2017/12/14 | 投稿者: イヤホン派

12月24日、世間ではクリスマスイブ。街では様々な人々が、思い思いに聖なる日を楽しんでいる。
そう、ここ内浦にある旅館「十千万」の一室でも・・・

ヨハネ「そう、この聖なる日は、より強い力が必要となるわ。でも、安心なさい、リトルデーモン達。今日は私1人じゃないの。私と共に暗黒世界へリトルデーモンを誘う助っ人がいるわ。」
愛香「そう、私、小林愛香が、ヨハネと共にリトルデーモンを暗黒世界へ誘うわ。」
ヨハネ「さぁ、今宵こそ、悪魔界最高のパーティの始まりよ!」
ヨハネ・あいきゃん「「ギラン」」

カメラに向かってキメポーズをする2人を、私と千歌はこたつから眺めていた。
千歌「暗黒世界って何なんだろうね?」
杏樹「さぁ?暗黒だから・・・暗い場所なんじゃない?オバケとか出てくるような」
愛香「オバケ出てくるの!?それはイヤ!!!」
あ、聞こえてたんだ。さっきまでのキメ声とは正反対の、
ヨハネ「ちょっと!何やってるのよ!?生放送中よ!」
愛香「だって、オバケが出てくるようなところはイヤ!絶対に行きたくない!!」
ヨハネ「オバケなんて出てこないわよ!フッ、暗黒世界は、血にまみれた・・・」
愛香「それもイヤ!怖いのイヤ!!!」
ヨハネ「何よ今さら!暗黒世界なんだから怖くて当たり前でしょ!」
千歌「ゾンビとか出てくるのかなぁ。うぉー!!って感じで襲ってきたり」
愛香「いやー!!」

有紗・ダイヤ「「うるさい(ですわ)!!」」
4人「「「「!!!!」」」」
声のした方を向けば、机で書類の整理をしてるダイヤさんと・・・しいたけを枕にしてる有紗ちゃん。
ダイヤ「もう、こっちは作業中というのに、もう少し静かにできませんの?」
有紗「そうだよ。うるさかったらゆっくり寝れないじゃん」
やってることが対照的過ぎる・・・ま、有紗ちゃんは寝るって宣言してたからね。
ダイヤ「そうですわ・・・って、あなたまだ寝る気ですの!?十千万に来てからずっと寝てるじゃありませんか!まったく、しいたけを枕にして。」
有紗「え?まだ4時間くらいしか寝てないよ」
ダイヤ「あなたは、何時間昼寝をすれば気が済むのですか・・・」
有紗「そうだ、ダイヤも仕事休憩してお昼寝しようよ〜気持ちいいよ」
ダイヤ「私を巻き込まないでください・・・って、無理やり布団に引きずり込まないでください!ちょっと!杏樹さん、見てないで助けてください!」

あいきゃんが冷静さを失ったので、生放送を止めて善子ちゃんとあいきゃんがこたつに入ってきた。有紗ちゃんによって布団に引き込まれたダイヤさんは・・・有紗ちゃんが楽しそうだから救出しなくていっか。
愛香「はぁ、今夜絶対夢にゾンビ出てくるよ・・・今夜はヨハネを抱きしめて寝ないと」
ヨハネ「たかがゾンビで・・・って、私には後半の部分が気になったんだけれども」
愛香「え?だってヨハネのせいじゃん!夢にゾンビが出てきても大丈夫なように、ヨハネを抱きしめて寝る!」
ヨハネ「ゾンビって言ったの、私じゃ無いんだけどなぁ」
千歌「あはは・・・善子ちゃん頑張ってね」
ヨハネ「何よ他人事みたいに・・・あとヨハネ!」
杏樹「でも本当にあいきゃん、怖いのダメだよね。浦ラジでも話してたけど」
千歌「ゾンビがうおー!とか、オバケがひゅるるるー!とか」
杏樹「なんか、千歌のはそこまで怖く無いかな」
ヨハネ・愛香「「うん」」
千歌「酷くない!?3人揃って!」
ヨハネ「にしても、普通はクリスマスイブなんて遊びに行くものじゃないの?リア充は」
愛香「私リア充じゃ無いから」
杏樹「リア充って何なんだろうね」
千歌「そういう善子ちゃんも、誘ったときは返信が一番早かったよね〜」
ヨハネ「そ、そうよ!私はずっと楽しみにしてたのよ!悪い!?」
杏樹「善子ちゃん、可愛い」
愛香「うちの自慢の堕天使でございます」ダキツキ
ヨハネ「ちょっとー!!!!」
杏樹「あ、そういえば、ゲーム持ってきたんだった」
千歌「何持ってきたの?」
杏樹「Switch。みんなでやろー!」

