2015/1/24

第15回講義(1月22日)に関して  

T.学生の皆さんからのコメントへのレスポンスです。
@協奏曲は、オーケストラのパートのピアノ楽譜が必ず用意されているのか、という疑問を書いてくれた人がいました。私が知る限り、ほとんどの場合ピアノ譜が存在します。

A「ピアノ五重奏」はピアノが5台だと思った、という方が数人いました。確かに「フルート四重奏」だとフルート四本ですし、「弦楽三重奏」だと弦楽器が3本です。しかし、「ピアノ○重奏」の場合は、「ピアノ+(○−1)重奏」となります。例えば、ピアノ三重奏は「ピアノ+他の楽器2つ(多くはヴァイオリンとチェロ)」という感じです。

B最終レポートについて、「曲のアナリーゼをしたらその部分が箇条書きっぽくこうである、というのを繰り返す感じになってしまったのですが、その後分析とかしていれば大丈夫ですか?」という質問がありました。大丈夫です。

U.鑑賞曲
@デニーソフ:レクイエム


Aグラズノフ:アルト・サクソフォーンとオーケストラのための協奏曲


Bグバイドゥーリナ:オッフェントリウム


Cシュニトケ:ピアノ五重奏曲


Dシュニトケ:タンゴ


Eペルト:アリーナのために

Fカプースチン:トッカティーナ


Gローゼンブラット:2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ


Hローゼンブラット:鉄腕アトムの主題による幻想曲



2015/1/18

第14回講義(1月16日)に関して   

T.学生の皆さんからのコメントへのレスポンスです。
@シチェドリンの曲の冒頭の和音が鐘の音のように聞こえたので、ラフマニノフに対して憧れの気持ちがあったのか、と一瞬思った、と書いてくれた人がいました。確かに、ラフマニノフも鐘の音を非常にたくさん曲の中で使っていますが、それはラフマニノフに限ったことではなく、多くのロシアの作曲家がそうなので、「鐘の音=ラフマニノフ」というわけではありません。

Aハチャトゥリャンとチャイコフスキーに「イリイチ」という名前が共通してはいっているので、血縁関係があるのか、という記述がありました。ロシア人の名前は「名」と「姓」のほかに、「父称」と呼ばれるものがあり、この「イリイチ」はその父称にあたります。これは父親の名前から作られるもので、この父称をもつひとの父親が「イリヤー」という名前であることを示しています。ですから、ハチャトゥリャンとチャイコフスキーの共通点は、父親がともに「イリヤー」という名前だと言うことです。

B「トッカータ」というのがどういものなのか、説明がほしかった、という記述がありました。確かに触れておくべきでした。きちんとした定義づけはないようですが、ウィキペディアには「主に鍵盤楽器による、速い走句(パッセージ)や細かな音形の変化などを伴った即興的な楽曲で、技巧的な表現が特徴」と書かれています。バロック以前と近代とで少し異なる側面もあるので、興味のある人は調べてみてください。

U.鑑賞曲
@ボロディン:弦楽四重奏曲第2番第3楽章


Aハチャトゥリャン:ガヤネー(全曲)


Bハチャトゥリャン:トッカータ


Cハチャトゥリャン:スパルタクス(全曲)
http://youtu.be/VVRd4ADeIvM
(埋め込みができなかったので、↑から見てください)

Dカバレフスキー:ソナチネOp.13-1


Eカバレフスキー:「道化師」より「ギャロップ」


Fカバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲


Gシチェドリン:ピアノ協奏曲第2番(全楽章)


Hシチェドリン:カルメン組曲(全曲)(バレエの映像は含まれていません)


W.学生演奏
次回はグラズノフの「サクソフォーン協奏曲」の演奏があります。

2015/1/10

第13回講義(1月8日)に関して   

T.学生の皆さんのコメントへのレスポンス
@スターリン時代の映像について
 人が銃殺されたりするかなり生々しい映像で、当時の恐ろしさがよく理解できたとするいう人がかなりいる一方、あまりにショッキングであの場面は見せないでほしかったと書いてくれて人も二人ほどいました。あの映像は以前NHKでも流れたものでもあるので、そのまま流しましたが、あの場面の前で、一言断って、見たくない人は見ないで済むようにした方がよかったかもしれません。
 ただ、あの「大テロル」の時代の凄惨さの中で、文字通りの死を覚悟しながらの作曲活動だったということはぜひとも知っていただきたいと思います。

Aショスタコーヴィチは楽曲に込めた暗号は誰に向けたものなのか、というコメントをもらいました。これはもちろん憶測でしかありませんが、やはり曲を聴いてくれる人達みんなにわかってほしいということではないでしょうか。
 それから、これらの暗号は当時どんな人が理解することができていたのか、という質問もありましたが例えばDSCHについてもすぐには気づかれなかったようです。音楽評論家や音楽学者らによって次第に明らかにされた部分が大きいと思います。

B「何がロシア音楽的であるのかということに興味があるので、先生がおっしゃっていた本を読んでみたい、なんという題名だったでしょうか」という
質問がありました。学生演奏の時に紹介した亀山郁夫先生の本のことでしょうか。亀山郁夫『チャイコフスキーがなぜか好き――熱狂とノスタルジーのロシア音楽』PHP新書、2012年という本です。

