再び自動二輪へ  

最初にバイクに乗ったのは15年前。まだ学生でした。毎日必死にアルバイトして中免取ってカワサキのZRXを買ったのは遠い思い出。本当にバイクが大好きで暇さえあればZRXに乗ってました。が、大きな交通事故に遭いZRXは壊れ、僕も一年近く入院で寝たきり。意識は戻り脳に異常はありませんでしたが、歩ける様になるまでかなり時間がかかりました。事故は自損だけで済んだのが不幸中の幸い。あまりの衝撃でしばらくの間、事故の数分前からの事は思い出す事も出来ませんでしたが、激しくコーナーを攻めていた時に飛び込んで来た小動物に驚きハイサイド→絶壁へダイブだと記憶にあります。それ以来、怖くてバイクに跨がる事も出来なくなりました。いつか克服出来たら修理するつもりで置いていた歪んだZRXも、長い年月眺める日々の中で錆鉄になり処分。全ては、公道で無謀な暴走をした自分に責任がありました。両親には大きな迷惑をかけてしまいました。金銭的にも。それから年月が過ぎ、結婚し子供も2人恵まれ、安全や法令遵守の意識は、大きく変化しました。家庭を持ち守る側になった事やこれまでに就いた職業柄もあります。若かりし昔は、守りに入ったら負けだ。なんて思ってましたが、今は防衛運転(事故は起こさないだけでは無く、起こされない様に気を付ける。そんな感じかな)を心掛ける事が誇らしく思えます。ここ近年気が付けば、二輪への恐怖心は克服出来ていました。自分の中で大丈夫だと納得出来る心の裏付けが出来たのでしょう。
バイクに乗って流した景色を、今度はゆったりと眺めたい。家と会社を往復するだけの自分だけど、大好きな事を趣味に持ちたい。バイクだから見える気持ちの良い空と景色と空気の匂いをまた感じたい。子供に枯れた姿は見せたくない。いつかは子供や妻も載りたいって言ってくれるかは知りませんけど。そんな想いがあって妻に相談を持ちかけました。実は恰好つけたいだけのガキ親父のワガママですが、妻は首を縦に振ってくれて、再び自動二輪が乗れる事になりました。
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