トップ・オブよりも、その他大勢が世の中を動かす時代〜書評『僕らはガンダムのジムである』〜  日記

数多くの人材コンサルが、有名大学を出て、資格があり、
ある程度の企業に勤め、人脈もそこそこあれば、
数年後には独立して何千万も稼げますだの、
明日の孫正義になれますよ、と扇動するなか、
この人だけは違うと氷水をかける。

今の日本の現状を把握し、自らの立ち位置を把握し、
『優秀なその他大勢』になるべきだと説く本が、この本である。

著者はリクルートからバンダイに転職した『ファーストガンダム世代』
ガンダムはたまたま題材として選ばれただけであり、
ファーストガンダム丸々がわからない人でもすんなり
入っていける内容でもある。

著者は、企業のトップやビジネス書や自己啓発セミナーが
『この様な人間をめざすべき』と挙げる経済界のトップや
実業家を『ガンダム』に例え、

どんなに自分磨きのためにビジネスセミナーに行こうとも、
イベントを企画しようとも、コンペティションに出ようとも、
今ひとつ自分の特定の分野以外の人間には理解されないとか、
年収はあがらないともがき続ける人を『ジム』という

ジムはガンダムの簡略版・量産型モビルスーツであり、
ジオン軍のザクやドムに対抗して遅ればせながら作られたものだ。
低コストで大量生産される規格品に、これら
頑張ってもがく人々を例えるのもなんだなと思いながら、
読みすすめていったのだが、

著者は、『ガンダム』だけでは、個性がつよすぎて
ぶつかりあい、社会や企業は成り立たないという。
企業や社会は1%のガンダムと99%のその他大勢、
ジムやザク、戦艦や人々があって成り立つという。

時代劇の主役は斬られ役の大部屋俳優の演技が
美しくきまらなければ主役は引き立たない。

目立たなくてもなくてはならない仕事をする人、
人脈や顧客に愛され謙虚な人、裏で皆を支える人、
これらを『できるジム』『どこの会社でも生き延びるジム』と説き
そういう人たちは、どの会社や企業にいっても
通用し、息長く信用される人材としてやっていけると説くのだ。

公立高校は、『いつでもガンダムにバージョンアップできるジム』を
作るべきだとも説いているところがポイント。

ジムであれというと、本をよんでいると
『オレの人生なんてどうせジムだし』だの
『オレはジム以下のボールだから・・・』と意気消沈してしまう人も
いるかもしれない。

人間『ジム時々AV動画』であった方がいい。
人生の節目節目、メリハリをつけるために。
ザクだって、ただのザクじゃなくてシャア専用のザクになりたいときは
誰でもあるはずだから。
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古びたもの  日記

各駅停車の電車には、昔の古びた電車が未だ多く走り、そこには四人座りの椅子などが未だある訳です。
何かその古びた加減も旅ならでは許せることなのではないでしょうかね。

旅にはノスタルジーに浸るきっかけのようなものとして、古びたものというものが必要なのです。
段々とそういうものがなくなってしまって来ていますからね。

いけないのは駅です。
何処へ行っても同じ人が作りましたという駅ばかりではありませんか。
果たして木造の駅とやらは一体何処へ行ってしまったでしょうか。

そして、私はふと昔の学生の頃を思う訳です。
そういえば昔通っていた地下鉄の駅も今とまさに形相変えてしまったではありませんか。

そして、昔の駅の様子がどんなであったのか全くもって思い出すことが出来ない始末なのです。人の記憶って一体どうなっているのでしょうかね。
そして、今現代の兵器としてのインターネットで昔の駅が見れるサイトがないものかとあれこれ検索している自分がいる訳です。

でもインターネットというものは何でも調べることが出来るような顔している癖して、こういうことに関して結構脆いことに気付く訳です。
昔のことに関してはうまく適応していない。昔の人があまりパソコン頼らないせいでしょうか。
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