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2014/8/12  2:36 | 投稿者: たき

半沢直樹シリーズ最新作を読んでいたら、こんな夜更けになってしまいました。寝る前にブログのコメントへの補足を思いついたので書きこもうとしたら、アクセス数がいつもより増えていて、今日(もう昨日ですが)が本年度都教採の第一次選考発表日だと気付きました。「多くの方々が第二次選考対策のために見てくれているのかな」と思うと嬉しくなります。皆様方のご健闘を祈念しております。
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2014/8/3  12:41 | 投稿者: たき

前回記事より3か月もたってしまいました。夏季休業期間に入って2週間がすぎ、ようやく記事を書く「ゆとり」ができました(とはいえ、そんなに多く書くわけではないのですが)。

前にも書いたのですが、夏季休業といっても、全くヒマというわけではありません。夏季講習、進路指導、部活指導、多忙で放置していた諸々の業務処理等々。とはいえ、普段よりゆったりした時間を過ごしているのは確かです。この時期にしかできないことをやっておく、それが秋以降の「円滑な業務」に結びつくので、油断せずに残りの夏季休業期間を過ごす所存です。

さて、本年度の都教採受験の方々は7月13日の一次試験が終わり、8月11日の一次合格発表を待っている状況ですね。6月12日に発表された応募状況を見ると、全体の応募者総数18,075人で昨年より1,087人減り、応募倍率(採用見込者数に対する応募者の割合)は6.2倍(昨年度9.5倍)です。小学校全科(理科コース含む)は昨年度より297人(5.4%)減、応募倍率5.1倍(昨年度6.5倍)。中高共通は昨年度より643人(6.8%)減、応募倍率8.2倍(昨年度15.2倍)。特別支援学校は昨年度より35人(2.6%)減、応募倍率4.3倍(昨年度7.6倍)。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140612c.html

この減少は民間の求人状況が好転したことが主要因ではないかと思いますが、とにかくチャンスです。一次発表日から二次試験日まで、社会人特例の方々は20日、一般の方々は12〜13日しかありません。過去記事でも書いていますが、私は一次は受かると信じてこの期間に夏休みを取得しておき、濃密な二次対策を行って最終合格に結びつけました。参考にできるところは役立てていただければ幸いです。
http://blog.ap.teacup.com/pr-teacher/14.html
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2014/5/6  10:33 | 投稿者: たき

「ウチの学校のバス手配は大丈夫ですよね?」「またその質問ですかぁ?」
私の勤務校のみならず、おそらく全国の学校で修学旅行や校外学習担当教員の仕事が少し増えたと思われる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

教師生活4年目が始まって1か月たちました。昨年4月21日に「正直、授業が楽しいです」と書きましたが、今年はさらに楽しくなりました。年ごとに自分の引き出しが増え、今回の授業はどれを出してやろうか、今の教室の雰囲気をピリっとさせるにはあのパターンを使おうか、といった、「芸人で言えば持ちネタが増えた」「ヒーローで言えば必殺技が増えた」的な感じです。授業が楽しいと感じ続けるためには、こうしたネタや必殺技の新開発やパワーアップを怠らないことが必要なのでしょう。昨年度で3年間の「東京都若手(^^;)教員育成研修」を終了しましたので、今年度からは自己研鑽に励み、「毎年同じことの繰り返しで飽き飽きした、早く定年になっておさらばしたい」という主旨の愚痴をこぼさない教員、を目指したいと思います(自己申告書的表現^^;)。

さて、だいぶ時間が経ってしまいましたが、3月28日に発表された「平成27年度東京都公立学校教員採用候補者選考実施要綱」を分析します。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2014/pr140328.htm
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/jinji/27senko/27jissi.htm

採用見込者数は、小学校が1,020名で前年度比20名増(H25年度比では200名減、H24年度比580名減、H23年度比130名減)、中学校・高等学校共通は1,070名で前年度比450名増(H25年度比30名減、H24年度比170名増、私が受けたH23年度比で270名増)、全体では2,910名+若干名で、前年度比は約45%多い900名の増加(H25年度比130名減、H24年度比225名減、H23年度比395名増)。昨年度と比べた限りでは、小学校と高校(情報・商業・工業・農業)が横ばいだった以外は、2.4倍に増えた養護、7割以上増えた中高共通など、ほとんどの校種等が大幅に採用見込者数が増加しています。ただ昨年度は採用見込者数が大幅に減っているので、「一昨年以前とほぼ同じ数に戻っただけ」とも言え、油断は禁物です。

試験方法における今年度からの大きな変更点は「論文の字数が1,000字程度から1,000字以内になったこと」です。この変更により、これまで以上に「伝えたいことを簡潔にまとめて文章化する能力」が求められ、これまで規定字数を少し超えて書く習慣があった人(私もそうでした)は、修正訓練が必要になると思います。

