アキョウの歴史は長く、現在わかっている範囲でも、食用・薬用の歴史は2500年以上におよびます。もっとも古いもので、紀元前500年の書物『五十二病方』に漢方としての製造方法が記されており、それ以降も漢方のバイブルといわれる『神農本草経』や『本草綱目』、現代の『中華人民共和国薬典』に至るまで、数々の著書に記載されています。 このように、アキョウはじつに2500年もの間、語り継がれ、食され、安全性が広く証明されている漢方なのです。
『神農本草経』:「阿膠は東平郡に生まれ,東阿で生産される」、「阿膠の味は甘で,気は平である.中国山東省の東阿に産する」、「胸や腹の部位の病や内臓の出血、過労、腰や腹の痛み、特に女子の病では、陰部から血が下るのをなおすことができる。また,みごもった胎児の発育を安らかにする作用もある」
西太后もまた、アキョウを愛用していました。 史書の記載によると、西太后がまだ側室の時、重い更年期障害になりました。何人もの皇室お抱えの医師にかかりましたが、いい結果は得られませんでした。
しかしその後、アキョウを服用し始めたことにより、月経周期が整い、体調もすっかり回復し、男の子を授かりました。このとき生まれた子が、6年後に皇帝となる同治帝(どうちてい)です。 以来、西太后はアキョウをこよなく愛し、生涯にわたり服用したそうです。現在、中国の首都・北京市にある故宮博物館に、当時の宮廷御用達のアキョウが陳列されています。
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