有紗「ふわぁ、おはよー」
ダイヤ「気が付いたら私も寝ていましたわ」
杏樹「あ、有紗ちゃん起きた。あ、もうこんな時間か」
時計を見ると、何だかんだで2時間くらい経ってた。もう夕飯時
愛香「おなかすいた〜」
ヨハネ「そうね。もういい時間だものね」
千歌「じゃあそろそろ・・・今日は千歌が腕を揮ってお鍋作るよ!」
愛香「え、大丈夫なの?」
ヨハネ「食べられるものを作って頂戴ね」
有紗「千歌ちゃんって料理できるの?」
ダイヤ「色々心配ですわ」
千歌「千歌そんなに料理できないイメージなの!?ショックだよ!」
杏樹「はいはい。千歌1人だと不安だから。私も手伝うよ」
千歌「杏ちゃんまでー!!!」

杏樹「と言っても、鍋のダシは取ってあるし、具材は切るだけだから、そんなに手間は掛からないんだけどね」
愛香「今日はあいあい、もとい職人が居ないからなぁ」
ヨハネ「職人って呼ばれてるのは知ってたけど、お鍋がきっかけだったのね」
有紗「呼ぶ?あいあい」
千歌「私がやるからだいじょーぶ!!!」
5人「「「「「・・・・・」」」」」
ダイヤ「有紗さん、降幡さんを呼んで下さい」
千歌「大丈夫だってばー!!!」

気が付けば、外は雪が舞っていた。こうしてクリスマスにワイワイするのも楽しくて良いよね。

だいじな時はいつも
一緒にすごしたいから
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2014/12/28 | 投稿者: イヤホン派

友奈「結城友奈、入りまーす!...あれ?風先輩?」
いつもなら一番に返事を返してくれる風先輩が見当たりません。
友奈「樹ちゃん、風先輩は?」
樹「お姉ちゃんなら・・・」
樹ちゃんが振り向いた先には、膝を抱えて体育座りしている風先輩。かなり落ち込んでるようです。こんなに落ち込んでいる風先輩見るの、初めてかも・・・。
友奈「ふ、風先輩。どうしたんですか?」
風「あぁ、友奈、お疲れ・・・」
友奈「お、お疲れ様です。それより風先輩、どうしたんですか?元気が無いですけど」
風「そんな事無いわよ・・・」
これは非常事態です。風先輩がここまでとは・・・。
東郷「東郷美森、入ります!」
友奈「あっ!東郷さん。風先輩がすごい落ち込んでて」
東郷さんなら風先輩を救ってくれそう。
東郷「先輩?どうされたんですか?何か大社から・・・」
風「大社からは何も無いわ。ただ、ここ最近、樹海化が起きてないでしょ」
確かに、ここ最近は樹海化は起こっていません。残りのバーテックスがいつ攻めてくるのか、それは私たちも、大社も分からないのです。
東郷「じゃあ風先輩は、残りのバーテックスがいつ攻めてくるかで悩んで・・・」
風「いや、違うわ」
さすが部長。私たちのことを考えて・・・って、あれ?
友奈「じゃあ何に悩んでるんですか?」

風「私の体重が増えたのよー!!!!!」

勇者部メンバーでよくうどんを食べに行きます。そこで風先輩は毎回おかわりを凄くしています。
『うどんは女子力を上げるのよ』
そう言いながら風先輩はうどんを誰よりも早い速さで口に運ぶ風先輩に私たちは圧倒されていました。なのに・・・
「うどんの食べすぎなのかしら・・・うどんは女子力を上げるのに・・・」
目の前の風先輩はいつもの風先輩とは全く違う先輩です。
樹「お姉ちゃん、昨日の夜からずっとこうなんです」
う〜ん・・・
東郷「このままだと、バーテックスが攻めてきた時に、風先輩が戦えないかも」
友奈「よし!勇者部の出番!!」
樹「でも、どうするんですか?」
う〜ん、ダイエットの方法か〜。誰か分かる人が・・・。
夏凛「風の声がしないのだけど、休みなの?」
友奈「夏凛ちゃん。それがね・・・」
あっ!夏凛ちゃんなら!

