2011/4/25

日経ウーマン2010年12月号  

日経ウーマン2010年12月号 海原純子 「幸せへのヒント その3」

 自分の本当の気持ちを抑え、我慢し続けていると自分の感情が分からなくなってくる。「失感情症」という状況だ。今、生き方の失感情症ともいえるような人が多い。自分がどうしたいか分からない。自分が何をしたいのか分からない、という状態がそれである。
 お金、評価、美しさ、若さ、そうした外的条件を獲得することで手いっぱいになって、自分の本当にしたいことが分からなくなっていないだろうか。外的条件は、それだけで人を幸せにしてくれない。きれいでも、お金があって有名でもそれだけでは心は満たされない。
 トルストイは、著書「文読む月日」の中で、「人にとって最大の幸福は、自分が一年の終わりに一年の初めと比べてよりよき人間になっていると感じることである」というソローの言葉を引用している。お金や評価のためだけにするのではないことは、自分らしさを生かす生き方である。一年の終わりに少しずつ自分らしい人生に向かって歩き続けている自分に気づくのは幸せなこと。そんな生き方をする人が増えてくれれば、と思う。
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2010/4/21

足無し禅師本日ただいま誕生  

小沢道雄著「足無し禅師本日ただいま誕生」柏樹社

「苦しみの原因は比べることにある。比べる心のもとは二十七年前に生まれたということだ。二十七年前に生まれたということをやめにして、今日生まれたことにするのだ。両足切断したまま今日生まれたのだ。今日生まれたものには一切がまっさらだ。」という言葉こそは、決してならいごと、おぼえごとではない、ナマの悟り体験でもあるだろう。

T
人間、もともと気まぐれな生きものだとみえて、いのちに別状がないときには自殺など考えるが、いのちに危険が迫ると、本能的にただひたすら生きのびることしか考えないようになる。(P27)

我々はいままで、元気だったころ、よく人の世話をする場面にも出くわした。そんなとき「世話をしてやった」と思っていた。しかしそれは大変な間違いではなかったか。一見一方的な世話をする、施しをすることによって、実は案外目にみえないとこで逆に支えられ生かされてきたのではなかったかー。(P38〜39)

この所業はまさに地獄の鬼そのものだった。人間これほど冷酷に、無常になれるものかと背筋の凍るような思いで私は彼らのやることを眺めていた。にもかかわらず私の目は、彼らの口へ入る豆をじっと追っていた。彼らが豆を呑みこむと、私も思わずナマ唾をごくりと飲み込んでいたのであるから、私にも鬼が住んでいたに間違いない、幸いにもこの鬼は動けなかっただけである。(P54)

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私はいままでの一年間、涙を忘れていた。それが一度に溢れ出していた。あるいは忘れていたのは「こころ」かもしれなかった。「ご苦労さま」のひとことに触れて、湧き出したのは「こころ」かもしれなかった。(P59)

苦しみの原因は比べることにある。比べる心のもとは27年前に生まれたということだ。二十七年前に生まれたということをやめにして、今日生まれたことにするのだ。両足切断したまま今日生まれたのだ。今日生まれたものには一切がまっさらなのだ。(P71)

私はあらためて自分を見直してみた。新しい自分の生活をどう運べばいいのかを、新規まきなおしで考えた末、心に決めたことが三つある。
一、いつもにこやかにしていよう。
一、ものを頼むとき、自分は両足がないのだから当然だ、という態度は、絶対にとらないようにしよう。
一、有難うと、必ず感謝しよう。
この三か条は、いわば人の助けを借りねば生きていけない私の、生活の知恵でもある。(P73〜74)

いまにしてわかったことだが、だいたい人間の生活なんて、肝腎なことを一つやめにすれば至極のんきなものである。それをやめにできないばかりに、ああなりたい、こうなりたいと目の色を変え、無理押しをする。どだいこの世の中は自分のためだけにできている訳ではないのだから、ああなりたい、こうなりたいと思いあがいても、思うようになりっこないのだ。それを思うようにならないといって思い悩むーいわば必然の報いなのだ。(P113〜114)

「なあに別に笑いの修行をしたわけじゃない。人間、つまりは”癖”の生き物なのさ。だから一度 を決めて笑うことにしてしまえば、あとは笑い癖がついてしまう。世の中、怒ってるより笑ってるほうが気楽だし、滑りもいいものだ。…これでいけば世の中ずいぶんと違ってくると思うがなあ。」(P125〜126)

考えてみればそもそも「人に遅れないように歩こう」というのが間違っていたのだ。人と比べるという心がいけなかったのだ。競りあいとか目標とかが必然的に無理をつくりだす。自分が自分として生きるところには無理がない。
「仏道をならふというは自己をならふなり、自己をならふというは自己を忘るるなり」
「自己のよりどころは自己のみなり」(P133)

「…人間、大事なことは、いいときよりも悪いときの身の処し方だといわれています。肝腎なのは負けたときのことです。私は、ほんとうに立派な将軍というのは、負けたときに自己をなげうって国民の前に、将兵の前に徹底懺悔ができる人だと思うのです。…」(P186〜187)

