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まるきり反対の事を言ったマルクスに  

”温室”という単語を耳にしたマルクスが何の事だとでも言うように侍女に問いかけた。
もしかして怒られるのではとミレーヌは戦々恐々とする。

「あ、はい。ミレーヌ様が今日は温室に行ってみたいと…」
「母のか?」
「はい」
「なら、俺が案内する」
「えぇ!?」

怒られるのではないかと思っていたのに、まるきり反対の事を言ったマルクスに、突然何を言い出すのかとミレーヌは大声を出してしまった。
当然マルクスに睨まれてしまい慌てて俯いた。

「何か文句でもあるのか?」
「い、いえ!そういう訳では…」
「だったらもっと嬉しそうにしたらどうなんだ」
「……ごめんなさい」
「別に謝って欲しいわけじゃない…」

ため息混じりにそう言われてしまい、昨日と急に態度が変わったように思える彼にミレーヌの頭は混乱しっぱなしであった。
朝目が覚めた時にはベッドはもぬけの殻。
隣に寝てたはずなのに、その場所に手を伸ばしてみても温もりすら感じられないほど。

「冷たい…」

ベッドから抜け出して応接室、洗面所や浴場を覗いてみたけど彼の姿はどこにも無かった-----。

「ははっ…当たり前か…」

ベッドに居なければ部屋のどこにも居ないだろうと予想はしてたものの、そんなに顔を合わすのが嫌なのかと思うとやっぱり悲しくなった。
肩を落としながら寝室へ戻り、姿見を覗いて自分の顔を見てみると、目も真っ赤で酷い顔だった。

(あーあ、このままじゃ皆に心配掛けちゃうよね……顔洗おう…)

こんな顔のまま侍女達に会ったら絶対何か言われるに決まっている。
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