2011/8/30

インキ管理とエプソンのトナー  エプソン トナー

ローラー上で溶剤揮発の促進を起し、インキのタックを高めピッキングによる断紙、プラン巻き、ローラー巻き等の印刷阻害を起します。


ブランケット自体の粘着性を増し紙のケバ立ち、張力変化による見当不良を引き起すことがあります。


・・・そのためにも横転ローラーの水冷は必要ですし、湿し水装置の一定温度供給のクーラーが取付けられるゆえんです。


そして、「インキ管理」について。


インキングユニットの構成はインキ壺、エプソン トナー、壺ローラー、呼出しローラー、横張りローラー、中間のライダーローラー、着けローラーから成り立っています。


インキの調整は版の絵柄による縦部分量の大、中、小を壺ネジで壺と壺ローラーの接触角で隙間を加減し決めます。


次いで呼出しローラーで版への必要量を圧着の度合いできめ総量を供給するようにします。


次いで練りローラーから横転ローラーで左右に練られ着けローラーへと転移され版表面にインキ供給をします。


これらの機構は印刷機のスピードの変化により自動的に変化するようになっています。


また横転ローラーは版の2回転に往復し必ずギャップでターンするようにメインギアと連動するよう設計されています。


着けローラー1本へのインキの配給量は仕上げに少く行く供給になっています。


版へは接触圧で決めて行くので慎重を要します。


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2011/8/11

トナーカートリッジとヒートセットインキ  トナーカートリッジ

ブランケットのゆるみによる滑りやブランケットと版胴の高さ違いによる周速スリップ、版、ブランケットの圧が強い程スリップが起りやすいです。


堪えずベアラーチェックと版、ブランケットの仕立チェックを忘れない様留意すべきは当然です。


忘れてならないのは版胴、ブランケット胴のベアラーの清掃です。


ゴム、水、トナーカートリッジなどのインキが着いたままだとさびのもとになるでしょうし、ベアラーチェックが出来ません。


筆者が従前枚葉の輸入機を扱っていた時にベアラーのピカピカの現場ほど業績面も品質も良かった記憶があります。


湿し水の版下への侵入、ブランケット下への横からの溶剤侵入等を考慮に入れ版替えプラン替えの時は必ず念入りに清掃。


そして、オイルを少し塗りふきとる神経の持主になって欲しいですね。


機械保守の第一歩です。


同様に、印刷ユニットの過熱はヒートセットインキに悪い影響を及ぼします。

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2011/7/24

印刷ユニットの良否  エプソン トナー

印刷ユニットの良否はベアラー精度、ギヤ精度とブランケット胴の仕立、版胴の仕立につきます。


ブランケット胴版胴の仕立方はべアラーキッスタッチの機械が殆どで各メーカーの取扱い説明書に書いてありますが標準仕様なので、その応用が必要です。


ギヤピッチと同じ様な目がたまに出ることがあります。


版・ブランケットのパッキング量が不良で、ベアラーが完全タッチで回転させた場合ギヤピッチと同じ間かくで印刷物に目が出ます。


・・・これはベアラーで他方のベアラーをお互に廻そうとするために起る縞目です。


ベアラーをキッスタッチで版胴、プラン胴の仕立を標準か、それに近い仕立にすれば直ります。


それか、エプソン トナーのような簡易インキを使用すれば解決するでしょう。


直らない場合は胴輪のベアリングまたはスリーブをチェックし修正、補修の必要があります。


そして、ギヤピッチに関係のないショック目。


版への着けローラーのきめ方が強過ぎた場合版胴のギヤップで飛び上り着けローラー上に太目の線として残り、これが転移して縞目のようになります。


着けローラーの同径のものは特に起りやすいのです。

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2011/7/9

印刷ユニットの管理  トナーカートリッジ

絵柄を見て見出し文字か、メインの写真に重点を置くのか・・・


ユーザーとよく相談し、片方を犠性にするしか方法がありません。


出来ることなら校正刷りを印刷の流れど同じ方向に刷ってもらえずトラブルは目にみえて少なくなること請合いです。


