2011/6/7

芸術とプログラム  

子どもたちは芸術については何も学んでいません。


むしろ、彼らは、創作の道具(クレヨン、エンピツ、絵筆)をあやつる技能や絵を自由に描く楽しみから、慎重に遠ざけられてしまったのです。


もし演習の過程で子供たちの関心が持続しているとすれば、それは作業やその成果ともに最小限に抑えられているでしょう。


これにたいする美的なよろこびによるものではありえません。


子供たちの関心は、プログラミングへの挑戦によってのみ維持されているのであり、ある子供たちはたくみにプログラミングするかもしれません。


それでは、ロゴは芸術を教えることができるのでしょうか?


ロゴがやれる芸術らしきもの(それとてもたいしたことはないのですが)・・・


これを芸術と定義した場合にのみ、ロゴは芸術を教えることができます。


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2011/6/1

一流のコンピュータ・プログラマーへ・・・  

コマンドを入力すると、カーソルがすばやく動いて、トラックを描く・・・。


また、トラックを描くためのプログラムを、個々別々につくられて全体のプログラムのなかに組みこまれているすべてのサブプログラムとともに示します。


同様に、ロゴの花の絵は、360度回転するようにプログラムされた弧の連なりであり、ロゴの人物画は線画となります。


明らかに・・・


これらの図形のプログラムのしかたを学ぶ子供たちは、必要な演習をつうじて自分の方法を考えています。


彼らは一流のコンピュータ・プログラマーになりつつあるのかもしれません。


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2011/5/20

子どもの脳を鍛える方法  

ロゴにかんしては、それは準備段階にすぎません。


つぎに、子供はスケッチをたくさんの幾何学的な図形に分解して、単純化するように指導されるのです。


たとえば、一台のトラックは、車輪に相当する二つの円と大きな箱と小さな箱になります。


構成主義の画家のピエト・モンドリアンならこの種の幾何学的な抽象によるやりかたにも賛成したかもしれませんが・・・


これさえもまだ準備段階です。


ロゴは実際上、つぎの段階に関係があり、それはテレビ画面上のしかるべき場所に箱とか丸とかあらゆるものを描かせるためのプログラムを書くことです。


この作業はむずかしいので、かならず多くの試行錯誤を必要とします。


最後に、すべての要素がプログラムされたら、その全体を一つの命令文、として格納することができます。



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2011/5/7

ある実験授業で  

教室におけるロゴをめぐるパパートの構想ははるかに野心的です。


彼は、ロゴがカリキュラムの最初から最後まで利用できると確信しています。


ロゴは、あらゆるコンピュータ教育プログラムのなかでもっとも洗練されたものですが・・・


そのロゴが落とし穴コンピュータ崇拝者は見落としがちです。


露呈するのはまさにこの点です。


たとえば、ロゴ・カリキュラムが芸術をどのようにあつかおうとしているかを見てみましょう。


ダニエル・ワットの『ロゴと学ぼう』で展開されている授業プランを紹介してみましょう。


ワットはパパートおよびMITのロゴグループとともに開発に従事し、ロゴの検討と改訂のためにその実験授業を学校にもちみました。


子供たちは「何でも」描くことができると教えられます。


したがって、練習は手書きのスケッチから始まるのです。


このようなスケッチは、それが注意深くまた想像力豊かになされれば、ほとんどの教師には、美術の授業の一環とみなされるでしょうか?


