2010/2/16

新人戦プレイバック  高校サッカー

こちらの更新はほぼ滞ってしまいました。
今日は先日行われた新人戦2回戦の観戦記をまとめます。

【静岡県高校サッカー新人戦県大会2回戦】
藤枝明誠0-2浜松南高(前半0-1)
(得)前2(浜)、後15(浜)

 東西に長い静岡県は東部、中部、西部とそれぞれ人間の気質や文化が違う多様性をもっている。もともと伊豆、駿河、遠江の3国から形成されているわけだから、当然と言えば当然か。
 これはもちろん高校サッカーのスタイルについても言える。あくまでも筆者の個人的な感想だが、清水、静岡、藤枝などの中部地区は技術とパスワークを重視しているようなイメージ。それに対して、大井川をこえて西の西部地区は、強いフィジカルと堅守速攻を得意とするチームが多いというイメージ。
 しかし、Jリーグが発足し、磐田市にジュビロ磐田が発足すると、ジュビロの中学年代の下部組織が浜松市(旧・浜北市)や掛川市などにできてからというもの、西部地区の高校サッカーのレベルは随分高くなったという印象。この地区では古くから浜名が強豪としてならしてきたが、浜名を含めて磐田東、袋井、浜松南、浜松湖東あたりは中部地区の強豪校と堂々渡り合えるようになってきたし、近年では浜松開誠館が中学で全国制覇を経験。そして中高一貫6年間の育成の実を上げてきて、県大会で上位に食い込むことも珍しくなくなってきた。

 2回戦の相手浜松南は、2005年度の総体県大会と2008年度の選手権県大会2次リーグで苦杯をなめている相手。その時の印象は、西部のチームらしく、強いフィジカルと堅守速攻を得意とするもの。今日もその印象にさほど変わりはない。選手入場の場面を見ると、結構身長も高く、セットプレーには注意を要するか・・・。
 明誠は、全国高校選手権出場の影響で新チーム結成が遅れているとは言え、守備組織の構築に長けたこの時期の西部勢に、先に先制点を与えるようだといささかしんどい。逆にこちらが先制すれば、相手も前に出て来ざるをえず、スペースが生まれてそこを突けるはず。今日の試合はどちらが先制するか?という点に注目した。

 開始早々、いきなり試合が動く。キックオフ直後、青いユニフォームの浜松南に左CKを与えると、前半2分、今度は右CKを与えたが、マークのずれた浜松南の選手がフリーとなり、ダイレクトで決められ、先制を許す。
 黄色と紺のセカンドジャージを身にまとった明誠は、前半6分、右サイドを突破した19番が中央へグラウンダーで折り返す。強さ、角度とも申し分なかったが、中央でフリーとなった選手のシュートは惜しくも枠を捉えられず、決定機を逃す。
 ここから先はどちらが優勢ともつかず膠着状態。中盤での激しい潰し合いに終始し、時間が経過。明誠は一部ポジションの修正と2枚の交代枠を使い、局面の打開をはかる。しかしこのままスコアは動かず前半終了。ペースとしては浜松南のリズムか・・・。

 後半もいぜん膠着状態が続く。浜松南に崩されるような気配はないが、それは明誠についても言えること。浜松南の中盤での厳しいプレスと安定した最終ラインの前になかなかシュートまで持って行けない。
 そして後半15分、浜松南に右CKを与えると、混戦の中、わずかにマークが外れた選手に頭で合わせられ0-2。新人戦は35分ハーフなので、この時間帯での失点はキツい。
 こうなれば、浜松南としては追加点を狙いつつも自陣に鍵をかけて良し。中盤のプレス+安定した最終ラインが織り成す強固な青い壁を前に、決定機を作れない明誠。そしてついに試合終了の笛…。「先制点がこの試合のカギ」勝手に管理人が考えていた先制点を先に奪った浜松南がベスト8に進出。

 両チームともシュートは少なかったが、持ち味を存分に出し切った浜松南としては会心のゲームではなかったか。次の相手は藤枝東に勝った藤枝北。どちらも勢いのあるチーム同士の対決になりそうだ。
 明誠は正直、完敗…。しかし下を向いている暇はない。プリンスリーグや総体に向けて切り替えて前を向いて行こう、明誠イレブン!
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2009/12/9

徳島商について(1)  高校サッカー

相手の徳島商についての情報はほとんどありませんが、私が利用している携帯サイトに、ユース博士と言われる安藤隆人氏の興味深いコラムがありました。昨年度のものですが、参考になるのでは?と思うので、引用させていただきます。

