ダンディズムとアイデンティティが称賛される時代とは  ダイアリー

お正月映画として、ヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』が公開される。

去年から『キリマンジャロの雪』が公開され、ヴィクトル・ユーゴーの作品や
その中にあるダンディズムが、密かに注目を浴びつつある証拠ではないだろうか。

自分に注目して欲しいという自己愛人間が携帯電話の普及により、当たり前の同然になった今、その対極にある、アイデンティティ人間、他人や社会の為に自らを捧げだし、その自己愛を昇華させるダンディズムが注目を浴びつつある。

『レ・ミゼラブル』は、その中でも、主人公ジャン・バルジャンと
彼を追い詰めるジャベール警視との関係を描くことにより、
徹底した自己愛人間がいかにして、他人と社会に尽くす
アイデンティティ人間に変われるかに焦点を当ててるのだろう。

貧しいが故にパンを盗んだだけで19年の刑に服さなければいけなかったAV動画は、生き残るためならば、他人の金品を盗む事も厭わない。
脱獄した自分を何も聞かず助けた司祭の銀の蜀台を盗んだ時にもそうである。

しかし司祭が『それは君にあげたものだ』と言ったときから、初めて彼は
自らを悪しき面も全て受け入れ、他人と社会に尽くす
アイデンティティ型の人間に生まれ変わろうとする。

彼を執拗に追うジャベールもそうである。
職務という名前の元に、バルジャンの存在を抹消することで自己愛を満たそうと
するのだから、それは職務の範疇をこえた自己愛に過ぎない。

それがヴァルジャンが完全に生まれ変わり、他人の為なら自らの命も地位も名誉も捨て、過去の悪行も世間の日の元に晒す覚悟も出来たと知ると、彼はヴァルジャンを救うため、セーヌ河へ身を投げる。
そうすることで、死ぬ間際に自己愛人間からアイデンティティ人間へと生まれ変わるのだ。

この様な他人の為につくすダンディズムの映画やノンフィクションが再び
脚光を浴びる背景には、自己愛人格障害者たちが、属する組織や集団で、カッコよく思われたい、注目されたい、賞賛されたいと思いつつ、何故自分は賞賛されないのか、また、賞賛に値しないと世間の冷たい目が向けられるのか、じわじわと判ってきたからではないだろうか。

まだまだ自己愛と根拠のない自信に浸っている人たちは、この様な考えは古く、辛気臭いと思うだろう。
しかし、人は他人とのつながりなくして生きてはいけない。

社会を作っていくのは機械ではない、人とのつながりである。
自分にだけ興味をもつ時代の終焉がそこにみえている証拠なのかもしれない。
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最近気づいた娘の性格  ダイアリー

我が家は賃貸なので壁に穴を開けたりすることができないので結婚式のウエルカムボードで使用した大型のディズニーパズルを床に置いて飾ってあったのですが、
糊で貼り付けしてあるので壊されることはないだろうと思っていましたがその考えは甘い考え方だったようでした。

ある日、私が家事をしているとがちゃがちゃと音がし姿が見えないなと思ったらキッチンから丁度見えない位置でパズルが壊されていることに気付きました。

怒ろうとしたのですが、近付いて見てみると、壊れたピースの部分を私に怒られる前に必死になって直している最中だったようです。
小さい子どもながらに気付かれたら怒られるというのは頭にあったようで、呆れたのと同時に可笑しくなってしまい叱ることができませんでした。

2歳ながらにママが何をしたら怒るのか娘は結構敏感に感じる方だということを改めて実感させられ自分の親にもあまり子どもに顔色を窺わせるなと言われたばかりだったのがすぐに頭に浮かんできました。
子どもには個人個人の性格があり一人一人全く違いますが、娘は敏感で周りの空気を普通の子よりも察知しやすいのかもしれませんのであまり怒ってばかりいられないなと感じさせられました。

今朝も主人の機嫌が悪いと「パパの所に行きたくない」と言ってきたので態度に出るのもよくないのだと感じさせられ、
大人より子どもの方が周りを見ていて体は子どもでも立派な心を持っているのではないかと思わされました。
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