申込み締切日は、電子申請では5月8日(木)午後6時まで、郵送では5月9日(金)の消印まで有効、ということで、受験予定のほとんどの方はすでに申込み済みでしょう。毎年書いていますが、採用見込者数や選考方法が多少変わっても「本当に実力があれば突破できる」のです。受験を予定している方は、的確な情報収集(ネットを見ていると、意外とこれができない人が多い)と冷静な自己分析(これができない人も多い)、それによる効率の高い最大限の努力を行った上で試験に臨んでください。
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2014/3/31  6:45 | 投稿者: たき

前回の新年挨拶の記事から3か月近くたってしまい、はや年度末です。こんなにあいてしまった理由の一番目は「私の怠慢」なのですが(^^;)、理由の二番目は「公私ともに多忙」だったことです。仕事面では、日々の授業、部活指導、生活指導等に加えて、1月は大学受験組の追込み(センター試験関連含む)&3年生の締めくくり(授業の締めと卒業試験づくり)&入学選抜(推薦)、2月は大学受験組の最終追込み&入学選抜(一般)&3年生の卒業考査と年間評価と成績不振者対応&期末考査づくり、3月は卒業式&期末考査と年間評価と成績不振者対応&授業最終まとめ&年度末各種資料まとめ(進路実績資料、教科関連資料等)があり、プライベートでは長男の大学受験&高校卒業があった、という状況でした。

長男は、進路決定に紆余曲折がありましたが、結果として第一志望の大学に一般受験で合格し、親としてはほっとしています。「受験生の親」という当事者の視点で、現在の複雑な大学受験および入学手続きシステムを体験できたことは、進路指導力の向上の面でとても有意義でした。一般受験だけでも「センター試験利用入試」「学部の一般入試(前期)」「全学部統一入試」「学部の一般入試(後期)」などがあり、その前に行われるAO入試や推薦系入試(指定校推薦、公募推薦、自己推薦など)などとあわせて「大学合格ルート」が多岐にわたる現状は、私が大学受験をした30年以上前の「ほとんど学部の一般入試だけ」の頃とは全くかけ離れているので・・・。

大学受験指導をやっていて一番疑問に思うのが、あるレベル以下の大学のAO入試や推薦系入試では「一般受験の難易度と比較して、明らかに外部模試での学力レベルが足りないにもかかわらず、合格する」という状況です。AO入試や推薦系入試では学力試験的なものが行われないことが多いのですから、当たり前なんですが・・・。「高校の成績がある数値以上」という条件があっても、そこには高校別の学力レベル差があまり考慮されていないので、大学入学後、「一般組とAO・推薦組の学力差が大きすぎる→大学の講義についていけない学生が続出する」という問題が起こってしまうのです。AOや推薦を狙う生徒にはこのことを強く警告してはいるのですが、システム的な面では、希望があれば受け付けて進めるしかない、というのが実態です(長男は一般受験で合格してくれて良かった、というのが親としての本音です)。

学校は春休みに入ると、他校に異動する先生、新1年生の担任団、そして年度末の事務処理に追われる副校長、以外の先生(私を含む)は比較的ゆったりしています。異動については、入学選抜が終わる2月末までにほぼ決定し、本人に内示されるというシステムです(業務の性質上、公務員の中では教員への異動内示は特別早く、事務系公務員の場合は3月後半〜末)。だから「高校の新規採用の先生への面談連絡は3月初めに来ることが多い」のですね。

というわけで、今回はこのへんで失礼いたします。
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2014/1/3  11:10 | 投稿者: たき

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年の3月で「若手教員研修」が終了し、4月からは「中堅教員」と呼ばれるようになるようです。そんな私ですが、実は昨年後半で50歳になりました。定年までの教師生活はあと10年、ということになります。以前勤めていた会社を辞める直前の状況と比べると、はるかに楽しくヤリガイのある毎日を過ごしているため、正直、「もっと早く教員になっていれば良かったな」と思っています。ですので、現在、教員への転身を迷っている方には「なるなら早い方がいいよ」というアドバイスを贈らせていただきます(教員適性があり、教員に転身した方がいい諸条件を満たしている方向け限定ですが^^;)。

さて、昨年12月に支給された冬のボーナス(期末手当および勤勉手当)と12月給与によって、2013年の年収が決定しました。以前勤めていた会社での最高時年収より2割以上少ないのですが、辞める頃の、業績悪化によって大幅に減らされた年収よりは上です。それを思えば「ありがたい」と感じています。

その額をはっきり書くのは差し控えますが、「東京都教員に転身した場合の給料」は、「東京都 教員 給料」などとネット検索すれば簡単に見ることができる資料で算出できます。算出に必要な資料は下記の2点です。
1.(東京都)教育職給料表
http://www.saiyou.metro.tokyo.jp/ninnkyuu/24121kyuuryou/24121kyuuryou_pdf/24121_kyouiku.pdf
2.(東京都職員の)給与の算出方式
http://www.saiyou.metro.tokyo.jp/ninnkyuu/kyuyomemo2541.pdf

