添えます。
とくにT橋なんていう、君のような日本に多い苗字は、僕の場合でも複数人知人がいるので。
届いたメールに返信するか、無視するかは受け取った方の自由ですが、どうあれ、送られてきたメールに目を通すだけでも、相手の時間を頂くわけです。「メールの書き方」とでも、ググって勉強してみましょう。先のある若者なので、一応苦言します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以上、ブログ上では個人情報は伏字にしますが、個人情報を添え返信しました・・・が、残念なオチが。
送信エラーで跳ね返ってきました! ←ケータイからの送信あるある
時間をかけて変身したこともあり、長文すぎると文字数制限で届かない場合もあるので、以下のようにシンプルに再度メール。


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追伸
パソコンからのメール受信設定、どうなってますか?
エラーが返ってきました。この辺に事前配慮しておくのも、マナーの一つですよ。


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結果。これもダメ。機械送信のエラーメッセージ(送信できませんでした、ってやつ)が帰ってきました。

そんなこんなあって、以下はメールでのやり取りに関する僕個人の考えです。
高校時代、僕自身も面識のない目上の方にメールで相談させていただいたことがあります。僕自身もそうだったかもしれないので、相手のバックグラウンド(年齢など)を考慮したうえで、こと相手が年下(若者)の場合、多少、失礼があっても、できる限り対応したいなと思っています。
根本的にあまりにも失礼なメールや、相手がそれなりの年齢で、にもかかわらず非常識すぎるなと思った場合などは、関わるだけ時間の無駄なので、返信しないこともあります。

ただ、僕なんかは、返信するしないはある意味で“気分”ですが、
ウチのスタッフに任せているネットショップなどでの対応は、
相当失礼であっても、商売である以上、その線引きを低くせざるを得ません。
(“常識”に迎合するようで、嫌々なんですけど。蛇足ですが、これを一例としてあらゆる場面で精神的な消耗を最小限に抑えたく、社員を雇い、ことお金が動く製品販売に関しては完全に任せました)

ぶっちゃけ、商売をするならば「お客さんは神様である」は一理あるけれども、
会社(ブランド)もお客を選ぶ権利があると僕は思っていて、
「こっちは客なんだぞ」みたいな、どういう関係であれ相手の立場に配慮する心の余裕のない人、
ストレートに言うと頭が悪い人(トラブルの原因が自分にある可能性を考えられない人)とは付き合いたくないわけなんですが、
そこで終わればいいけれど、「あの会社、対応が遅い」とか、「返信が来ない」とか、
周囲やネット上でネガティブキャンペーンをされてはたまったものじゃない。
情報を個人発信できる現代では、必然なのかもしれないけど、
そんな人間ほど、周囲に求められていないから暇なわけで、そういう行動にでる時間がある。
仮に、苦労して連絡し、販売しても、また「折れた」「修理対応が悪い」だなんだお互いにとっての不幸が重ねる。
そのへんは、極論、価格設定でしかふるいにかける方法はないと思ってるんですが、
僕個人の信条(?)としては、最も旅の肩を押してやりたい世代(学生・若者)が、
けして、懐にゆとりがあってうちの製品に興味を持ってくれてるわけでないことも知っているので、
無駄遣い(衝動買い)をしないよう安すぎもせず、
一度有り合わせの道具で旅して「欲しい」が「必要」に変わったとき、
ぎりぎり届くか届かないかの価格にある竿としてず〜っとあり続けるすべく、
ほぼ販売方法を「ネット直販」に限定して、原価に対しての利幅を必要最低限にしているつもりです。

「めんどくせー。ビジネスはビジネス。信条とか、どーでもいいや!」と思えば、
原価を下げ、大量生産&量販店流通させ、ビジネスモデルをシフトし、顧客ターゲットを変更します。
もしくは、値段を上げたほうがむしろ喜ぶお金持ちだけに顧客を絞り、高利小売を推し進めます。
ただ僕は、ワン・オブ・メニーで選ぶ人、結果何を手に入れても満足できないオトナに商売するのも、
「何か違うな」と思っちゃう。“ラク”な方法はわかってるつもりですが、“楽しく”ないなーと。
コストパフォーマンスを追求し、より良いものを作るのは当然として、
どんな人たちが使うか、それにより未来に何が変わっていくか、ということまで思いを巡らせる、
それがブランディングってことだと、僕は思っています。
乞食みたいな若者から、妙齢のオジ様まで、現在ユーザーさんは多岐にわたりますが、
「ディアモンスター」という、一本筋の通った、
清貧(好きな言葉です)な“格”を維持することを大事にしています。
またそれは今現在、愛用してくださっているユーザーさんへの誠意だとも思ってます。