「アタッキングサッカーは『諸刃の剣』。徳島商、冷や汗の勝利」

徹底した攻撃サッカー。これが徳島商が掲げるサッカーだ。とにかく攻撃的に行くという河野博幸監督の見せる強気の姿勢には裏づけがある。
今年の徳島商は攻撃陣に多くのタレントが揃った。裏に抜けるスピードとテクニックに長け、高い決定力を誇るエースストライカー中川裕介、切れのある動きと、躍動感溢れるドリブルで、アタッキングエリアで強烈な存在感を放つ佐々木一輝の2トップ。野生的なドリブルとスピードがウリの左サイドアタッカー・市山勝也、精度の高いクロスが武器の左サイドアタッカー・弓場広介。そして果敢な飛び出しと、精度の高いプレースキックがウリの香西恵介、今年急成長を遂げた攻守のバランサー・奥村亮太のダブルボランチ。
個性的な選手を前線にちりばめ、彼らの個性ががっちりと噛み合っているからこそ、攻撃サッカーを全面に出すことが出来ている。この一戦はこの自慢の攻撃力をいかんなく発揮できた。立ち上がりから果敢に前に仕掛けていくと、19分、左コーナーキックをニアサイドでDF塩谷星矢がダイビングヘッド。こぼれたボールを中川が押し込んで、徳島商が幸先よく先制に成功する。32分には、奥村のパスを受けた弓場が、一気にDF3人をぶち抜いてドリブルシュート沈め、2-0。
後半も攻め手を緩めない徳島商は、42分に佐々木と中川のパス交換から、佐々木が3点目を決めると、48分には再び中川からのスルーパスを受けた佐々木が、見事なドリブルシュートを叩き込み、4-0。
ここまでは試合は持ち味をフルに出した徳島商のペースであった。あくまでここまでは…。
しかし、ここから徳島商の悪癖が顔を出す。今年の徳島商の課題は守備にあった。守備といってもDFラインのみの問題ではない。あくまでもチーム全体の問題であった。なぜなら、どんなにリードしていても、1点を返され守勢に回ると、たちまち全体が混乱に陥り、流れを落ち着かせることが出来なくなるからだ。リードしているからこそ、冷静にならなければいけないのに、一度失点をすると、どちらがリードしているのか分からない状況になってしまう。
プリンスリーグでライバル・鳴門に敗れたときも、完璧な内容で2-0でリードを奪ったにもかかわらず、後半1点返されると、突如崩れてしまい、一気に試合をひっくり返されてしまった。まさにそのときのリプレイを見ているかのように、セーフティーリードしているはずの徳島商は一気に劣勢に立たされる。
守備重視だった韮崎が、攻撃重視にシフトチェンジしてきたこともあり、4点目を奪った後は徐々に押し込まれていく。すると、71分には左サイドを突破したFW小泉公二のマイナスの折り返しを、MF小林拓磨が蹴りこんで、1点を返す。これが反撃ののろしとなり、一気に韮崎の攻撃に火がついた。74分にはCKから最後はFW岡本章吾が豪快に蹴りこんで2-4。「2点目を取られて、飲まれたと思った」と奥村が語ったように、完全に韮崎の勢いに飲み込まれた徳島商は、DFラインがズルズルと下がり、中盤のラインも押し込まれ、なす術がなくなってしまう。
79分に交代出場のFW西室歩紀に3点目を奪われ、韮崎に同点もしくは逆転の芽が出てきた。しかし、素晴らしい猛攻を見せた韮崎だったが、4点のビハインドはあまりにも大きすぎた。1点差に迫ってからも、再三チャンスを作ったが、これ以上はモノには出来なかった。結局、徳島商が3分のロスタイムを必死で凌ぎきり、4-3で追いすがる韮崎を振り切った。

韮崎は最後の猛攻は見事だったが、あまりにも遅すぎた。それでも彼らは高校生らしい素晴らしい猛攻を見せてくれた。これには素直に拍手を送りたい。
一方の徳島商は、アタッキングサッカーを全国で披露することが出来た。しかし、同時にそれが『諸刃の剣』であることも実証してしまった。次なる相手は勝手知ったる広島皆実。全国トップクラスの堅守を誇る相手に、この『諸刃の剣』はどういう表情を見せるのか。すべては2日に明らかになる。

この記事は、昨年度のものなので今年のチームはどんなチームかは分かりません。ただ、全体的に小柄な選手が多いらしいので、河野監督の目指すサッカーはそんなに変わりはないのではないかと思います。

徳島商が攻撃サッカーなら明誠も攻撃サッカーを標榜しています。好勝負必至。興味深い一戦になりそうです。
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2009/12/5

サイト移転のお知らせ  

藤枝明誠ファンサイト「藤枝明誠私設應援團」をブログ版に改めました。

なお、従来の掲示板はとりあえず「藤枝明誠応援掲示板」のみ引っ越しが済みました。引っ越しが済み次第、旧サイトは閉鎖します。

今後ともよろしくお願いします。
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2009/12/5

teacup.ブログ START!  

ブログが完成しました

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