2017/3/12

日本経済新聞2017年3月11日朝刊  近況報告

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日本経済新聞(3月11日朝刊)さんにお声がけいただき、
「怪魚を釣る」を読書欄に写真つきで紹介していただきました!

日々出版される数ある本の中、
なぜこの本が目に留まったか、僕自身が?ですが、
「ビジネスマンの参考にもなりそうだ」との評です。ホント?

…判断は読者さまにお任せします。笑

お求めはAmazonや書店でどうぞ(釣具店にはまずないです)。

2017/2/20

怪魚ライン『VAMOS』登場  近況報告

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(怪魚マガジン5で初公開、2017年新関連製品紹介、そのA。
3、4、5号は65m巻きで定価3300+税、2号は倍量130m巻きで定価6600円+税。
それが高いか、安いか考えながら、この記事読んでみてください)

いよいよ今春リリース、
“旅ライン”こと、世界初(たぶん)の“怪魚ライン”
『怪魚PE Si-X VAMOS』
の話。

この糸、玄人向けにわかりやすく(?)例えるなら、
コンセプトとしては、トルザイト・チタンガイドのような糸です。
価格はひとまず置いといて、絶対的頂点性能を目指して企画されたライン。

・・・とはいえ、結果的に、初期性能の持続が長く、
長い目で見たら、コスパという意味でも相当なレベルだと思います。
(耐久性能という意味では、Sicステンガイド的なのかも笑)
イメージとして、普段の釣りで100時間使った後でどうなのか、
酷暑のジャングルで30時間後どうなるんだ?って視点で考えてます。

マグロ用に鍛え抜かれたバリバスの最高級ラインを、
あらゆる意味で淡水(ベイトリールでの大物狙い)で使いやすい仕様に調整。
おそらく、世界初の淡水特化の大物用、“怪魚ライン”だと思います。
何が怪魚用なんだと言われれば、“色”・・・なんてのは、枝葉。
幹となるのは、ベイトリールでの使用をメインに考えたコシ。
芯が入ってない(リーダー組みやすい)けど、硬いです。かなり。
それが、スピニング主体の海の大物キャスティングゲーム用ラインとの違い。


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(“旅ライン”初陣は2016年4月のイラン。まだ無色だったころ。
佐藤イチローさんがマグロ相手に2シーズン磨き上げたSi-Xをベースに、
ラインナップにない4号以下の番手を、3号を軸にトライ&エラー。
写真の魚も、3号+ナイロン50ポンドリーダーにて)


発売が近くなったらもっと詳しく書きますが、
10代の頃から世話になってるVARIVASさんと、
僕(弊社Monster Kiss)の、10年来の付き合いの結晶。
「ネーミングは両ブランド名の融合、
『VAMOS』以外ありえないっ!」

バモスとは、南米(ポル&スペイン語)で
行こう、出発しよう、といった意味です。
コトバのチカラ・・・物書きのハシクレとして、
そんな部分でも、僕の“血”が濃いプロダクツです。

開発にあたり、もちろん、色々使い比べました。
以下私観ですが、コスパ(イメージで、普段の釣りで50時間程度の使用、
酷暑の中でも数日程度)なら、
サンラインさんのステューサーがおすすめ。
リーダー組まないなら、細くやわらかめの番手でいえば、
芯入りのヨツアミさんのオッズポットも強力な選択肢。
そんな“PEラインという旅”の果て、
仕様、性能、価格・・・のトータルバランス、
いわゆる“怪魚”ならばという総合点で、
「VAMOSなら間違いない!」と言いきれるに至った。

ここまでの絶対性能がいるかいらないかは各人の判断としても、
怪魚以外のナマズやライギョ、
2号でこの色と耐久性なんかはバスや大型トラウトなんかにも
最高級の使い心地のベイトリール用PEラインだと思います。
海でも、当たり前だけどイイ。
以後僕は、浅場&近距離戦ならVAMOSで通すでしょう。
2号(130m)はスピニングでも使います。根本的に2号は細いんで、柔らかい。
とはいえバモスは、2号にしてはえらく硬い。
細いPEは競合がいくらでもあるんで、シチュエーションに応じ、
ケースバイケース、つまりは好みで使い分けてもらえればいいけど。
いずれにせよ、バモスは2号で最“硬”級という個性を持つでしょう。

「太けりゃ、従来のベイトリール(ナイロン、フロロ用)で問題なし!」、なんて、
海外アングラーが粗削りで先行し、
日本の技術力を持ってそれ専用に精錬しつつある、
PEラインがベイトリールでも主流になる未来。
そんな時代に向け、一足早くVAMOS(出発)する糸。