夏凛「ダイエットね。普段からしっかり訓練していれば体重なんで増えないのよ!」
風「そうよね・・・」
あ〜風先輩がさらに落ち込んでいく〜
夏凛「・・・調子狂うわね。これだと」
友奈「夏凛ちゃん、何かいい方法無いかな」
夏凛「ふん!私に任せなさい!」
おお!頼もしい。
風「夏凛、本当におねあい・・・」
夏凛「分かったから、泣くなっての!全く」
東郷「で、何をするの?」
夏凛「決まってるでしょ!グラウンド30周!」

夏凛ちゃんの指導の下、風先輩のダイエットが始まりました。でも・・・
友奈「なんで私たちも走ってるの〜?」
夏凛「風はダイエット、アンタ達は訓練よ!バーテックスの到来はいつか分からないんだから、今のうちにしっかり鍛えるわよ!」
友奈・樹「ふぇ〜」
東郷「あと25周。友奈ちゃんも樹ちゃんもラップタイムが落ちてきてるわよ」
ふぇ〜東郷さんまで・・・。
友奈「樹ちゃん、大丈夫?」
樹「だ、大丈夫・・・です」
夏凛「ほら二人とも!喋ってないでしっかり走る!風を見なさい!」
東郷「風先輩はあと10周です」
友奈「風先輩早っ!!」
やっぱり戦いでも一番頼りになるのは風先輩だし、やっぱりすごい。
樹「ゆ、友奈さん」フラ〜
隣から聞こえてきた樹ちゃんの方に向いた瞬間に、樹ちゃんが倒れてきて
友奈「え?樹ちゃんうわっ!!」
夏凛「はぁ〜やれやれ」

友奈「終わった〜」
東郷「お疲れ様」
樹ちゃんが倒れてきて、一旦中断はしたけど、なんとか走りきりました。
夏凛「タイムがかなり遅いし、ラップタイムもバラバラ。もっと体力つけなさい」
友奈「う〜夏凛ちゃん。労わってよ・・・」
夏凛ちゃんが厳しい・・・。やっぱり大社から派遣された本物の勇者なんだ。でも本当は頑張り屋さんでイイ子なんだよね。
樹「友奈さん。お疲れ様です」
友奈「樹ちゃん、ありがとう〜」
樹ちゃんがくれる冷たいお茶が体に染みる。
友奈「は〜生き返った〜」
グ〜
凄い大きな音に音のほうを向くと、風先輩が倒れこんでいた。
友奈「風先輩!?大丈夫ですか?」
東郷「風先輩!!」
樹「お姉ちゃん!!」
夏凛「ちょっと!風!!」

風「お腹すいた・・・」ガクッ


風「やっぱり運動した後のうどんは格別よね〜おばちゃん、おかわり!」
友奈「もうこれで3杯目・・・」
あの後、倒れた風先輩を連れていつものうどん屋さんに運んだら、風先輩は一気に元気になりました。元気になったのは一安心だけど・・・。
夏凛「風!ダイエット中じゃないの!?」
風「腹が減っては戦はできぬ。いつバーテックスが攻めてくるか分からないんだから、しっかり食べておかないと」
さっきまでの悩みと反対のことを言ってる風先輩にちょっと戸惑ったけど、いつもの風先輩が戻ってきてよかった。樹ちゃんも東郷さんも笑ってる。夏凛ちゃんだけ呆気にとられてる顔だけど、いつものこれが勇者部だよね。
夏凛「やれやれ。もう私は知らない。おばちゃん!うどんおかわり!」
風「おっ!夏凛も食べるねぇ〜おばちゃん、私もおかわりー!」
夏凛「アンタは食べ過ぎなのよ。全く」
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