心葉くんは

2010/12/10 
「フーケはどこ?」
 全員は、一斉にはっとした。
 辺りを慎察に行っていたミス・ロングビルが蔑みの中から現れた。UGG
「ミス・ロングビル! ブーケはどこからあのゴーレムを操っていたのかしら」
 キュルケがそう尋ねると、ミス・ロングビルはわからないというように首を振った。
 四人は、盛り上がった土の小山の中を探し始めた。才人はその様子を、旗心したように見つめていた。それから『破壊の杖《つえ》』を見つめる。なんでコイツがこの世界に……、とぼんやりと思う。UGGブーツ
「心葉くんは、太宰治の作品を読んだことがある?」
「『人間失格』は読みました。あとは教科書に載っていた『走れメロス』と『富岳百景』くらいですかね」
「『走れメロス』を道徳の教科書に載せるのはどうかと、わたし的には思うわ。確かにいいお話だけど、なんかちが〜〜〜う。くしゅんっ! くしゅんっ! くしゅんっ!」
「わからないけど……」アグブーツ
「できるだろうさ。虚無□に干渉できるのは、虚無□だけだ」
「おいおい、人の心に勝手なことすんなよ!」
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じやあダーリン

2010/12/9 
「ま、いいけどね。せいぜい、怪我《けが》しないことね」
 キュルケはそういうと、手をひらひらと振ってみせた。ルイズはぐっと唇を噛《か》んでいる。UGG
「じやあダーリン。これ使ってね?」
 キュルケは色気たっぷりに流し目を才人に送ると、自分が買ってきた剣を手渡した。
「あ、ああ……」
「うん。わかった」UGGブーツ
 そのとき、矢が畳に突き刺さる音が、耳を真っ直ぐに貫いた。
「うわぁっ、すごい音がするんだ。やっぱり近くで見ると迫力があるね」
 竹田さんも言ってたっけ。愁二先輩の矢が的を射た瞬間、一緒に心臓を射ぬかれたような気がしたって。アグブーツ
「じゃあ次はこっちの番だ。お前とティファニアは、どうして知り合いなんだよ」
 フーケの代わりにティファニアが、才人たちに説明した。
「いつか話したことがあったよね。わたしの父……、財務監督官だった大公に仕えていた、この辺りの太守の人がいたって」
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沈黙がいたたまれなくなり

2010/12/8 
 第五章 破壊の杖
 翌朝……。
 トリステイン魔法学院では、昨夜からの蜂《はち》の巣をつついた騒ぎが続いていた。
 何せ、秘宝の『破壊の杖』が盗まれたのである。UGG
 それも、巨大なゴーレムが、壁を破壊するといった大胆な方法で。
 宝物庫には、学院中の教師が集まり、壁にあいた大きな穴を見て、口をあんぐりとあけていた。UGGブーツ
 一年前、ぼくが文芸部に引っ張り込まれた頃も、ぼくはよく遠子先輩にこんな悲しそうな顔をさせていた。そのたびぼくは、遠子先輩のくせにこんな顔をするなんて反則だと思いつつ、恥ずかしいような申し訳ないような気持ちでいっぱいになった。
「すみません、今日はもう帰ります」アグブーツ
 沈黙がいたたまれなくなり、書きかけの作文を置いて立ち上がる。
「いったいここで、どんな出し物が始まりますの?」
「余興だ。余興だよ! 実に楽しい余興が今から始まるのだ」
 ジョゼフは、少年のような目で、目の前のコロシアムを見つめる。モリエール夫人もじっと待っていると……、西側に設けられた柵《さく》が開き、中からずしん! ずしん! と地響きを立てて、高さ二十メイルはあろうかという、巨大なゴーレムが現れた。
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ルイズさまにお手紙です

2010/12/7 
「なにこの子。さっきからいるけど」
 ルイズが忌々《いまいま》しげに眩《つぶや》いた。キュルケが答える。
「あたしの友達よ」
UGG「なんで、あんたの友達がわたしの部屋にいるのよ」
 キュルケは、ぐっとルイズを睨んだ。
「いいじゃない」
「よ、よお」UGGブーツ
 そうして、自分は今も、仮面をかぶり、道化を演じ続けています。
「うわぁ、本格的に降ってきたぞ」
 放課後。ぼくは薄暗い廊下を歩いていた。
 まだそれほど遅い時刻でもないのに、窓の外は暗く、空には黒い雲がたれ込めている。地面を突き刺すような鋭い雨が、冷たい音を立てて降っている。
 空気も湿り、寒々としている。アグブーツ
「ルイズさまにお手紙です」
「手紙?」
 ルイズはその手紙を読み始めた。一瞬、顔が輝いたが……、再びその顔が曇《くも》っていく。みるみるうちに蒼白《そうはく》になっていった。
「どうしたんだよ、誰《だ汽》からの手紙だよ」
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teacup.ブログ START!

2010/12/5 
ブログが完成しました

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