*** あらゆる企業業務で必要とされるSEマインド ***
  学生様を対象とした『SE塾』を開催 2009年3月
  

2009/8/27

今すぐできるSEアプローチ:インタビュー編(5)  

 当面、検討を深めるテーマとして、
  @ 現場部門に於ける業務の煩雑さの改善
     ・製造部門での改善
     ・倉庫部門での改善
     ・営業部門での改善
  A 製品品質と品種、色種での生産量の適正化、生産品質の改善
     ・適正な生産計画の立案とそれを実現する生産体制
     ・製造指示の適正化
     ・裁断、縫製工程、部品加工の製造品質向上
が、挙げられ、幹部の承認を得られたことは前回記載したが、重要なのは、

(1)漠然とした全体改善を対象としないこと
(2)対象とする業務範囲や改善すべき事項について、関係責任者の承認を得ること
(3)承認を得られた事項について議事録的資料を作成し、顧客に提出すること

である。 この様にして第一関門は通過した。

 ・ ・ ・ ・ ・ インタビュー項目の整理 ・ ・ ・ ・ ・

 業務範囲や検討の方向性が定義されたことで、SEとしての作業は次のステップへと入った。 全ての内容を、このブログに記載することはできないので、説明が容易な「倉庫部門の改善」を例にアプローチを整理する。

 システムアプローチに於けるインタビューのトリガーは、「どうしたい?」と云うことよりも、「問題、課題」の認識を入り口にするのが判り易いと感じる。 何故ならば、こうなれば良いと言うことについては通常漠然とイメージしているものであるが、不都合なことや、おかしいと感じることは、具体的に意識していることが多い。 また、不都合なことが解消された場合、良くなったと言うことが強く印象に残る筈である。

 倉庫業務と云うものは、企業活動にとっては「必要悪」であることは周知の事実である。 倉庫は、入って来るものと出て行くものとのバランスをとる為のバッファ装置である。 入りと出が完全に同期していれば必要はない。 その様な倉庫がどの様な機能は果たし、日常の業務として、どの様な問題が発生しそうかと云うことを予め整理して置く必要がある。 その想定に沿って顧客状態、状況を確認することで、顧客の実情をしることができる。


              潟Lタオ 北尾隆夫
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