みなさま  

ようこそ。(みなさまに)コメント欄のメールアドレスは隠せないみたいです。拍手コメント欄は表に出ません。

このたび習作歌集「猫と暮らせば」を上梓いたしました。私家版で第一段の発送をいたしました。まだ20部ほどありますので、ご希望の方には送料300円ほどで贈らせていただきます。お申し込みは下記のめーるアドレスの☆を@マークに替えて、メールをしてください。ご案内メールをさしあげます。通販はしない予定で居ります。よろしくお願いします。       tanuko☆mbx.kokage.cc
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2018/2/16

「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

新年の目標に書いた「歌集」の作製が決まりました。五月末上梓と言う事で、師匠と話し合い歌を選び、「第1稿の原稿」が出来ました。前に作った『猫と暮らせば』は私家版でゼロ歌集、今度の物が第一歌集になります。
「上梓」という(出版する事)言葉は「猫」のときに覚えましたが、宅配プリントという、ネット上や電話でやり取りをして自分で作るものでした。今度は「不識書院」という歴史あるところから自費出版で出しますので、それなりの形にならなければと言われながら、自分の歌のスタイルが変わる訳もなく師匠から「君の歌は面白いね」と言われて震えています。五月末を目指して一歩を踏み出したところですので、皆様ネットの向こう側からでも見守っていてください。

2月12日付「毎日歌壇」米川千嘉子選に一首掲載されました。

いくつかの悲歌(エレジー)うたう心にはからたちの棘がつきささったまま     河野多香子

去年の暮のお教室で「題詠」の「悲」が出て、いくつか作るように言われたのですが、出題の先生が交代になったりしてみて頂けなかった物を出しました。一月は伊藤一彦選でしたので、米川さんは今年になって初めてです。何だかやっと採って頂いたという気分になりました。米川さまありがとうございます。
掲示板「風」の管理人風太郎氏も伊藤さんの選で同じ誌面に載って、運営二人がそろい踏みは初めてなので嬉しいです。

「歌集」製作のあいだ少し投稿を控えようかと思っていましたが、何だか習慣になって「うたの日」なども続けてしまいます。(かといって歌が出てこない日もあるのです)まったくこの短歌沼は仕事そっちのけで嵌り続けていますね。
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2018/2/9

スチーム暖房  短歌

この頃の大学の建物に行かないので分らないが、いま暖房はやっぱり空調(エアコン)になっているのだろうか。先日「うたの日」に「チーム」のお題で「スチーム暖房」の歌をだしたら、多分わからないのだろう見事に「ドンマイ」(実質零点)を頂いた。
「スチーム暖房」の原理とかは私などに説明できるわけもないが、戦前からお湯を沸かして水蒸気をパイプの中に送り、ラジエーター型の発熱器で暖房する物があった。石炭ストーブよりも直火でなく、一か所で火を焚けばかなりの大きな建物に蒸気を送ることが出来たのだと思う。戦前に母が通った東京市立の女学校もスチーム暖房だったと、母たちは威張っていた。(東北女学園では暖房が無かった話が有るから、東京は進んでいると言う事だったのだろう)

戦中戦後の燃料不足で、戦後七年経っても私の入った小学校ではだるま型の石炭ストーブだった。石炭は一クラス一日バケツ一杯だったからずっと燃すわけに行かず朝の内で終ってしまう。夕方までかかる日には、先生がテスト用紙の済んだものや、お習字の練習をした新聞紙(!)などを燃してくれたりした。
中学で私立の女学校に入ったら、昔からの名門校で戦災を免れたのだろう、古い校舎も新しい校舎もスチーム暖房ですごく暖かかった。難を言えばラジエーターが教室の片側で南向きの部屋は暑くなり、北側の離れたところは寒いので、一週間ごとに縦列が移動する時期もあった。

大学に行っても同じようなスチーム暖房が、これは何故か快適に大教室にも入っていて、今の風の吹いてくるものとは違って乾かず快適だった。ただ、燃料費には苦心していたのだろう、午前中一度温まると暖房は切れて(それでも人が居るし日中は気温も上がるので)午後の授業からまた蒸気が送られてくる。すると一度冷めたパイプの中を空気が通る時、どこかにぶつかるのか「キーン」「コーン」とまた「カーン」というような音がするのだ。のんびりした鐘のような音は、暖かさと共に学生を居眠りに連れて行く音楽のようだった。

午後になりスチーム暖房はいりゆく教室の中にパイプの歌が   多香子
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