実はよく知らない「遺失物法」

2013/3/8 
幼い頃、こんな経験は無かっただろうか?
母親と並び街を歩いていると、歩道の隅にきらりと光るものが落ちている。「あ、ひゃくえんだ!」と飛びついて拾い、母親に向かって「これ、だれのだろうね?」と首をかしげる。

「だれかが落としたのだろうね。探しているかもしれないから、交番に届けよう」
そう言って母は子どもの手を取り、近場の交番へと百円硬貨を届けに行く。物事の善悪を教えるために、一緒になって学ぶのだ。

遺失物法とはこのような例で適用される法律である。百円でも壱万円でも変わらない。道路に硬貨やお札が落ちていて、それを拾い警察へと持って行き、遺失届けを出す。そして、落とし主が6ヶ月間現れなかった場合は、全額、拾った人の物になるのだ。

誰でも知っているようで、詳しくは知らない。学校の授業では「法律」という科目はないから、知らない人も多いかもしれない。特に、今の子どもたちは。

私は、誰かの落し物は、ちゃんと警察へと届けることが常識であり、当たり前の事だと思っているが、世の中には色々な人がいる。拾ってそのままネコババし、自分の物にしてしまう人も居るだろう。

更に、現代ではクレジットカードなる便利な物もある しかし、それが便利な物故に多大な被害を被ってしまうことになるケースもあるのだ。法律で定められていても、それがどの程度力を持つのだろうか。

日本の義務教育で、「法律」という科目は無い。半ば社会常識を教えるような授業になるかもしれないが、そういうものを導入するのも、私は悪くないのではないかと思う。

何でも知っているような完璧な人にはならなくても、知るべきことは知っておいた方が良いと思う。それが時には、自分の身を守る盾にもなりうるのだから。

東京都江東区の会計事務所
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