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このたび習作歌集「猫と暮らせば」を上梓いたしました。私家版で第一段の発送をいたしました。まだ20部ほどありますので、ご希望の方には送料300円ほどで贈らせていただきます。お申し込みは下記のめーるアドレスの☆を@マークに替えて、メールをしてください。ご案内メールをさしあげます。通販はしない予定で居ります。よろしくお願いします。       tanuko☆mbx.kokage.cc
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2017/12/8

12月の歌  短歌

とうとう「師走」になってしまった。私は師ではないから走り回ったりしないで、気持ちだけ焦りまくっている。そして一か月はあっけなく過ぎ、十分なお掃除もしない、お節も作らず買わず新年を迎えてしまうのだろう。自分や息子がキリスト教の学校に行っていた時は「クリスマス」の行事もあったけど、それも遠くなってしまったので、今年は暮れにお墓参りに行こうかしら、などとうっすら考えている。12月の歌は生活詠をしんみりと(どこが?)

「アベマリア」

大根を輪切りで鉄の鍋に入れおとしぶたして君待つ夜は

いい事がひとつ次には悪い事 ??も「・・・」も日々つみかさね

あてつけの言葉と思えど情けなく玉ねぎ切るふりキッチンで泣く

寒いから人工知能の研究も放って帰って あなたにaitai

真冬にはキリマンジャロにも雪が降る、話思いつ珈琲をのむ

週末は献立に詰まる金曜日、フライデーだわ揚げ物にしよう

これほどの癒しの時間アベマリア聖なる楽は堂内に満ち

お料理の歌も入れたが、私はお料理をしない人で、やるのは林檎を煮ることと、チョコレートケーキを作るぐらい。得意なのは厚焼き玉子を焼くことだけど、それもずっとやらないから下手になっているだろう。歌の中で私は立派な主婦みたいだけど・・・
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2017/12/1

大船の「ライフホーム」に  

鎌倉の義妹が若年性の認知症で、今年の六月に有料介護施設に入った。鎌倉の小町と大町の境に住んでいるがそう言う施設は大船駅周辺の方が多い。大船は駅名で鎌倉市と横浜市に入り組んでいる。私も母の一周忌やなにやかやで忙しく、一度も訪れていなかったのでやっとこ11月末に様子見に出かけてきた。

義妹は私達兄弟とは幼馴染で、引っ越してキャリアウーマンになって後再会して弟と結婚した。幼い時は「わかめちゃん」のようなおかっぱで、目の細い子だったが、再会した時にはモデルか女優さんかと聞かれるほどの目の大きな美人になっていた。その人が認知症とともにお化粧をせずおかっぱになっても、子供の時には返らずに透き通るような仙女の風情になってしまったのは痛々しい。この文も義妹のことは書きたくないし、まだ歌にも詠むことはできないので、大船に出かけた話を書くことにする。

去年も11月に主人と鎌倉のお墓参りに行ったなと思いつつ、今回は一人で平日の東海道線に乗り込んで、どうやら坐れて20年ぶりくらいの大船駅に降りた。駅ビルが新しくなったというので覚悟していたがやはりくるくる舞いしながらトイレに行ってバスプールに辿りついた。スマホに施設のホームページを入れておいたので大丈夫と思ったら「ネットにつながりません」と出て、降りる停留所がわからない。騒いでいたらそばにいたお婆さんが「私が教えてやる」と話しかけてくれた。いつも言うように女性は話をするから上手く行く(間違える時もあるけれど)その人がほら此処だと教えてくれた建物はホームページで見ていた写真通り、やっぱりネットは便利だ。
鎌倉市内より大船は建物の高さ制限はすくないので、四階建のこじんまりしたホームで義妹のいる三階からは木々も見える。前の道が狭くバスも通るのでお散歩の代りに屋上に出て紅葉狩りなどするらしい。NPOのような運営なのでざっとしたところとあたたかい感じとがする、まあいいホームなのではないかと思えた。

本当は「水」があると心の解放感があるのだけど(「鎌倉湖」が少し先にあるけれど)迷子になって池に嵌っては大変という話になってくる。大船はすぐではないが鎌倉の海も近く、空にはカラスではなくトンビが何羽も輪を描いていた。姿は似て(羽根が違うから分るけど)いるのに鳶というだけで嬉しくなるのは何故だろう。帰りに駅でニュージャーマンの「鎌倉カスター」を買って電車内でそっと食べたが、今度は改札傍の「大船軒」で鰺の押し寿司を買って義妹とホームでお昼を一緒にするのもいいなと思った。

なつかしき大船軒の鰺寿司よ姑、叔母も達者なころよ  多香子
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