とも言えるかも。
“怪魚ライン”ってのは、売り文句程度に思っておいてもらえれば。

長さは、3〜5号までは、先述のステゥーサー(サンライン)を参考に65mに。
2号は65mだと中途半端なので、スピニングに巻くことも考え、倍量の130mに設定。
とある雑誌のベイトリールオブザイヤーにも去年選ばれたらしい
シマノ・メタニウムMGL(=去年1番日本で使われたリールかと)を1年酷使し、
その糸巻き量を基準に決めた形です。
ノーマルスプールに4号でちょうど、
3号はやや少なめ(3号は、自分は主にアルデバランに巻いていた)、
5号でやや多く、純正(夢屋)深溝でピッタリ。
2号はノーマルスプールに130m1回巻くか、もしくはスピニングリールに。
いずれにせよ、使うと少しやせる(細くなる)んで、
巻いた当初は「ちょっと多いかな?」と思うくらいで後々よいと思います。

海の大物用(最低でも200m巻き以上)の、諭吉1枚分以上する糸に、
「たかが糸に1万円!?」と買い控え(気持ちはわからなくもない)、
何か月ものアルバイトDAYSの末の結晶を、
あと一歩でラインブレイクした若者の話を、何度か聞きました。
糸と針こそ、お金をかけるべき部分。
優先順位は、竿やルアーからじゃない(断言)。

極論、1ピースや1&ハーフロッドで「かったるいなー」と思いつつ旅しても、
持ち運ぶ体力があり、ストレスを許容さえできれば、
いつも日本で使ってる道具のままで、“怪魚”に出会うことは充分可能。
実際、自分もせいぜい2ピースロッドで10年近く旅してました。
ウチのディアモンを筆頭に近年増えた旅想定のマルチピースロッド
を買い足さずとも、全然大丈夫。
自身、そのド真ん中にいる立場だからこそ言えば、
“怪魚”なんてニッチな市場でも、竿は利益額がデカいから、
自分のようなシロート商売でも比較的やりやすいのです(笑)
経験者が極めて少ないから、言ったもん勝ちみたいになる、ヤクザな商材。
(すべて釣り堀の魚で広告作ったりね・・・あれはさすがにリテラシーを疑う)
一方で、コツコツとした商売になる糸、
リアルに比較結果が出ちゃうモノって、極めてやりづらい。
でも、バリバスさんは取り組んでくださった!

そもそも、企画発端から、ちょっと異常だった。
2016年始のフィッシングショー、
バリバスブース内での僕のトークショーを聞いた会長さんに、
終了後、別室に呼ばれてしまった。
「『SMPは6号でバランス最高。
3号とか細い番手なら、ベイトリールに巻く場合、
SMPより、ヨツアミのオッズポットお勧めします!』・・・って、
ステージ上でまで本音言っちゃったことを怒られるのかな(汗)
まぁホントのことやし、今後ラインもらえなくなってもしゃーない!」

と覚悟しつつ、職員室に呼び出された中学生のような気分で、トビラを開けた。
そこには社長と会長が並んで座っており、
「以後、旅の資金を全額サポートさせてほしい!」
という、予想外の、ありがたい申し出をされたのだった(笑)

どーも僕の話は会長のナニカに火をつけちゃったらしいが、
丁寧にお断りさせていただき、そのうえで、
「僕だけに投資するくらいなら・・・
まず儲からないこと前提で、糸作らせてもらえませんかね?
それが売れようが売れまいが・・・多分売れないけど、
売れた分に応じてロイヤリティもらってるほうが、気楽です」

と提案した。
そして以後、この「売れないけど孤高のラインを作るぞ☆企画」は、
トップダウンで進行(強行)されたのだった・・・笑。


・・・話が飛びましたが、戻します。
幸い、僕は学生時代からバリバスさんの糸を無制限に使わせてもらったので、
あと1歩でラインブレイクって経験はほぼ無かった。
だから、涙を飲んだ後輩若者諸氏の、“あと一歩”に、協力できたらと思った。
安くない糸になるけど、必要最低限量ずつ、
飲み会1回、辞退すれば捻出できる価格で出してあげたい。

どこどこに行けば釣れる、とか、連れて行ってあげるとか、
そんな直接的協力は簡単なことなんだけども、
ある意味、最も美味しい部分を奪うことになると僕は思う。
30代を迎えた今の僕にできる応援は、こんなことなのかなーと。


