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俺を立ち位置の所まで  

そして、この地が荒れておるのは地霊力の弱まりが原因じゃ。……さて、それでじゃが。お主にはこの封印石の前に立っていて貰いたいのじゃ……大体、この辺りかの)
「お、おう。其処だな」
 爺さんの雰囲気は、この地に入ってからうってかわり、恐ろしく切羽詰まった表情をしていた。
 恐らく、もうギリギリの状態だったのだろう。
 爺さんは説明を終えると、俺を立ち位置の所まで案内する。大体、大岩から15m程離れた所だ。
 そして、俺がその位置に移動し終えると、爺さんは次の指示をしてきた。
(お主は此処で目を閉じて立って居てほしいのじゃ。そして、大きく息を吸い、大きく息を吐く、これを暫く繰り返してくれ)
「目を閉じて、大きく深呼吸すりゃ良いんだな。分かったよ」
 俺は、この行動に一体どんな意味があるんだろうと、当時、不思議に思っていた。
 しかし、まぁ、大して面倒な事でも無かったので、爺さんの言うがままに、俺はそれらを実行したのだった。
 
 ――すまぬ、見ず知らずの男よ……。
 お主の霊力を封印の強化に使わせてもらうぞ。先程、会って分かったが、中々に強い生命力をお主から感じた。
 恐らく術に何とか耐えれるじゃろう。暫くの間は動けぬ日々が続くじゃろうが、死ぬわけではない。
 術を行使した後は、我が責任を持ってお主を麓まで送り届けてやろう。恐らく、麓の村の者達がお主を介抱してくれる筈じゃ。
 さて、ではお主に憑依して封印の強化を施すとしよう。
 許せ……。お主の力でこの地の平穏が保たれるのだ。
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