閑話休題。高校生のメールの話からずれてしまいましたが、
以上、それをきっかけとして最近思ったことを書いてみました。

夏ごろからぶっ続けで3冊取り組んでいる執筆作業は、相当クリエイティブを消耗し、
また僕にとっては、ビジネス的バランス感覚が必要な仕事とはベクトルが相反するので、
同時進行的になかなか両立できません。
少なくとも今取り組んでいる最後の1冊の作業が一息つく春までは、
販促には必要最低限のエネルギーしか割くつもりはなく、
(製品の仕様確定までの“開発”は、クリエイティブな作業なので執筆と相反しないため、息抜きという言い訳つけて、編集者さんを困らせつつ、ガンガンやってますけど・・・)
そんなわけでコッチにも久しぶりに時間とエネルギーを割いたので、
以下ちょっとだけ、見返りを求めたいなーと思います(笑)

上記理由で、ほぼノンプロモーションですが、
スタッフYとの2人分のクリエイティブをつぎ込んだ『MX-6+』が、
初回入荷分がいったん売り切れで販売ストップしたものの、先月末に再入荷しました。
現状ではまだしばらくは在庫あるようです。この竿は、ディアモンの原点に立ち戻り、
(ホントは卸したい、卸すべきお得意様のお店もありますが)心を鬼にして⁉ネット販売限定で、
旅など、こちらの事情で返信・修理対応などが遅れても『より良い竿を作ってよ!』と笑ってくださるユーザー様に向け、
そんなユーザーさんが「オレだけのオマエ」的な中2病的愛情を注いでもらえるような、
ニヤニヤ満足してくれる竿であればいいと思って、リリースしました。
“限定販売”と言い切る(=結果、煽ることになっちゃう)ことはしませんが、
限りなくそれに近い形にしようと現時点ではぼんやり思ってるというか、
そもそもそーゆー販売戦略をことを考えること自体、
(スタッフYはどうかわかりませんが)僕はめんどくさくなり、
不確定要素満載ゆえに小売店に出せない(迷惑かけかねない)、注文書作るのも疲れるしー、ってな、
「作り手としても、この竿サイコー!という一瞬があれば、それでいいやんけ!」
と思って世に出すことを決めてしまった、そんな“最高の不良品”です。
興味のある方は、無くなってからの文句はだけは、言わないでください(笑)
再販などについて、何一つ約束はしません!

2コールで電話嬢が出て、丁寧な対応をしてくださる会社、
メール送れば即日返信&発送されるブランドがいいという方は、選ばないほうがいいかと。
「電話しても全然つながらない」、そんな会社だからこそ、その製品クオリティを信じられる、そういう方に。
釣り具で例出すとトゲたつので・・・食事を例に。
僕、最近、中途半端なチェーン店や量販店に飯や飲みに行かないんですよ。
自分が、「学生相手で客単価1500円でもキャッチしてこい」、みたいな安居酒屋の厨房で働いていた経験があり、
また、これでも一応、経営者のはしくれだからだと思うんですけど、
マクドナルドや牛丼系といった「(時短ふくめた)コスパをの究極を食べに行く」か、
もしくは、とんねるずさんの番組の“きたなしゅらん(だっけ?)”みたいな、汚いのになぜか続いている店や、
そうでなくとも夫婦による個人経営のような「ファーストフードとは対極意味でのコスパ」か、
お店の選び方が完全に2極化してます。支払いは、千円札1枚か、諭吉さんか、みたいな。
「うんうん、わかるわかる」、そういう方はきっと、ご満足いただけると思います。(ウチの製品そのものは。笑)

・・・製品の細部を紹介するより、ブランドのスタンスをキチンと説明するほうが、
ミスマッチングが減り(ウチの製品を買わないほうが、満足してもらえる場合もあると考えてます。それはそれでOK)、
結果、お客さんの満足度が高まり、何より自分の要らん労力も減る(超大事)と最近思ってます。
「思ってたものとちょっとちがう・・・けど、これはこれでいいわ。笑」と。
この10年ちょいの間で、計47回、淡水魚釣りだけのための海外行。
この点に関してだけは、日本で1番の密度で取り組んできたという自負もあります。
メニューがない店のシェフのお任せコースというか、
「・・・これはこれでいいというか、むしろ、自分でもわからんかったけど、
本当に欲しいものはこれだったのかもしれない!」と思ってもらえたら、至上の喜び。
もちろん、細部・詳細を説明しきれるに越したことはないんですけど、
むしろ「聞くより、自分で発見してください!」というか・・・(←わー、また逃げた。笑)

