電解質異常を心電図から探る  

医療施設において、心臓の検査はX線CTや、超音波を使った検査など、様々な手段を用いて検査しており、画像診断が中心になってきています。
その一方で、波形しか見えない心電図ですが、今でも診断や検査には重要な手段です。

電気生理学的な心臓の状態を調べることができ、また方法が簡単である点も、検査にとっては重要なポイントです。
その心電図を探ることで、人間の身体の重要な要素である電解質に異常がないかどうか調べることができます。

心臓の筋肉や細胞も電解質イオンが利用されて電位を正しく保っています。
そのため、電解質イオンの濃度が正常でなくなると、電位も正常でなくなるため、心電図の波形が変わってしまいます。

そのため心電図を見ることで電解質に異常がないかどうか判断できます。
特に、カリウムイオンやカルシウムイオンの濃度が変化すると、電気が起き難くなったり、不整脈が発生したりします。

もちろん、電解質の異常は心臓だけでなく様々な臓器や神経に影響するため、もし電解質の異常が見られるようであれば、医師の指導の下、すぐに改善に取り組む必要があります。
身体の水分を失いやすい暑い夏場や、乾燥した冬場には、特に気をつけて水分補給をすることが大切です。

その際は、甘みの強いスポーツドリンクより、電解液を利用するのも良いでしょう。
看護師のための電解質ガイド

0




AutoPage最新お知らせ