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2011/4/17

プログラムの醍醐味  

パワフルということばは『マインドストーム』をつうじてきわだっています。


もっともすぐれたロゴの教本の一つ、ダニエル・ワットの『ロゴと学ぼう』では、パワフルな観念という語句は、強調記号つきで登場します。


・・・しかし、すべてのコンピュータ演習がそうであるように、コンピュータのやりかたに順応することによって習得がなされます。


ほかのコンピュータ・カリキュラムにみられる、パワーと従属とのあいだのあいまいな関係がロゴにも残っています。


同様の支配の幻想がパパートの小世界にもただよっています。


大半のロゴのカリキュラムは、亀の幾何学に始まり、基本プログラムの小さいが有用なレパートリーを学んでしまえば、まもなく終わるでしょう。


これは子供にプログラムの醍醐味を味わわせるには十分かもしれません。

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2011/4/7

未来を担う子どもたち  

結局、それは、プログラムの能力を表示するだけの二次元のコンピュータ画面です。


ロゴはひじょうに多くの色彩と形(飛行機、トラック、ロケット、ボール、箱、等々)のレパートリーをもっています。


ロゴは図形遊びにはひじょうに適していますが、これらの狭い境界を越える空想には適しません。


パパートの本を読んださい。


牢獄という「小さな世界」を自由に歩きまわる完全な自由を与えられた囚人のイメージにとりつかれた・・・


壁の内側にとどまれ、規則にしたがえ、そうすればやりたいことは何でもできます。


子供はロゴをつうじて、「もっとも現代的でパワフルな技術の一つを支配する感覚を獲得する」とパパートは確信しています。


多くのコンピュータ崇拝者と同じく、彼もパワーに強い関心を示しているのです。



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2011/3/7

"小世界"を支配する  

サッカーユニフォームを好んでよく着ている子供たちは、コンピュータの言語と論理のなかにとどまらねばなりません。


・・・さもなくば、コンピュータが「ドウスベキカ、ワカリマセン・・・」と言うでしょうか?


生徒たちが自由に四角い箱をよびだし、この箱をあれこれと自由に動かすように機械に教えることもできます。


しかし、子供たちは箱のなかに小妖精を入れるようにコンピュータに命令することはできません。


それに、箱に羽をはやして地球の真ん中へ飛んでいけと命令することもできないのです。


ロゴは、子供たちがプログラムしている実験的な「小世界」を支配することを認めています。


しかし、その小世界はけっして人間の想像力をすべておおっているわけではないのです。


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2011/3/1

子どもへのコンピュータ教育  

デバッギングとは、結局のところ、論理的なすじ道のなかにある誤りを見いだすことです。


こういう特殊な意味のデバッギングを、ほかの思考様式にも応用できるのでしょうか?


おとぎ話やかくれんぼう遊びをデバッグする方法など想像できますか?


恐竜の絵をどのようにデバッグするのでしょうか?


・・・ロゴは、どの段階でも対話式でわかりやすいので、ほかの多くのコンピュータ演習のように、コンピュータに子供をプログラムさせるのではなく、子供にコンピュータをプログラムさせるようになっている、とパパートは主張しています。