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(10月のカナダ。“旅ライン”と呼び、少しずつ露出しだしたころ。
このころは、グリーン単色のプロト段階だった。5号+リーダー70ポンドにて。
SMPは堅さのバランス故6号90ポンドをメインにしてたけど、
5号で80ポンドの直線強度が出て、耐熱素材練り込みで根ズレ耐性が上がり、
そんでこの硬さなら、これまでSMP6号でやってきた釣りを
1ランク糸細くして、Si-Xの5号基準で行けると思った。
SMPと比較してつぶれにくく、
故にスプール内で食い込みも少ない=バックラッシュも減る
2016年、僕個人による海外だけで計4回、8か国。
総滞在日数57日、うち釣り日数で約20日程度投げ込んだ。
それに加えもちろん、日本でナマズなど相手に使い倒し。
その他、武石さんや、藤田君(怪マガDでムベンガ釣ってるね)、
弊社ユーザーでアマゾンに旅に行く学生さんなどに使い倒してもらいました。
国内ナマズ&ライギョでの酷使レポは、後ほどまたまとめる予定)

もっと言えば、『VAMOS』は入り口でいい。
ビジブルな白や、より長い巻き量、より太い号数(6号以上)が必要なら、
同じSi-X製法の「アバニキャスティングPS Si-X」(300m巻〜、5号以上のみ)をドウゾ。
色は明るいほうがいい場合も多いけど、
使ってりゃそのうち色落ちして、必要十分に明るくなる。
ぶっちゃけ特に気にしてない点だったけれど、
色を付けてもつけなくても価格に反映されない(着色しても同じ原価)とのこと、
であればと、ある意味で大衆迎合的に色を付けてみた。
見やすい色も、カモフラも、一長一短あるでしょうたぶん。
であれば色を付けたほうが、(長い目で見て)どっちも楽しめるなーと思った。


「最近出たバリバスさんの最高峰のマグロ糸、
使ってみたいけど、SMPよりさらに高い。
いきなり300m巻きとかは手が出ないなー。
ひと巻きだけ試してみて、良ければ、
次回まとまった量で買いたいなー」


ってな、僕のような感覚の淡水魚ファンは、
Si-Xの使用感を、まずは「怪魚PE Si-X -VAMOS-」で
リーズナブル(私観)に試してみてください☆

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(2005年夏のアフリカから製品提供を受け、
2006年モンゴルで真っ白の旧アバニマックスパワー5号直結でタイメン、
以降、グレーのSMP(スーパーマックスパワー)を約10年使い倒した
経験的土台があり、そのうえで、今年からSi-X導入。
怪魚マガジンDでいうと、
その時まだSi-Xが製品化されてなかった2016年2月帰国のピーコック記事以降、
2016年は1mを超えて成長する大物にはすべて、僕はSi-Xで挑みました。
このヨーロッパナマズも“旅ライン”と書いてたプロト、グリーン単色時代の釣果。
マスキーも、ヨーロッパオオナマズも、ルアーで狙う場合は
VAMOSの5号を65m巻いたメタニウムで充分だと思った。
自分は去年1シーズンで1回だけ、魚に切られた。根がかりでリーダーから切れ、
直結で何とかならないかやってた時に大型のヨーロッパオオナマズがヒット、
たぶん2m前後の個体でで5分ほどのファイトの末、
20時間ほど私用しやや柔らかくなってきた段階の5号がブレイク。歯に擦れ続けた感じの断面。
ナマズよ、すまん・・・2016年度VAMOSを使い通した末、魚でのラインブレイクは直結時のこれ1回だった。
リーダー入れててのブレイクは、ゼロ!)

2017/2/20

“71”の系譜  近況報告

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(創業5周年記念企画その@、求められ生まれたスピニングロッド『MSX-71』。
初代『MX-71』の理念の現在形、“71”の系譜として、夏ごろ記念リリース予定。
ステンSicガイド仕様と、トルザイトチタンガイド仕様。初回生産は後者で仕様確定!)

