2010/5/27

初次見面!はじめまして・・・  

すでに、他ブログサイトではアップをしておりましたが、今般、Teacupでもブログをアップしていきたいと思います。

「漢和塾の窓」は、中国ビジネスや中国語について、漢和塾代表である私、小川善久が、かなり不定期に書き綴る少し長めの独り事です。

上海万博を迎えて、マスコミ上では急に盛り上がった感のある中国ですが、その歴史、経済の流れを分析したり、問題点だけでなく知られざる中国の強さについても披露します。

さらには、上海を中心ではありますが、年間100日以上の中国出張を通して、目の当たりにした事柄をタイムリーにご紹介したいと思います。

時には、専門の中国語の学習方法について、突然奇声をあげていることもあるかもしれませんが、いずれにしましても当面「文字」を基本にアップしていきます。

よろしくお願いします。
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2010/3/21

黄砂に吹かれて・・・  

工藤静香の歌にそういうのがありましたね!そんなこととは関係なく、昨日からの暴風雨は凄まじい真夜中の傷跡を残しただけではなく、ついでに黄砂も連れてきたようです。

日本でも黄砂が見られるようになったのは、最近のことではありません。私の初めての記憶では、4年ほど前の大阪出張の時、新幹線の窓に流れる雨のしずくが、いつものようには流れず、黄色く窓にへばりついていたことでしょうか。中国の一部で見られると思っていた黄砂が身近になった瞬間でした。

中国の環境問題は、昨今の経済成長と比例するように、世界的にも問題視されているのは事実です。自動車の販売が拡大していると手放しで喜べないくらい、鉄鉱石や石油などの資源を中国が使い尽くすのではないか?すでにかなり使い尽くしてきて、自国では備蓄している先進国と言われる大国に言われる筋合いはないでしょうが、13億の民のまずは4人に1人でも「普通の生活」を手に入れ、日本のような確率で自家用車を持つようになれば・・・当然、このような危機感は世界中が危惧することでしょう。

黒マグロの規制問題についても、全世界の8割を消費する日本の意見が通ったと言うよりも、和食ブームで高級寿司が当たり前のように流行り始めた中国を、今後有望な輸出相手と考えた場合、そりゃどの国も規制をするわけがありません。モロッコとしては、EUの枠組みの中で今後の商圏を固めようと思ったのかも知れませんが、世界を見渡すと、黒マグロの今後の最大の輸出相手国は、これまた中国になります。

2009年時点で68億と言われる世界人口。中国、台湾ならびにシンガポールやインドネシア、さらには世界各国にいる華人も含めると、中華民族は15億近いとも言われます。4人に1人弱の計算ですね。中国脅威論と言った発言があることも理解できないわけではないですが、4,000年とも5,000年とも言われる歴史を有してきた国だけに、そのDNAに受け継がれた英知に期待したいところです。

環境問題は、本来地球規模で考えなければなりません。が、環境を壊すのも、世界戦争に突入するのも、逆にそれを阻止するのも、かなり限られた個人、一つの権力が主導しないと方向を示していくことはできません。中国の台頭などと言う言葉で片付けず、世界の超大国である自覚を早めにもって、様々な地球規模の問題に対処して欲しいと願います。日本・・・まだまだ発言できる技術も優秀な人物もいます!日中で世界を語るくらいの存在感を示したいところです。
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2010/3/19

『声調なくして報酬なし!』  

これは、漢和塾の中国語教師が、社会人に中国語を教える上での教育理念です。

実際に、この理念を理解いただけず、去っていった講師の方もいらっしゃいますが、このブログでも何度か繰り返してお伝えしてきたように、中国語は「声調言語」です。そこから声調を引いてしまったら、言語にもならないと言うのは言い過ぎかも知れませんが、少なくとも、総経理、副総経理など管理職として中国に赴任される方にとっては、声調ができていない状態は、恥の上塗りみたいなものです。

弊社の教師の中に、声調のレッスンをする時、壁が割れる(笑)くらいの大きな声で、練習をさせる講師がいます。この方は日本人です。関西弁などを除き、本来、抑揚のない言語を話す日本人にとって、中国語の声調は、「意識」がない場合が多く、この教師は、「意識付け」の思いを込めて、それはそれは「大きな声・極端な高低」で見本を見せてくれます。実際、この教師に習った方で、声調が甘い受講生はあまり見たことがありません。

