へいそう! オレ、へいそう。
ハブおばーの赤瓦家の裏座にすんでるさぁ。
このブログはぶらり沖縄のことアレコレと話すさね。
へいそうのノンビリ的ユカイ話を聞いてくれね。
2012/2/7
先々週の休日。毎年、恒例の
「いちご狩り」に出かけた。
いつもの宜野座ファームである。
今年は「完熟」まで2週間ほど
遅くなっているようで、食べ放題に
もかかわらず「あまり無理しない
ていどに食べてください…」
というファームのおニィサンの
言葉に少しテンションも下がり気味。
確かに去年からの「日照不足」は
野菜や花きだけでなく「いちご」にも
影響を与えているようだ。
案の定ファームでは熟した「いちご」を
見つけるのに一苦労。葉っぱの奥にある
実を取り出したとか思うと、裏側がまだ
白く色づいていなかったり…。
でも今年の大きな収穫は「いちご」よりも
ファームで働いているおニィサンたちの
「ヤサシサ」だったように思う。
「みなさん。いちごを引き抜くときは、
根を傷めないようにヘタ下の茎をしっかり
おさえてね。やさしくしてあげてくださいよ」
そうなんだ。じぶんたちが精魂込めて
育てた「いちご」をしっかり味わってほしい…。
そんな気持ちが伝わるおニィサンたちだったよ。
「いちご」にも「お客さん」にも必要なのは
「愛情」なんだなぁ。
へいそう。


4
2012/2/3
先日、うるま市の兼箇段の
キク畑を通りがかって、
農家のヒトとゆんたく三昧。
この2月の繁忙期を
けっこうじゃましてしまった。
さて、そこの畑でせわしく
はたらく歳のころは20代前半の
ガールがいた。
一瞬、不思議に思えたのは
AKB世代の年頃なのに、
額に汗して懸命な働きぶり。
これは日焼けもだいぶ
してるぞ。
それでもAKBと変わらないのは、
金色に染めた長い髪、
けっこう派手なコスチューム。
そして耳にはイヤリングも。
地味な農業の仕事だが、
小さいころから、土が好きで
農業に憧れていたと言う。
「遊び盛りの娘がなぜ農業なの?」
というへいそうの疑問が解けたのは
次のガールの言葉だった。
「私がまだ2歳の頃から、
お母さんがこの辛い仕事で
じぶんを懸命に育ててくれた。
お母さんが大好き。だからこの辛い
仕事も大好きです」
へいそう。


5
2012/1/31
「観る・着る・食べる」の心の贅沢を
楽しもうぜ!とオープンして2年目を
歩み続ける「あから」。
28,000枚の赤瓦や風の道を取り込んだ設計。
「樹座」から根を生やしたウスクやガジュマル、
建物周囲の樹木、植物たちが次第に成長して、
やがて「森」になる夢などなど、いろいろと
スタッフの夢がつまっているこの「あから」。
まだまだ、これからだというのは
知っているけれど、1年を過ぎて着々と
少しでも「森」に近づいているとなると、
なんだかささやかにうれしいもんだ。
そんなことを考えつつ、
「ワルミ通り」(「あから」を抜ける風の道)を
歩いていると、小学校低学年の男の子がふたり、
「樹座」の壁を伝ってロッククライミングを
しているではないか!
「あから」のイメージを森に固めていた私は、
「おおっまいった」って感じだったね。
ということは、おにぃちゃんたちは岩場をよじ登り
「あから山」の登頂制覇をやっていることになる。
彼らにとっては、「あから」はいま「森」ではなく
「山」なんだな。
それにしても子どもの「遊びの天才」は、
いつの時代にも生きているんだなぁ。
きっと大人たちは、損得ばっか考えて
「遊びの天才」を忘れてしまったんだなぁ。
いやいや、おにぃちゃんたち、しっかりと
お勉強になりました。ありがとね。
へいそう。


5
2012/1/27
今年はなぜか例年に比べて
街角や路地に寒くて冷たい
風や雨が多いような気がする。
去年の震災や原発事故が
まだ尾を引いていることも
あるんだろうな。
さてそんな寒い路上に
なんだか「ダイエット拒否気味」の
猫を社員の女子たちが発見して、
触ったり、抱いたり…。
するとふと思い出したように
「ひょっとすると、自販機の
壁に貼られた迷い猫かも…」
猫好きの彼女たち
「電話だ」「電話だ」のお騒ぎ。
ただ問題は探し主が「アメリカ人」。
電話は「へいそうおじー」に頼もう
ということに。
「へいそうおじー」。少しは英語を
かじってはいるものの、少し不安。
それでも、なんとか電話に対応。
猫の主にひきとってもらった。
その主は涙ながらに「てんきゅー」
「てんきゅー」。
無事一件落着。
みんなで手を取り合って大喜び。
「なんだか、うれしいね」で
猫事件は結末を迎えたのでした。
しかし、その二日あとだったか。
その猫の主のアメリカ人から
ピザの差し入れ…。この冬空に
「いつもと違うあったかいピザ」は
心までホッカホッカだったぜ。
へいそう。


6
2012/1/24
昨日は、旧正月の1日。
新正の元日から3週間もたっているのに、
「これを祝わないわけにはいかない」
とばかりに親戚そろって「お料理」や
「お年賀」をもってワイワイガヤガヤ。
もうほとんどのヒトが、
実家に住んでいるはずがないから、
「おばぁちゃん」や「おじぃちゃん」が
二人、あるいは一人で住んでいる実家に
集まってくることになる。
たとえば、ひとり住まいの
「おばぁちゃん」だと、その夜は
ひさびさの独り住まいの部屋が
笑い声に包まれるのが
たまんないのだと思う。
「おばぁちゃん」は、もちろん
もう昔とった杵柄状態で
得意の料理をふるまっい嫁や婿、
そして孫たちに「おばぁちゃんの
中身汁はやっぱりおいしいなぁ」
なんて声を聞くことはない。
だから部屋の隅っこで
黙ってしょんぼりするだろうなぁ、
なんて思いきや…「おばぁちゃん」の
「口なる元気」はまだ残っていた。
「ああっ、その揚げ豆腐おいしいから、
遠慮しないで食べなさい。それから、この
肉は上等よぉ〜。余ったらパックに詰めて
かならず持って帰るんだよ」
「おばぁちゃん」の口は機関銃状態。
みんなが集まってみんなで笑って食べる。
それが「おばぁちゃん」は
嬉しいんだなぁ、きっと…。
ちょっと、憎たらしいけど。
ところでのっけの写真。金武の
億首川の夕方の風景。マングローブに
肩を寄せ合っているのはサギの集団。
「みんながいること」を今も守って
いるんだなぁ。サギたちは…。
ああっ…ヒトはみんなむかしむかし、
サギだったのかも知れないなぁ。
へいそう。


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