2009/8/22

畜産排せつ物法について  農業

近年畜産の排せつ物は環境に多大なる被害を与えています。

農家の農場規模拡大や環境問題への関心度の高さから近年特に問題化しているのです。

問題は排せつ物による悪臭や水質汚染です。

なぜこのような畜産環境問題が起きるのでしょうか。

現在の排せつ物の処理方法をみてみると一目瞭然です。

固形の家畜の排せつ物を外にただ山積みにして放置しているだけの「野積み」。

液体の家畜の排せつ物を穴を掘って貯める「素堀り」を行っているのです。

これらの不適切な処理方法により、地下水汚染などによる環境被害が発生しているのです。

家畜の排せつ物はいまや大きな環境問題です。

しかし今はバイオマスとして有機肥料としてよみがえらせる技術が進歩しています。

これを利用して畜産環境問題が解決され、より良いリサイクル利用されることが望まれます。

これらのことを法により制度化して畜産環境問題に真剣に取り組もうと制定されたのが「家畜排せつ物法」です。

「家畜排せつ物法」とは、農林水産大臣によって策定されたものです。

具体的には排せつ物の管理施設の基準などを設けています。

ふんや尿は悪臭などを発生させない観点から、外に放置ではなくコンクリートなどの材料で作った施設に保管すること。

その施設に管理できる量と年間排せつ物の発生量を考えて作ること。

施設が破損したらすぐに修理すること。

などが定められています。

基準を満たした際には、金融支援として融資や税制優遇なども受けられるようになっています。






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