2013/1/7

バーディ  

「ミッドナイト・エクスプレス」のアラン・パーカー監督によって製作された1984年のアメリカ映画

高校時代の親友だったバーディとアルは共にベトナム戦争に従事する。以前から鳥に病的な執着心を持っていたバーディは、ベトナムから帰還後、その戦争体験から精神に異常をきたし軍の精神病院に収監される。顔面を負傷したアルは別の病院で治療を受けていたが、バーディの治療の協力のため院長に召集される…。

独特の世界観を持った作品ばかりのアラン・パーカー監督だけに、この作品も不思議な雰囲気がある。ベトナム戦争で心と身体に傷を負った2人の友情物語なんだけど、元々変わり者だったバーディの高校時代をしっかり描いているから、ただの友情物語にはなっていない。心で結ばれた親友たちのラストがすごいよかった。

鳥になりたい青年バーディを演じたマシュー・モディーン。繊細で難しい主人公を好演。代表作は「フルメタル・ジャケット」だと思うけど、この時代のマシュー・モディーンはいいね。アルを演じたニコラス・ケイジ。まだブレイク前だけど、カレの熱演も見所。髪もフサフサでマッチョで二枚目。この時期のイメージを引きずり続けてるんだろうな。

アラン・パーカー監督の作品って、いかにもアメリカ映画みたいな派手さはないんだけど、印象に残る作品ばかり。友情というテーマは普遍的だし、嫌いな人なんていないと思う。髪がフサフサでモテモテのニコラス・ケイジが観たい人は、お近くのレンタル店へ走って。
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2013/1/7

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い  

今年9本目の映画。


オスカーは、繊細で、人とのコミュニケーションが苦手な少年。 そんなオスカーのために、父親は調査探検というゲームを考案した。 さまざまなヒントをもとに、街の秘密を解き明かすゲームだ。 他にも、矛盾する語句を言い合ったり、テコンドーを教わったり、 オスカーにとって、父親はまさに人生の師であり、掛け替えのない存在だった。 しかしその父親は9.11で亡くなってしまう。 大きな喪失感に押しつぶされそうになるオスカー。 そんなとき、オスカーは父親の部屋で、封筒に入った一本の鍵を見つける。 その封筒には“ブラック”の文字。


オスカーはその鍵が父親の遺したメッセージにつながると思い、 ブラックという名の人を片っ端から訪ね始める。 果たして、その鍵によって開くものはなんなのか? 父親からのメッセージとは? 9.11を背景に描かれた小説を、映画化した作品。 少年オスカー役のトマス・ホーンはオーディションで選ばれたのだが、 クイズ番組で優勝経験のある賢い子らしい。


英語なので、台詞のうまいヘタはわからないが、 センシティブな少年という感じはよく出ていたので、きっとうまいのだろう。


予告編では、オスカーの冒険が父親のメッセージを解き明かす、 かなりの感動作なんじゃないかという印象を受けたのだが、 実際は、ちょっと違っていた。

9.11のことがあって、全体的にはやや重く、 鍵穴探しの冒険も、やや間延びしていて、スカッとするようなどんでん返しはない。 そんな中で、一番この作品を輝かせているのは、母親の存在。
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