では次に、印刷ユニットの管理について。


オフセット輪転機の一般的な型態は、ブランケット・ブランケットのいわゆるB・Bタイプ横型です。


機械巾はB縦巾が多くB横巾タイプも大分出回って来ました。


A縦A横も書籍ものではあります。


それ以外にB4栽縦幅の機械もずい分製造され輸出の花形となっています。


いずれも横長8色機が多いですね。


B・Bタイプには全胴同ピッチで同じ大きさのギヤで結ばれているので全胴の回転数は等比になっているものと、ブランケット胴が倍胴になっている型式とがあります。


スピードの高速になっている現在の500〜600回転のオフ輪印刷機は殆んどが倍胴です。


倍胴の絵柄のA・Bの見当は同周の型式より極差ですが、よくありません。


いずれにしても、枚葉機に比較してシリンダーギヤップが極たんに少ないので、湿し水やインキがそれぞれのローラー上にたまる事がありません。


このため、トナーカートリッジでの印刷のように均一なインキ盛りが出来るのでユニットとしては扱い易いでしょう。

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2011/6/18

校正刷りと本刷り  エプソン トナー

オフ輪の印刷方向にベタ模様が2つ3つある場合、最初のべタ模様にインキを取られインキの着肉ローラーへの供給が間に合わず・・・


そうして、最初の模様が現われる現象をゴーストといいます。


印刷方向をよく考え企画段階で考えないと印刷に入ってゴーストの出るものは、エプソン トナーなどインキを変えることによって多少は良くなっても取り切れません。


そして、校正刷りと本刷りのトラブルもありますね。


オフ輪印刷ではこの問題は大きな問題です。


印刷機構のインキ着ローラーが3本になったため少しは良くなりましたが、基本的には解決していません。


製版と印刷場の責任問題にまで発展します。


校正刷りと本刷りはどうしても本刷りの方が多少太りぎみに印刷されます。


加えてブランケットの新品をつけた時と数日印刷されたブランケットとでは、当然高さが100分の2ミリメートルは違っています。


そのため、少しのスラーやダブリによる網点の違いが表われるので校正刷りとは鮮明度が落ちる結果となります。


ブランケットの扱い方として、ニ胴目を新しいプランにする場合は三・四胴のプランをくり上げて、ニ・三胴に変更し四胴目に新プランを張るのが正しい使い方です。


一番の問題は、校正刷りと本刷りの刷り方向が違う場合。


これは絶対といって良い程、色調が合わないのです。


こうなったら、ハイライト部シャドウ部をある程度犠性にしないと校正刷りに近くなりません。

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2011/6/4

印刷物のグロス  トナーカートリッジ

こんにちは。


今日は、印刷物のグロスについて。


オフ輪の条件としては、乾燥機とクリーニングによって艶が出る機構になっていますが巻取紙の紙質の良否平滑度によっても大きく左右されます。


トナーカートリッジなどのインキもスピードに合せたグロスタイプが開発されています。


インキメーカー各社共乾燥とグロスの相反する性質をうまくまとめています。


ドライヤーの温度を下げて印刷機のスピードが出るように、インキのべヒクル中に揮発性のよい溶剤を適量使う事により良くグロスがアップします。


もちろん、レベリングの良いインキでなければなりません。


乾燥温度が高過ぎるとインキの流動性が増加し巻取紙に油分が吸収されやすくなるのでつやが落ちます。


基本問題としては紙質と印刷スピードの上に立ったドライヤー温度とインキ、クリーニングのバランスが必要です。


水の上げ過ぎは直接グロスにも影響するのでからくし、硬目のインキで印刷するのが技術者の務めであり心得でもあります。

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2011/5/20

絵柄をきれいに印刷するには  エプソン トナー

印刷開始の10分前にワンプを取るのが理想的で、20分〜30分前でもそう大差はありません。


しかし包装をといたものを半日以上放置して置くと吸湿差が出て色々なトラブルの原因になります。