あともう一つ。2月のNHKのBSで放送される番組で、
バーリートードシリーズ(M「V」表記)の共同開発者であり、
僕が全権をもつオリジナル(M「X」表記)のアドバイザーでもある武さんが、
『MX—∞(インフィニティ)』で、アマゾンにていい釣りしたそうです。
今年2017年は、早いものでモンキス社創業5周年。
毎年恒例の、夏のまとまった生産枠&販売は、今年は5th記念モデルを作ろうと思っていて、
これ3本で全世界の淡水域をカバーすべく作られた基本3機種『MX-6』『MX-7』『MX-∞』のうち、
少なくとも現段階で若干数在庫が残っている『MX-∞』に関しては、
増産を約束できません。売り切れてしまえば、またしばらく(長ければ1年以上)在庫なし状況が続くかと。
先代『MX-8』から繋がる“シーラカンス用ロッド”の系譜は、弊社の魂です。
個人的は、テレビを見た、ある意味でミーハーなお客さんより、
ずっと迷い悩んでおられる方に使っていただきたいので、先に内情リークをしておきます☆

弊社製品のお買い物は直営ネットショップから。


・・・ふーっ、消耗した。春まで“仕事”はしません!笑

2017/1/1

謹賀新年  近況報告

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(ワイヤーとフックの角度にご注目。折れてる訳じゃないですよ)

明けましておめでとうございます!

今年は、総じてこれまでの蓄積をアウトプットする1年になりそうです!
紙系でいくと、怪魚マガジンD(地球丸)、『怪魚を釣る』(集英)、
そして、満を持して!?『続・怪物狩り(仮)』の制作に本格着手!
僕がやらねば進まない仕事で、元日からてんやわんやなう、なのです(涙)
一段落する春まで、人付き合いが悪くなると思いますが、
嫌いにならないでください(笑)

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(『MX−0』で、チャンナ・ストゥリアータ(※プラー・チョン) )

モノ系では、足かけ3年開発系の製品リリースが続きます!
新年早々、旅先から嬉しい報告が届いた『Channa:チャンナ(仮)』。

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ライギョ(Channa:チャンナ属)をデザイン的にも意識した
フック交換式・極小バズベイトなど、
ケチで、荷物が増えるのを嫌う僕が、「必要だな」と思うモノ。
ロッド、ルアー、ラインなどなど・・・お楽しみに!

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(おかげさまで好評いただいた「チタラ」、
それに通じる、可愛くて、シンプルで、それでいてどこか異国の風を感じるのモノづくりを。
国内外、あらゆる魚にアプローチできるルアーを提案していきますゼ)

いち釣り人としては、2014年以来2年ぶりに、
今年は「フックポイント2個以下ルール」で楽しもうかと。
シンプル&パワフルな1年にできればと思っています。

今年も宜しくお願いいたします☆

2017年元旦

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(ついでに作って、旅に持参してみた色々。チャタータイプは、ソコソコ使いどころがあるけど、
やっぱり、フィールドの規模に起因する展開スピードや、灼熱環境下での引き抵抗の軽さなど、
複合的な理由で、ぶっちぎりでバズを投げるシチュエーションが多かった。
スピナベ投げるなら、チタラでいいし。引っかかるなら、チャンナ(バズ)、と。
・・・バス釣りにハマってた高校1年の時、1シーズン、スピナベ“のみ”を投げ倒してみた事がある。
いまでも、バス狙いの岸釣りでルアーを「1個だけ」選べと言われたらスピナベを選ぶ、
それくらい信頼しているし、得意ジャンルのルアーだけど、
大学入学以後、いろんな魚種を狙うようになると、スピナーと、バズベイトの2つに使用ルアーが別れ、
だんだんスピナベは使わなくなっていった。
2017年元日現在、2015年までのスピナーの使用頻度の多くは、2016年以降チタラがとって変わり、
ただ、チタラが唯一不得意だったサブサーフェイス〜水面のニッチを、『チャンナ』が埋めた!嬉)



2016/12/31

行く年、来る年  近況報告

ウチのスタッフが今年1年をまとめてくれました!