ブログが更新されました。↓
http://monsternet.base.ec/blog/2017/02/18/070000
この時代に珍しい?、誌面(怪魚マガジン5)で初公開、
そのフォロー的2017年新製品紹介、その@。

「20代、欲しいものを作ってきて、楽しかった。
30代、求められるものを作るのも、機会があれば悪くない。
んで、それって・・・ラクだね(笑)」

仕様確定を終えて、そんな感想。

高いパーツを使えばいい竿になるわけでないことは重々承知で、
ただ、いち釣り人として、絶対的な到達点を知っときたい、
マルチピースロッドの地平を旅してみたかった。
増産以降は、いち経営者(のハシクレ)として反省し、
コスパ的な頂を提案したいと思っています(笑)

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(左がコスパ最高で多用されるステンSicガイド、
右がコスパ最低(※私観)ながら、
スピニングロッドでなら使用感最高(=つまり価格が超高い)の、
トルザイトチタンガイド。同サイズ比で穴が広く、軽い)


竿“開発”のキモはブランク、竿“販売”のキモはガイド、
その上で「F工業さん、感謝してね」ってカンジ。
もう突然の仕様変更とかヤメてくださいよーw
個人的にはジョイクロ辺りまでの使用を想定した、
初代“71”を冠する、モンキス5周年記念モデルです。
グリップ分割構造によるリバーシブルデザインは、
ここで完成を見たなー、とも。
アップロックもダウンロックも、みんなちがってみんないい(←パクり)。

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7月1日発売予定。

2017/2/20

終戦から1年  近況報告

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(MX-71(グリップ)+MX-6(ブランク)の仕様で、
ファーストバイトとヘッドシェイク!?)

「『Shine!』って彼女からメール送られてきたから、
『オレ、輝いてるぜ〜!』ってアマゾンを満喫して帰国したら・・・、
『死ね、って送ったハズだけど?』と言われました。笑」


・・・どーも、キープアウト小塚です(笑)
週末は名古屋を奇襲したりせず、東京でおとなしく(?)してました。

そんな、弊社『DearMonster』シリーズ、
その初代『MX-71』(2012年発売)購入者さんが、
そんなこんなのアマゾンを経て4年、無事ゴールインし、
そのお祝いの席に呼んでいただきました。
弊社製品をきっかけに破局しなくて、本当に良かった!笑
アフリカなら、「死ね」と読んだハズ。ぜんぶアマゾンのせいだ(笑)

「ファーストバイトは、マグナムスプーンか⁉」
なんて思ってたら、まさかのディアモン登場。
パン食い競争的ファーストバイト&ヘッドシェイク!(笑)
「変な病原菌とか会場に蔓延しないかな?」と心配しつつ、
人生の節目に微力ながらお手伝いできたこと、
竿屋として、これ以上なく嬉しいっす。
まぁ僕らも、狂気のインフレでチリ紙以下の価値しかなくなった現地通貨を
祝儀に包んだわけですが。

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(ヤコブの手前に円、僕の前にボリーバルなのは価値の暗示です。
祝儀袋の亀頭にもひと工夫)

「同じく購入者さんで1週間遅れで同じベネズエラ行くって童貞がいるけど、
よければ紹介しますか?」

そんな縁でつながり、一時ホモカップル誕生を本気で心配した新郎&フルーター、
その因縁?はその後も広がり、
今日では1つのテーブルを全員、暗黒大陸で心身をヤられたアフリカ経験者が構成する事態。

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修論追い込みで色白の健ちゃんや、
当時71の開発に核心的アドバイスをくれた学らも遠方より駆けつけ、
フォーマルな場が似合わなさすぎるキ〇ガイたちとの宴に。

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(左、怪マガ5、巻頭特集のけんちゃんの、なう。
右、『MX-71』制作時に「必要のないものが亡くなったときが完成」という
方向性を明確にしてくれた、マナブくん)

「名古屋行ってる場合じゃねーわ」と、
心から笑った週末でした(笑)



PS 名古屋が嫌いなんじゃないですよー。筋が通らんことが嫌いなんです。
同じ思いの友人・恩人が、レジスタンスな展示をしてくださったりしたみたい。

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4月9日、「でんでんまる」さんでイベントやりますんで、
お会いできなかった中部の方々はそちらで!

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(イベントの私的サブタイトルは「名古屋キープアウト!」です☆)

2017/2/17

『世界の怪魚釣りマガジンVol.5』発売  メディア告知

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(2017年2月17日発売! うちのネットショップでも取り扱ってますが、
やっぱり、Amazonが便利です。笑)

オレは高岡生まれ、コシヒカリ育ち、
ダラそうな奴は大体友達、ダメそうな奴と大体同じ、
だが時は経ち今じゃ雑誌のカバー♪


南米のジャングルも、欧州のアルプスも、
グレートフルな日々でしたYO。本日発売です!





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