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目の見える世界と、目の見えない世界。
そういえば私は足のない世界。その足のない私が托鉢というもっぱら歩く世界に生きているのも不思議である。
そのときふと気がついたことがあった。考える世界と、考えない世界、ということである。考えに考えたあげく、考えない世界が開けるのではないか。(P196)

目的とか目標とかに捉われてはいけないということだ。いま歩いている私の実在は、歩いているこの一歩、一歩なのだ。この一歩、一歩が私のすべてなのだーと。(P230)
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2009/11/28

アサーション・トレーニング  

平木典子著「アサーション・トレーニング」 日本・精神技術研究所

私たちは、問題や悩み(C)が、それを引き起こすような出来事(A)によって引き起こされると考えがちだが、実はAをどんな考え方で受け止めたか(B)の影響で、Cは引き起こされているということになります。つまり、問題や悩みの起こるプロセスは、A→Cではなく、A→B→Cなのです。

Bには、合理的な思い込みと非合理的な思い込みがあります。そして、特に非合理的な思い込みは、現実的ではなく、その結果、問題や悩みがつくられやすくなります。

もし、非現実的、非合理的な思い込みを挿入してものごとを受け止めていると、結果(C)は非現実的、非合理的なものになります。エリスは、そんなことにならないように、非合理的思い込みを合理的なものに変えることを勧めます。

しかし、思い込みは誰かとのかかわりの中で体験されたり、言われたり、学んだりしたこと、自分の体験の中からつくり出されたことなど、長年の生活の積み重ねの中でつくられ、繰り返され、社会によっても強化されているので、簡単に変えることは困難です。そこでそれを変える助けをするには、その考えがいかに非現実的、非生産的であるかを説いて、論破(D)する必要があると言っています。理性を駆使して、そのような考えを止める努力をするわけです。(P82〜83)
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2009/11/26

日経ウーマン2005年  

日経ウーマン2005年8月号 佐々木かおり

「気づく」「意識する」ということで、人のカラダは学習意欲を増すのだと思う。毎日が成長だ。
だからこそ、自分に届いた情報から学び、これからの思想や行動に生かしていくことが大切なのだと思っている。

自分から欲しいものは、自分から与える。
自分からギブすると、テイクしようとしなくても、いつかギブンされる。

人生は自分でつくるもの



日経ウーマン2005年6月号 佐々木かおり

「自分に向いている仕事を探す」という表現に出合うことがあるが、
私はそんなことを考えたことがない。
10代も20代も、そして今も、いつも目の前にある、自分に与えられた仕事に一生懸命に取り組んでいる。
1つ1つに熱心に接することで、次の仕事につながり、新たな展開が生まれてきたように思う。

「ウィン・ウィンの発想」
自分も相手も共に勝つこと、「一緒にプラスを生み出すこと」

「マイナスを出さなかった人」ではなく、「「プラスを生み出した人」として生きたい

人の器は、人の出会いの数と体験した場面の数で決まるもの
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2009/11/26

座右のゲーテ 壁に突き当たったとき開く本  

斎藤孝著「座右のゲーテ 壁に突き当たったとき開く本」光文社新書

・対象に向かって問題を細分化して考えれば、解決策はもっとシンプルだったはず(P15)

・考えているだけで一歩も前に進まないときは、まずは扱う対象を小さく区切っていくことが肝心だ
・「一番よいのは、対象を十か十二くらいの小さな個々の詩にわけて描くことだろうね」
・まずは、テーマを小分けにし、それから一つ一つを絞り込んでいく。(P16-17)

・人との会話でも、素材が豊富だと人を楽しませることができる。
そのため私は、素材を探すことを習慣化している。
素材は日常にいくらでも見つけられる。(P87)

・壁に突き当たると新しい道が見える
・「邪魔」にもプラス面がある。
・邪魔の効用の一つは、中断されたことによって、仕事の質が高まることがある。
・企画を投げてしまうと本当に無駄になってしまう。
ここで大切なのは、絶対に投げないと決めておくこと(P162)

・私は今まで壁に突き当たってそれで終わったということがあまりない。
ライバルや競合相手と差別化できるポイントは何だろうかと再び真剣に考える。
そして、照って気的に考え抜くと、新しい道が見えてくることが往々にしてある。
・考える時間が増えることで理解が深まる。
新しいアイディアが生まれるのは大抵何かトラブルに見舞われたときだ
・何か不足の事態が起こると、それを乗り越えようとして一気に働き出したりする。(P163)

・現在というものに一切を賭ける(P174)

・「私も人間である以上、人間としての欠点や弱点も持っているから、書いたものにもそれが現れざるをえない。
しかし、私は自己の形成に真剣だったし、たえず自己の改良をめざして働いてきたおかげで、着実な進歩をとげてきた。
私がとっくに清算している何らかの欠点を見つけては、よく私を非難したものだ。・・・」(P199)

・自分自身を更新していくことが大切だ。(P213) (17.8.7)
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