ラッシュ  OVER



朝までの雨で 濡れた木の葉が
重なり合ったままの 木立の中を


菓子パンを 大きくかじりながら
登校する学生の群れに


あの頃の自分を 重ねてみれば
懐かしさと後悔が 深く胸の押さえつける


毎日訪れる 朝の私の悪い癖


ありがとうと言えば良かった
ごめんねと言えたら良かった


怒っているふりしか 何故だか出来ず
あなたにだけは 笑いかえすことが出来なかった


遠く離れた あの日の私の悪い癖


ありがとうと言えば良かった
ごめんねと言えたら良かった




時期不明

 

Still Here  かけら



大好きだった あなたの声が
どうしても どうしても 聞きたくて
携帯を掴んでは また元に戻した


昨日の夢と同じところに
まだ わたしはいます





Aug. 1998

 

石ころ  OVER



つまずいたのは道端の石ころだろう
行く手を遮る山でもなく
視界を遮る嵐でもなく
ただの小さな石ころだろう


行くべき場所は見えていないか


太陽があなたを照らし
月の灯りが癒すだろう
星が見えない夜があっても
消えてなくなりはしなかったろう


行くべき場所は見えていないか


時が過ぎ 季節が流れ
空が色を変えて
肉体が朽ち果てても
道があなたを待っている


行きなさい さあ早く
もう迷うこともないだろう


行くべき場所は見えていないか
行くべき道は見えていないか
行きなさい さあ早く


つまずいたのは道端の石ころだろう
行きなさい さあ早く





Mar. 2000




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