2012/12/1

国家資本主義の問題点  中国

国家資本主義、という自由主義経済の異端児というべき存在が今世界を席巻しつつあります。例えば、石油メジャーですが、BPやエクソンモービルといった超巨大民間企業に迫る勢いでアラブやロシア、中国の国家企業、の勢力が増しているのです。(中国出張禁止

こうした会社は直接国家がその株式を保有し、経営に参画し、国益を追求した合理的な投資行動を取ってシェアを拡大していきます。

リーマン・ショック後、一時的とは言え、アメリカ政府も世界最大の保険会社と、世界一の自動車会社と、大手銀行数行の経営者になりました。望んでいなかったことかもしれませんが、あきらかに株主の究極の姿として国家という存在が全面に出てきた時代に我々は生きています。

国家がその尖兵としての国家直営企業増やしてその富を確保しようと動くとどうなるでしょうか。本来資本主義は公正な市場における自由な競争、というのが大前提ですが、国家と国家直営企業の結びつきは、試合のアンパイアと選手が同じ、という笑えない状況になっています。事実ロシアの石油メジャーなど、国家権力をかさに他社から株の持分を強奪したり、やりたい放題です。

我々の小さい資金を振り向ける市場という存在、その市場自体が国家によって歪んでいるとしたら、これは大変な問題点だと思います。
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