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上半期編はコチラ↓
http://monsternet.base.ec/blog/2016/12/30/190000

2016年上半期の1番の思い出は、マラリヤで2回入院したこと!
とにかく、病院にお世話になる事が多かった(汗)
一時、血圧が上で72まで急降下し、夜中の病室に医師5人が駆けつけた!
「・・・いわゆる“危篤”ってやつ?(笑)」
5m歩くと息が切れ、顔が濡れたアンパンマン状態を体験できた(汗)

下半期はこんな感じ↓
http://monsternet.base.ec/blog/2016/12/31/080000

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国内での最大の思い出は、イシダイ@船。
シンプルながら、なんつー難しさと、愉しさと、魚のカッコ良さ!
そして美味しさと・・・アニサキス!(今年3回目の入院。笑)

個人的な重大事件は、因縁に完全勝利したこと☆

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(Facebookでは、過去最高の3114人の方に「いいね!」を頂きました。
言葉の壁がある海外では、日本以上に、ある事無い事、情報がねじ曲がります。
ここ数年も何度か、自分にも、自分同様の「○○さんのあの魚、実は……」みたいな話を聞かされて、
その度にキッパリ、「そう言うあやふやな事は、人に言わないほうがいいですよ」と断ち切っています。
海外の魚に限った事ではないですが、ひとりひとり、1匹1匹、“一生の思い出FiSH”があります。
他人の魚の事なんかどうでもいい、嫉妬してる暇があれば、自分の釣りを追求しましょうよ。
8年も苦しめられ続けた、僕からの提案です)

2008年以降、心に刺さっていた氷のトゲが溶けた。
釣りにも旅にも、以降、どこか斜に構えるようになってしまっていましたが、
いま、全ての釣りが、100%楽しい!

そうして書き上げることができた、『怪魚ハンター』
そのような状況&心境の変化を経て、書き終えた時、本当にスッキリしました。
原著『怪物狩り』以上に、素直で正直な本にできたと思っています。

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(文庫本にまでしていただけたのは、感無量!
原著『怪物狩り』で書けなかった事含め、加筆に熱が入りすぎ、発売が2か月も遅れました……
「どうせ同じ話でしょ?」と思っている人にこそ、読んでほしいなと思います)


「時間は金で買える。でも、“時代”は金で買えはしない。」

文庫本『怪魚ハンター』のあとがきに刻んだコトバです。
伝えたい事として、そして、自分への戒めとして。
今年もそうだったように、来年もそんな年にしたいと思っています。

それではみなさん、良いお年を!

2016/12/19

『怪魚ハンター』発売開始&『怪物狩り』重版  メディア告知

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(タイ北部の渓流にて、ブルーマハシール)

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(タイ南部の河口域にてダトニオ釣り。※友人が釣った最大魚)

先週末、雪の富山空港にサンダル&ハーフパンツ姿で帰着!
執筆で進行が遅れていた製品開発系ミッションを
一気に推し進めるべく、アジアに行っておりました☆

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(帰宅すると見本誌が!)

『怪魚ハンター』(ヤマケイ文庫)も発売開始!
近くウチのネットショップでも取り扱いますが、
Amazonが早いし、確実です(笑)

また、『怪魚ハンター』(ヤマケイ文庫)の発売と時同じくして、
品切れ状態だった原著『怪物狩り』(地球丸)も6回目の重版!

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(もう、発売から6年以上経つんだねぇ…しみじみ)

Amazonでもしばらく欠品状態でしたが、再入荷したようです。

文庫本未収録の、日本編(琉球渓旅)や、凝りまくったデザイン&構成等、
先に文庫本を読まれた方でも、改めて楽しんでいただける本かと!
出版不況といわれる昨今、発売から6年の時を経て尚、
版を重ねさせていただいていることに驚きつつ、感謝です!

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(比較。手前が原著『怪物狩り』。奥が新作『怪魚ハンター』

原著『怪物狩り』は、デザイン重視の豪華本。
文章が苦手な方でもサクサク読める、どこからめくっても楽しい、
ある意味で雑誌的な一冊。
釣りがわからない方でも楽しめると思いますが、
釣りが好きならその何倍楽しめるという本!

一方で新作の文庫本『怪魚ハンター』は、文章重視&コンパクト化。
レイアウトはシンプルにまとめつつも、写真はオールカラーに!
紀行文を超大幅に加筆(2倍くらい)し、読み進める充実感をUP。
また、一切釣りがわからない方を対象として整えた一冊。
専門用語は限界まで削るor都度解説を加えました! 
「(前略)・・・アワせ(釣り竿をあおり、魚の口に釣りバリをかけるテクニック)ると・・・(後略)」ってな具合。
一般用語として使ったカタカナ語は「ルアー」くらいかな?

てなわけで、両方よろしくお願いします!!笑



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