ただ、ネイティブの中国人からすると、「私たち、あんなに極端に話してません!」「恥ずかしいわ!」「声調はバランスの問題!」「音感のいい人ならすぐできます!」などと言った反論が返ってきたりします。確かにその通り、中国人だからと言って、そんなに大げさに発音はしてないですし、囁きながらでも4つの音の区別はつけることができます。

が、しかし、問題は、日本人には、「橋」「端」「箸」など微妙な違いはあれど、「声調」が変わるとまったく意味が変わってしまうと言う概念がないんです。さらには、声調の基本となる「一声」の高さがイメージできていない場合も多いのです。声調や発音がおかしくても、前後の流れで通じることもあるという語学学校もあるようですが、それは聞き手に努力させているだけで、ビジネスマンとしては怠慢だと言わざるを得ません。

「意識付け」をすることが、中国語の教師であることの第一歩です。ただ、真似させるだけ、ただ繰り返すだけならCDを流しておけば、みんな中国語が上達したはずです。わざわざ時間を割いて研修するのは、「教える技術」を期待してのことだと思います。

中国語の必要性に比例して、中国語を教える人も増えていますし、教材も氾濫していますが、声調の意識付けができない教師は、教師とは言えないと考え、冒頭の過激な発言につながったわけです。漢和塾でも通年で中国語教師は募集しています。が、応募される場合は、このことを念頭に履歴書をお送りください。

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2010/3/13

中国に対する「上目線」と「思い込み」を憂う・・・  

とある評論家のコメントに下記のようなものがありました。

「中国は人口13億以上の大国、しかも歴史的な常識からすれば頭が固いはずの共産党が独裁を続ける国である。にもかかわらず、国や企業の決定に至るプロセスが恐ろしく速く、変化への対応がきわめて機敏だ。何事も後手後手に回る日本とは大違いである。」

この方は、中国に何度も足を運んでいるらしいが、足を運ぶ以前に、「歴史的な常識からすれば頭が固いはずの共産党が独裁・・・」と言う固定観念を鞘に収めてから足を運ぶべきだと感じました。良くも悪くも一党の指導部が半ば強権的にでも、「国策」を考えて実行していく中国のスピードは凄まじいものがあり、そのことを「独裁」と片付けるのは、日本の「小沢キャンペーン」と似たものを感じます。

日本との大違いの要因は簡単で、文言をお借りすれば、直近の日本が共産主義で頭が固いから中国に遅れをとるだけのことだと考えています。共産主義と言うより、下手な人気取り選挙のせいで、中長期の事業計画も描けず、大臣どころか総理大臣までが持ち回り、つまり「社長のいない会社」が最近の日本の凋落を招いていると思います。「田中角栄」「小泉純一郎」「小沢一郎(首相ではないですが)」、功罪はあるものの、強い信念で国を経営してくれてる感じがするのは、最近ではこの3人くらいでしょうか?「出る杭は打たれる」と言いますが、下手な平等意識が日本停滞の根底にあるとも感じます。

何やら政治談議になってしまいましたが、最近、中国に対する報道の機会は一段と増えたのですが、先の評論家のように、まだまだ「上目線」と「思い込み」で接して、勝ったの負けたのと一喜一憂しているような番組も多いです。確かに、中国の脅威やリスクは、軍事、環境、エネルギー、食糧など、数え上げればキリがないのは事実ですが、それを批判している場合ではなく、まずは日本が強いポリシーを持って自立しないことには、中国と対等な関係が作れないのではないでしょうか?

2010年はGDP世界2位の座を中国に譲りますが、10数年前に北京で感じた「日本負けてる」と思った感覚は、現実に変わりました。アメリカとの距離感という戦後の宿命的な関係もありますが、政治家はもちろん、私ども経済人、ビジネスマンの力で、日本を変えていかなければ・・・私ができることは今のところ仕事しかありませんが、日本の行く末には少しでも貢献したいと思います。




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