今までのイメージが覆される演技派女優の一幕〜映画『アルバート氏の人生』〜  日記

19世紀末には、貧しさが故に男性と偽り働かなくては
いけなかった女性は、稀ではなかった。
1982年に舞台化された時から、本作の主演を努めてきた
グレン・クローズの渾身の映画化。

19世紀のアイルランド。
モリソンホテルでウェイターとして働くアルバート(G・クローズ)は
実は女性。
男性として働く為、人付き合いを避け、世間と距離を置いて
暮らしていた。

そんな彼女の人生の概念を揺るがす出来事が起きる。
ペンキ屋のヒューバート(J・マクティア)が
アルバートの働くホテルにやってくる。

この時代珍しく、自分らしく生きていくヒューバートに
心動かされていくアルバートだったが…

昨年冬に公開された『無料アダルト動画まとME〜鉄の女〜』が
『動』だとすればこれは『静』の女性像である。
時代が故に女性の権利を主張できず、生きるために
男性として偽らなくてはいけないという時代の話だ。
米国であれば、演技派の大御所・キャサリン・ヘプバーンが
演じるに相応しいだろう。

思春期の時に男性にレイプされ肉体的にも精神的にも
トラウマを追ったアルバートは、やがて、同じ心身の傷を負う
ペンキ職人の『男として働く人間』と運命とも言える出会いをする。

しかし、アルバートには、今まで働いていた金をため
街角で煙草屋をするというささやかな夢があり、
その伴侶を探していた。
くしくも、そんな折、同じホテルでメイドのヘレン(M・ワシコウスカ)は
新しく入ってきたポーターのジョー(A・ジョンソン)と恋仲になるが、
ジョーは酒びたりだった為に、彼女を救おうと余計な気持ちをだすあまりに
横恋慕するアルバート。

最初ヘレンは米国に移住する資金ほしさにアルバートの好意を
受取っていたものの、それがはた迷惑なものとなってくる。
しかもジョーはヘレンが身ごもったと判った途端に彼女を見捨てるのだ。

アルバートの人生は、あっけなく終わってしまう。
アイルランドでチフスが流行し、そのとばっちりを否応なしにくらった
ホテルは一時期は信用をなくした。
ヒューバートは妻を亡くしたものの、アルバートの死後に入った
全館再塗装の注文で仕事に打ち込むことにより、自分を取り戻していく。

ラストでアルバートと懇意にしていたはずの医者(B・グリーソン)が
彼女の亡骸を見ていう台詞が残酷でもある映画でもある。
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アルバム  日記

実家へ帰って、押入の中に山積みになったアルバムを見つけました。
写真というものも今考えるべきものなのではないでしょうか。
大体私達の一世代前ありたからカメラというものが容易に手に入るようになって物珍しいような写真を撮りまくっていた訳です。

しかし、一世代前の話しであれば、写真撮ってもフイルム代が高く、現像代も高く、そして、とって削除なる繰り返しの方法などとることが出来ない訳ですから写真というものに慎重にもなっていたのではないでしょうか。

しかし、慎重になったところ膨大のアルバムの数ではありませんか。
全くこの現代にいたって写真の量といったら一昔前のレベルの話しではない訳です。

パソコンには現像もしていないし整理出来てない類の写真がゴチャゴチャとあちらこちらに存在していると言った事態になっている訳です。
私の言いたいことと言えば、別に自分で管理することの出来る写真というものは別に論外です。

問題なのは例えば実家の親などがなくなっての写真を遺族はどう管理すればいいのかという問題です。

まさに段々とそのことも深刻な問題にはなって来たのではないでしょうか。
そして、今写真とはどういう時のために必要なものであるのかを考えてみたい訳です。
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