彼は、子供が「コンピュータを教えよ」と述べています。


しかし、この点について、ほかのプログラム言語とロゴがどのように違うのかは明らかではありません。


たしかに、生徒たちはプログラムを書く・・・


しかし、子供たちはコンピュータの言葉を使わねばならないのです。


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2011/2/18

LANというネットワーク  

この背景には、安価なパーソナルコンピュータの普及でコンピュータの数が増えるに従い、それらをつなぎ、データを共有したり・・・


そして、共同作業の効率を高めることができるようになったことがあります。


さらに、このLAN同士をつなぐこともあります。


それをWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)といいます。


本社と支社や営業所などのそれぞれのLAN同士を結ぶのです。


わたしがよく利用するソファー 通販サイトなども、こうしたネットワークによってつながっているのです。


このとき、一般の電話回線を使うこともできます。


しかし、電話回線では、コンピュータ同士のデータのやりとりのような大量の電気信号を送るのには時間がかかってしまいます。


そこで、新たに、専用の回線を敷設することもあります。


そして、とくに大量の電気信号を送るための、デジタル信号用のネットワークを、デジタルデータ交換網(DDX)というそうです。



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2011/2/10

LANについて  

家庭にあるような電話回線ではなく、たくさんの電気信号を送れる回線が整備され始めています。


LANという言葉を聞いたことがあるでしょう。


LANはローカル・エリア・ネットワークの略。


同じ建物や同じ敷地内にある部署同士、または部署内で、複数のコンピュータ間で通信をすることをいいます。


構内電話で1人1台の電話の代わりに、1人1台のコンピュータがつながっている状態と思えばいいでしょう。


LANの場合、その電話線は使用状況に応じて、普通の電話線よりも高性能なツイストペアケーブルや同軸ケーブルなどを使います。


最近は送るデータの量が大きくなってきた(動画などのマルチメディアデータはとくに大きい)ので、光ファイバーを用いることもあります。


これによって、コンピュータ同士がつながり、コンピュータ同士で高速のデータのやりとりが可能になります。


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タグ: LAN

2011/1/24

普通の処理  

普通の処理は自分のマシンで行い、高度な処理能力が必要になったときだけ、専門のコンピュータや、あいているコンピュータに頼むわけです。


また、データも、それぞれのマシンが関連するものをまとめて保持していることが普通です。


これにより、自分のハードディスクのスペースを節約することができます。


分散処理システムで、A、B、Cのように処理を依頼される側のマシンをサーバ、D、Eのように処理を依頼する側のマシンをクライアントと呼びます。


サーバとクライアントの形態については、異機種コンピュータの接続のことを書くときに詳しく書きたいと思います。




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2011/1/23

アプリケーション  

ユーザがアプリケーションを実行するとき、ふだんは自分のマシンのCPUで処理をします。


・・・しかし、途中でデータベースに関係する処理を行いたいといったようなときは、ユーザのマシンからBのマシンに処理を依頼します。


マシンBは依頼されたデータベース処理を行い、結果をユーザのマシンに返します。


マシンBが処理を行っている間、ユーザのマシンのCPUは、のんびりと仕事の終了を待つか、別の処理をしています。


同じように、ユーザのアプリケーションで人工知能の処理が必要になれば、Aのマシンに依頼します。


通常のシステムでは、処理を依頼されるA、B、Cには処理能力の高いコンピュータ、ユーザが使用するほうには適度なコンピュータを用意します。


照明はかくれん棒のようなものを使用する人が多いようですね。


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2011/1/19

集中処理  

集中処理では、中心となるCPUがダウンしてしまうと、全員が使用できなくなります。


また、データも1か所にありますので、その部分が破損すると、やはり全員が使用できなくなります。


そこで、重要なデータを扱うシステムの場合は、CPUを2つにしたり、すべての機器を二重に用意したりすることで、万一の故障などに備えています。


分散処理では、複数のコンピュータのCPUをつなぎ、アプリケーションとデータも、それぞればらばらに配置することが特徴です。


かくれん棒のような便利な照明を使っている人なら、きっともうこのようなことはご存知でしょう。


たとえば・・・


人工知能の処理をするマシン(A)、データベースを処理するマシン(B)、数値計算をするマシン(C)、そしてユーザが実際に使用するマシン(D、E)といったように設置します。


・・・そして、すべてのマシンをネットワークで接続します。


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2011/1/12

各方式のメリットとデメリット  

今日は、各方式のメリットとデメリットを考えてみましょう。


導入コストについては、10BASE2がケーブルだけですむので、最も安くなります。


10BASE5とIOBASE−Tでは、トランシーバやHUBのコストがかかります。


ただ10BASE2は、1つのケーブル内で最大30台までのコンピュータしか接続できず、小規模のLAN向きです。


それ以上接続する場合には、10BASE5にするか、10BASE−TでHUBを拡張するかしかありません。


10BASE−Tは、HUBのコストはかかるものの、ケーブルが扱いやすく、イーサネット以外の方式でも多く採用されています。


最近注目を集めていて、今後はこの方式が普及するものと思われます。


インターネットFAXのように広く一般に普及する日も近いですね。


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2011/1/10

電話線とケーブル  

10BASE5のようなトランシーバは必要ありません。


10BASE−Tでは、HUBといわれるハードウェアに、それぞれのコンピュータをケーブルで接続します。


使用するケーブルは、一般家庭の電話線と同じ形式の同軸ケーブルです。


(ただし、形状は同じですが、ケーブル内の線の数が違う)。


コンピュータどうしを直接このケーブルで、接続することはできません。


このHUB単位でそれぞれの特徴は、別の機会に書きたいと思います。


1ケーブルを流れるデータの速度、信号の伝送方式や制御方式はすべて同じですが・・・


ネットワークのケーブルの長さの総計と接続できるコンピュータの台数が異なります。



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