Cショスタコーヴィチの交響曲第5番のタイトルを「革命」であると書いている人がいました。たしかに日本では「革命」として知られていますが、これはショスタコーヴィチ自身の命名ではなく、少なくともロシアでは「革命」とは名づけられていません。

D最後のヴィオラ・ソナタを弾いているのは、バシュメットです。

Eショスタコーヴィチの「格言集」について、何か実在するアフォリズムをモチーフにしているのか、という質問がありましたが、私が知る限り、そうではないようです。

Fヴァイオリンなどをやる人はピアノなど他の楽器もある程度できるのか、という疑問を書いていた人もいました。これは人によって違います。音大生は多くの場合、副科というものがあって、専攻とは別の楽器(あるいは声楽)をやることになっているので、一応何らかの楽器はある程度できるようになります。
 ちなみに私はピアノ以外はほとんど何もできません。

U.鑑賞曲
@ショスタコーヴィチ:格言集より (授業で演奏したのはこの中の第2曲)


Aショスタコーヴィチ:交響曲第5番


Bショスタコーヴィチ:オラトリオ《森の歌》より


Cショスタコーヴィチ:交響曲第10番


Dショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ


V.授業で学生が演奏してくれる曲リストです。
@カバレフスキー《ソナチネ第1番 Op.13-1》(ピアノ、1月15日)
Aグラズノフ《サクソフォーン協奏曲》(1月22日)
Bボロディン《弦楽四重奏曲第2番 第3楽章》(ユーフォニウムとピアノ)(1月15日)

2014/12/20

第12回講義(12月18日)に関して   

T.第2回課題&レポートについて

 第11回、第12回の講義資料に載せたとおりです。まだ、ELMSで課題設定していません。ELMSで提出可能となるのは、年明けになります。


U.学生の皆さんからのコメントへのレスポンスです。
@講義の時に遅刻者についてのお話を少ししましたが、それに関連していくつか要望、コメントがありました。
 講義初めにまだ来ていない人の席とりをしている人がまだいるという指摘や、遅刻する友達の分の受講票をあらかじめ取っていて、遅刻者がその人から受け取っている(遅刻のペナルティーを逃れている)、などの私的がありました。私の方でもできる限り注意するようにしますが、これは皆さん一人一人に気を付けてもらう以外ありません。

A受講態度についての指摘もありました。
 寝息がうるさい人がいる、演奏中に口をおさえずにくしゃみや咳をする人、おしゃべりをする人がいる、という指摘もありました。
 これについても私の方から一度注意をしますが、ぜひ皆さんも各自ご注意ください。

B「ジャズ組曲」はショスタコーヴィチの曲ですか、という質問がありました。そのとおりです。

V.鑑賞曲
@プロコフィエフ:悪魔的暗示


Aプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番



Bハイドン:交響曲第104番「ロンドン」


Cプロコフィエフ:交響曲第1番「古典交響曲」


Dプロコフィエフ:ロメオとジュリエット


Fプロコフィエフ:ピーターと狼


W.授業で学生が演奏してくれる曲リストです
(第12回の受講票にグリンカの「悲愴トリオ」を演奏希望と書いてくださった方、メールを大学のアドレスの方に送りましたので、もしここを見ていたら、ご連絡ください。)

@カバレフスキー《ソナチネ第1番 Op.13-1》(ピアノ、1月15日)
Aグラズノフ《サクソフォーン協奏曲》(1月22日)
Bボロディン《弦楽四重奏曲第2番 第3楽章》(ユーフォニウムとピアノ)(1月15日)
Cチャイコフスキー《弦楽セレナーデ第1楽章》(1月8日)

2014/12/15

第11回講義(12月11日)に関して    

T.学生の皆さんからのコメントへのレスポンスえです。

@最近遅刻者が多く集中を妨げられる。また、まじめに早く来ている者と、遅刻している者が区別されないのはおかしい、厳しく取り締まってほしい、という要望がありました。
 遅刻しないように、というのは本人に気を付けてもらう以外にありません。なお、遅刻者については、講義開始後に入室した学生の受講票に遅刻の印をつけていますので、それで減点しています(各回マイナス0.5点)。

U.鑑賞曲

@ストラヴィンスキー:火の鳥


Aストラヴィンスキー:春の祭典


Bデシェヴォフ:線路


Cモソロフ:鉄工場


Dヴィシネグラツキー:四分音による24の前奏曲 より 第3曲
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Eロースラヴェツ:ヴァイオリン協奏曲第1番 第1楽章


Fクニッペル:ポーリュシカ・ポーレ


V.今後授業で学生が演奏してくれる曲リストです(あくまでも予定です)
@ヴィクトル・エヴァルド《金管五重奏曲 第1番 or 第3番》(1月?)
Aカバレフスキー《ソナチネ第1番 Op.13-1》(ピアノ、1月15日)
Bプロコフィエフ《バイオリン協奏曲第1番》より第3楽章(12月18日)
Cグラズノフ《サクソフォーン協奏曲》(1月22日)
Eボロディン《弦楽四重奏曲第2番 第3楽章》(ユーフォニウムとピアノ)(1月15日)
Fチャイコフスキー《弦楽セレナーデ第1楽章》(1月8日)



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