2ヵ月以上になると乾れすぎて静電気の発生が多くなり使用上のトラブルが多くなります。


インキのタックが強過ぎるとユニット間のテンションが強くなり、縦方向もG・M側も伸び見当が合わなくなります。


エプソン トナーなどのインキのタックを落すか印刷スピードを下げるしかありません。


紙の張力を上げるのも一方法ですが、現在の巻取紙では限度があります。


そして、一胴目とニ・三胴の絵柄の長さが変わることがあります。


一胴目で汲湿しテンションが働き印圧も加わって紙伸びを起し絵柄が長くなります。


ニ胴目は汲湿が少なくなりますが、印圧により左右に紙が伸びるので絵柄が一胴よりも短かくなるので見当が合わなくなります。


三胴四胴目も同じ現象ですが、ニ胴に比較して少ないです。


解決策としては一胴目の版下を少し厚くするかプラン下のパッキングを薄くします。


・・・ただしユニット間のテンションを均一にするため接触圧の調整は必要です。

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2011/5/7

トナーカートリッジと印刷スピード  トナーカートリッジ

巻取紙の張力を強くする程、見当を合せやすいです。


弱過ぎるとべタ部分が多い絵柄程、インキの粘着性により見当ぐるいを起します。


また給紙部の張力変化によって巻取紙の張力が印刷中に変化し見当ぐらいを起します。


これは、トナーカートリッジなどのインキとCTI装置により一応解決を見ています。


ベタの多い絵柄の場合は、インキのタックを下げ印刷スピードを落して印刷する事によりテンションのくるいを少なくする事が出来るのはいうまでもありません。


そして、紙紛やコーティング剤の堆積によりブランケット胴が太り見当が合わなくなることがあります。


プラン残りの少ないインキに変え、プラン洗いを行い太りを防ぎヤレ率を少なくします。


含水量の多い紙は印刷ユニット間で、特に一胴とニ〜三胴間で伸びが発生見当ぐるいを起します。


水分の多い紙はテンションを落して印刷せざるを得ません。


そして、G側M側の見当不良。


中だるみの巻取紙の場合特に多い・・・


また巻取紙の外装とビニール包装を早く取り過ぎると外気湿度と巻取含水量(8%)の差で左右から影響を受けシワの原因になり、G・M側と中央の見当が合わなくなります。

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2011/4/22

エプソンのトナーで簡単印刷!  エプソン トナー

印刷機のシリンダーへの装着時にG側M側どちらに浮きを生じ曲る場合もあります。


そして刷版ミスとしてどれかの版が焼付時に曲って焼かれた場合・・・


これも版曲げ同様同一人が全版焼いた場合、比較的少ないです。


印刷現場が版待ちをしている時、急ぐあまりに2人以上で分担して焼いた場合に起るケースが多いですね。


手作業による個人差が必ずあるので要注意です。


このような面倒を起こしたくない場合には、エプソン トナーなどの簡易インキを使用するといいでしょう。


印刷方向に版に面付の関係で多少の長短がある場合、版・プランのパッキングシートで加減して修正します。


印刷の長さを短かくしたい場合はブランケットのパッキングを薄くしましょう。


そして、版のパッキングを同じだけ増やせばよいのです。


短かくしたい場合はその反対に行えばよいでしょう。


ブランケットのみで行う場合もあります。


両方とも着けローラ・版・プラン・プランの接触圧の修正が必要です。


ユニット間のテンションが均一でないと引張り不良となり、ユニット間にタルミを生じたり引張り過ぎたりで見当不良を起します。


このため、ブランケットのパッキングを一定に調整し各ユニット間の引張りを均一にしなければなりません。

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2011/4/4

印刷方向の見当不良  トナーカートリッジ

今日は印刷方向の見当不良について。


版をオフセット輪転機のシリンダーに正しく着けたのに、ギヤ側(Gサイド)とマン側(Mサイド)の左右曲りを生ずる場合が多いです。


(最近の高級オフ輪には運転中に0・3迄の曲りを修正する装置がついています)


