2011/4/2  17:25

文化庁「文化財レスキュー事業」に関連して  東北地方太平洋沖地震
 昨日ご紹介した「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)実施要項」(pdfファイル)について、今日はNHKニュース等でも大きく報じられました。週明けには宮城県から活動が開始されるとも報道されています。

 文化庁によって示された事業の概要は、上記報道発表資料の通りですが、事業の対象物を「国・地方の指定等を問わず、当面、絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料、有形民俗文化財等の動産文化財及び美術品を中心とする」としている点が特に重要だと思います。

 また、文化庁と被災地各県が基本方針を協議し、全国からの専門職員の派遣や、被災文化財等の一時保管要請を行うことも想定されています。事業を進める上で、被災地各県の教育委員会の役割が極めて重要になる仕組みとなっています。ふくしま歴史資料保存ネットワークは、同資料に示された「文化財・美術関係団体」の「文化財救援ネットワーク」に相当するものと思われます。

 福島県は原発事故による避難者救済など特有の課題を抱え、当ネットワークの未熟さもあって歴史資料救出の初動が遅れ気味ですが、実働の準備を進めたいと思います。

 本日、山形文化遺産防災ネットワークの小林さんが、こちらの状況の確認のため、福島を訪ねてくださいました。福島から山形に避難した方々の状況や、山形ネットの取り組みについてお話をうかがうことができました。何よりも、元気で再会できたことが、大きな励みになりました。ありがとうございました。
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2011/4/4  8:21

投稿者:本間
門屋様、ご連絡ありがとうございました。
浜通りの状況については、3月21日時点までに判明した状況を記載していますが、双葉郡内と南相馬市についてはいまだつかめません。
「次のページ」というところをご覧いただければ幸いです。随時、状況が判明次第お知らせ致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2011/4/4  2:45

投稿者:門屋 温
はじめまして、
いわき明星大学で講師をしているものです。
もう15年近くいわきの寺院聖教の悉皆調査を続けております。先週、援助物資を持っていわきに入り、ついでに地震でぐちゃぐちゃになった経蔵の片付けをしてきました。
5月に大学が始まったら、学生たちといわきの文化財の救出保護のために活動することも考えています。
こちらのサイトを見る限り、会津や中通りの情報はあっても、もっともひどい被害を受けた浜通りに関しては全くの手つかずであるように見受けられます。もしよろしければ、貴ネットワークが把握している浜通りの現況と、今後の活動の予定や方針などをお聞かせ願えればありがたいです。もしかすると今後お手伝いできることもあるかもしれません。
よろしくお願いします。

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