2017/5/5

五月の歌  短歌

人によりゴールデンウィークも軽かったり重かったりするのだろう。今年は母も猫もいないので、はらはらすることもない「麗しい休日」のはずなのに、何も計画せずいつものように暮らしている。ただ花水木を見に北の丸に出かけて行ったが花水木の期間は短く五月の晴れた空に映える花なのに東京では年々早くなっている。そして一青窈の歌を思わず口ずさむ。私は音痴だから、それを聞いた家族からすぐにクレームが出て、私は黙って花水木の歌を詠む。五月の歌は、猫歌をちりばめて七首。

「猫ちらし」

町一番評判のよい理髪店、白猫三匹そろってお迎え

常夏の島には春の愁いなく今日もサモワに太るひとびと

和猫でもみどりの瞳をもつ猫はたまに魔法が使えるのかも

白猫が家を出てから三日目にロシアンブルーに染まって帰る

バタバタと猫も子供も走り来て朝は息づくダイニングキッチン

いつの日かライオンのように火の輪さえくぐれるような猫になりたい

サーカスも空き地もとうになくなりてかすかに聞こゆる「美しき天然」

これらの歌は「うたの日」から取り出したけど、この頃は猫歌も年中は詠まなくなった。小太郎が死んで二か月、主人が辛くなったのか中々次の猫をいいと言ってくれないので、私も我慢をしている。その間に旅行をと思いつつ、荷物の作り方も忘れてしまっている。四日の日には藤を見に久々の地下鉄と都バスに乗って「亀戸天神」に行った。
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