機械の空転や諸準備を行った後、印刷スタート縦横の見当を合せて見るとある版は他の版に対して少しの曲りを生じている事を発見します。


そうして、一旦機械を停止し直します(新鋭機は運転中に修正)。


そのような時間ロス、印刷巻取紙のロス、インキロス、ガス電気ロス等が起こります。


修正後印刷をはじめましたが、修正の行き過ぎにより再修正になる場合が数多くあります。


これは印刷阻害事項の一つです。


止っている間のインキの粘りを修正して印刷しないと、絵柄のべタ部分の多い印刷物はプランに取られてしまいます。


プラン巻きを起しやすい二次印刷阻害です。


ただし、トナーカートリッジなどを使用すればこのようなことは起こりません。


・・・このようなことにならないようにするには相当経験を積んだオペレータが版曲げを行い、4色ものであるなら4版とも続いて同時に行う必要があります。


最近の版曲げ機はパンチシステムになっていますが気を許してかかると誤差が出ます。

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2011/3/31

ブランケットの粘着性  エプソン トナー

今日はまず、ベタ部分のムラについて。


インキの転移がうまく行かないのは、ローラー上のインキに水の量が多く入り過ぎたためインキ被膜が転移する時に水滴となってベタつきを妨げムラを発生します。


湿し水の量を減じ様子をみましょう。


状況によってはインキを他のものに取替えます。


家庭でも使用できるエプソン トナーのようなものがおすすめです。


下級紙の場合はインキタックを下げて印刷圧を少し増せばベタつきはよくなります。


そしてモットリング。


巻取紙のセンイがブランケットに堆積した場合・・・


梨地模様になる事をいいますが、紙のセンイを取られない様湿し水をからく印刷します。


また、ブランケット圧を少し増しブランケットに異物がつかないように考慮します。


ブランケットの粘着性が大きくならないよう堪えず工夫をしましょう。

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2011/3/24

巻取紙は生き物  トナーカートリッジ

今日は、網点のダブリ現象による場合についての説明をしていきます。


巻取紙にトナーカートリッジで印刷されたインキが次の胴のブランケットにオフセットされ、次に走行して来た巻取紙上の絵柄に再転移されます。


紙その他の条件で同じ絵柄の網点の位置に重ならない場合ダブリ現象となります。


紙の製造上の加湿ムラや、印刷前の紙の取扱いで巻取紙のワンプを早く取り過ぎて両サイドの吸湿量が変化した場合、シワが生じやすく印刷時にブランケットで加圧されます。


こうして、左右の伸びとセンター部の伸びが違って絞られダブリ点となるのです。


次に、巻取紙の張力不均一の場合。


ブランケットに取られバタつくと印圧で紙の中央部と左右の伸縮に変化を生じダブリ点となります。


現在はCTI(イソワバトラー製)のテンションコントロール機が開発され張力が均一化されるようになったので一応の解決を得ています。


巻取紙は生きものなので、急ぎで代替のない場合には応急処置として・・・


巻取紙の縦ジワ発生の場合は、縦ジワのなくなるまでテンションを下げて絵柄ダブリを防がねばならないときもあります。


そして、版・プランのベアリングやスリーブの摩粍や接触圧オーバによる歯合せギヤへの加重によるダブリもあります。


スラストベアリングを押し込んだり、スリーブの内輪を取替えたり機械上のものは補修が必要。


ギヤへの加重はべアラーチェックで適性値に修正すればよいでしょう。


そして、ブランケットの高さのチェックとたるみ、ゆるみがないか調べ調整します。


増締めが必要なら行いましょう。

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2011/3/14

エプソントナーなどのインキ適性  エプソン トナー

エプソン トナーなどのインキ適性は、スピードの早さを加算して考えると限界で水負け寸前で印刷されています。


インキの感脂性との巾が段々狭くなっているので現場技術者はコントロールに大変で一寸と油断するとヤレとの戦いになります。


オフ輪の回転部間の油のラブリケーションがよくなれば機械スピードが適当に早い方が印刷は安定してきれいに上ります。


そして、モルトン汚れの場合は取替です。


ロスラーによる場合はどうでしょうか。


版とブランケットのスリップ、ブランケットとブランケットの間の走行紙のスリップにより起る絵柄網点の流れにより鮮明度が悪くなります。


これをスラー現象といいます。


ブランケット、ブランケットタイプは版とプランの過圧により特に起しやすいので気をつけましょう。


高級紙になる程スリップしやすいので接触圧を堪えず軽くするよう心掛ける事です。


またコート紙の場合絵柄よりもインキの附着量が多過ぎると余りインキとなって版・プランがスリップしスラー現象を起すので盛りすぎないように留意してほしいですね。


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2011/3/11

トナーカートリッジと印刷の品質  トナーカートリッジ

オフ輪の業務管理、労務管理、技術管理、工場現場管理、品質管理、営業管理等々・・・。


これ等のアイテムはどれも切り離して考える事は出来ません。


例えば機械の保守、電気、水、ガス、印刷、紙、トナーカートリッジなどのインキ、版材等新技術、業務、現場、品質管理にそれぞれ関係関連性があります。


ここでは紙数の許す限り品質管理について述べその関連性を追い、極力現場技術者からみた実務面での品質を向上させるための保守と判断について話してみます。


続いてオフ輪業界の問題点をニ、三述べることとします。


まずは「品質管理」について。


印刷物がもう一つ鮮明でない場合・・・


インキは固い程シャープにつくので網点再現性がよいでしょう。


ただし最近の巻取紙は製紙メーカーの競争で従来のものに加えてセミコートの軽量化の傾向があり、いちがいにセオリー通りにはいかないものです。


コーティング剤の取れや、ピッキングによる紙ムケ、紙紛の影響等で従前はインキのタック値が6〜8であったのが4〜5に下って来ています。


更紙の場合には3前後にまで落ちて来ています。


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2011/3/8

オフセット印刷の品質管理  エプソン トナー

エプソン トナーによる印刷は、紙やプラスティック、布だけが媒体ではありません。


そして、第4世代のソフトウェア危機を逆に活用すべきであると思います。


「オフセット輪転印刷の初期は印刷が出来ておればよかった」


・・・から5〜6年前の諸資材及び印刷機械メーカーの開発々展による印刷の品質向上、オフ輪の性能アップと高速化、操作の集約化時代を経過。


現在は機械台数の増加とあいまって欄熟期を迎えています。


各社の受註競争による品質レベルのアップと印刷価格の闘いが一段ときびしくなってきています。


・・・これに加えて印刷後加工である端末機のスピード化と性能精度向上とオフ輪印刷機本体及び附属機器のコンピュータ化による一貫性、単絡により省力化時代に入ったと言えます。


次の時代は人間に代る無人ロボット時代になり人が機械に使われる主客入替混合時代になり・・・


その次は完全ロボットコントロールで人間は管理室でオン・オフ、ゴー・ストップの信号チェッカーになるものと思われます。


・・・さて味けない時代から現実に戻ってオフセット輪転機の管理はスピード性能向上等により、ますます各種管理面での人材が要求されます。

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