この2点を使って、仮に38歳の民間企業正社員Aさん(大卒、民間企業勤務経験通算15年、扶養手当対象家族なし)が東京都職員に転身し、フルに1年間働いたと仮定した場合の年収を計算してみましょう。

まず1の教育職給料表の額ですが、「教諭」の「職務の級」は2級です(3級以上になるには採用後に昇任する必要あり)。号給は、新卒の場合が9号給で、平均的な勤務評価の場合は1年で4号給ずつ上がっていきます。高等学校卒業以降に有用な経験がある人の場合は、一定の基準でこの号給に「前歴加算」が行われ、民間企業正社員の場合は「民間勤務年数の8割の期間を東京都教員として勤務した」と想定して加算されます(正規教員は10割、非正規職員は5割、無職は通算10年まで5割)。Aさんは民間企業勤務経験通算15年ですので、その8割の12年分(1年で4号給昇給と計算して48号給分)が大学新卒の9号給に加算され、57号給となります。つまり、Aさんの初年度の給料表額は「2級57号給」の303,200円となり、この額を用いて、2の算出方式で実際の給与額が算出されるのです。

基本的に教員の年収は例月給与(毎月の給料)と期末・勤勉手当(6月と12月のボーナス)の合計です(他に、対象者には各種手当が加算)。例月給与は「給料の月額+特別調整額(管理職手当)+扶養手当+地域手当+住居手当+その他の手当」で計算されます。特別調整額は、教員の場合は教職調整額で、原則として給料月額の4%です。また、地域手当は、勤務地が都内区市町村(島しょ地域を除く)の場合「18/100」つまり「18%」で、これは「給料の月額+教職調整額」の18%です。Aさんの場合は扶養手当対象家族がないので扶養手当は出ず、34歳以下対象の住居手当も出ませんが、その他手当の中の「義務教育等教員特別手当(2級57号給では4,410円)」は毎月出ます。

Aさんの場合、例月給与は「303,200+12,128+0+56,759+0+0+4,410」となり、例月給与は376,497円となります。期末手当の年額は「(給料の月額+扶養手当+地域手当+職務段階別加算額+管理職加算額) ×支給率×支給割合」の2.6か月分、勤勉手当の年額は「(給料の月額+地域手当+職務段階別加算額+管理職加算額) ×期間率×成績率」の1.35か月分です。というわけで、Aさんが1年フルに働いた場合の年収は、例月給与(376,497円)×12=4,517,964円と、期末手当(372,087円×2.6=)1,018,126円と、勤勉手当(372,087×1.35=)502,317円の合計で6,038,407円と計算できます。もしAさんに扶養手当対象家族がいる場合は、妻一人の場合は(13,500円×14.6か月=)197,100円、妻一人小学生1人の場合は(19,500円×14.6か月=)284,700円が加算されます。

結論として、38歳の民間企業正社員が東京都教員に転身してフルに1年働いた場合、年収は約600〜630万円、ということになります(特殊勤務手当等は除く)。ただ、実際は4月からの勤務ですし、最初の6月のボーナスの支給割合は50%に満たないので、暦年での最初の年の年収は450万円前後でしょう。なお、7月までは前歴加算5割で算出した給与、期末勤勉手当が支給されるので注意が必要です(前歴加算の資格確認期間のためで、8月の給与で不足分が精算されます)。2年目になると、Aさんが標準的な勤務をしていた場合は2級61号給となるので給料表額が8,400円上がり、義務教育等教員特別手当も160円上がるので、年収は少なくとも136,320円上がる、という仕組みです。

同様の方法で30歳の民間企業正社員(民間企業勤務経験通算7年、扶養手当対象家族なし)が転身して1年間フルに働いた場合の年収(2級29号給と想定)を計算すると、480万円前後となります(家賃を払っている場合、34歳までは住居手当を月15,000円支給されるので年収が18万円上がり、500万円前後になります)。

では、私の時と同じ47歳の民間企業正社員(民間企業勤務経験通算24年、扶養手当対象家族なし)が転身した場合、2級85号給となり、1年間フルに働いた場合の年収は700万前後になるか?というと、実は「前歴加算の上限」があって、そうならないのです。前歴加算の上限は2級77号給(給料表額341,500円)なので、東京都の教員に転身した場合の最高年収は675万円前後(扶養手当他を除く、採用された最初の年の1年間フル勤務換算額)となりますのでご注意ください。もちろん、年収額は翌年以降少しずつ上がっていきますが、号給は上になるほど上がる金額は少なくなっていきます・・・・。

給料について長々と書いてしまいました。現在、東京都教員への転身を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。それでは。

※下の参考資料(国税庁・民間給与実態統計調査結果)を見ると、平均よりは上のようです。特に女性はかなり上です。
http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm
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