ハロウィンが盛んでない国

2012/10/12 
 ハロウィンは、アングロ・サクソン系の諸国以外では、あまり広くは行われてはいません。

 東方教会(正教会・非カルケドン派・アッシリア東方教会・東方典礼カトリック教会)の広まる地域(東欧・中東など)においては、ハロウィンはあまり普及していません。ロンドンにあるロシア正教会の司祭はハロウィンを「死のカルト」であるとすら批判しています。

 またロシアにおいては、ロシア教育省が、ハロウィンが宗教行事の一環であるということを理由として、公立学校に対してハロウィンの関連行事を行わないようにという通達を出しています。

 カトリック信徒の多いラテン系諸国(イタリア・スペイン・ポルトガルおよび中南米諸国)においても、ハロウィンはあまり広くは行われていません。これらの国においては、諸聖人の日の方がより重要視されています。例えばポーランドでは11月1日に、サドゥスキーといってろうそくを持って墓参りをする習慣があり、また、ポルトガルとフランスでは11月1日に、亡くなった親族のために花をささげる習慣があります。ポーランドをはじめとした、伝統的にカトリック信徒の多い国々では、現在においても11月1日は国民の祝日になっています。
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ハロウィンが盛んな国

2012/10/11 
 ハロウィンは、その由来と歴史的経緯からアングロ・サクソン系諸国(英語を公用語としている白人が主導権を握っている国家群で、アメリカ合衆国、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、稀にアイルランドと南アフリカ共和国を含む)で盛大に行われています。

 これらの国ではハロウィンが盛大に行われているのですが、プロテスタント信徒が多いせいもあって、その翌日にあたる諸聖人の日(カトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日のこと。古くは「万聖節」と呼ばれていましたた。カトリック教会の典礼暦では11月1日がこれにあたります。)には通常、これといった行事は催されない。宗教改革以降、プロテスタント諸国ではカトリック教会の祭日である諸聖人の日が徐々に廃れたため、ハロウィンのみが残された格好になっています。

 また、アメリカの一部の学校では、ハロウィンがキリスト教由来の行事ではないことから、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることも実際にあります。

 ドイツと日本においては、アメリカの大衆文化として受け入れられ、宗教色の全くない行事として行われています。
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