2012/9/20

ヴァージントレイン クリムゾン  

ヴァージントレイン クリムゾン

『ヴァージントレイン』は、痴漢によって、女性として開発されていくストーリー。クリムゾンの基本形のような作品だ。

同人系のエロまんがには、どぎついロリエロものがあり、個人的にはあまり好みではない。そうなるとどうしても同人系全体に嫌悪を抱くようになるが、クリムゾンだけはちょっと違う気がする。
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クリムゾンのコミックは処女を快楽の虜にしてしまうテーマが多く『ヴァージントレイン』もそうなっているけれど、どの作品も基本的に男の悶絶シーンは排除しているし、あっても気づかない程度だ。クリムゾンが描いているのはあくまで、女性側の悶絶であり、快楽の虜に落ちていく様子だ。しかも女性側は、もともと持っていた快楽的な性質を開発されていくのであり、男の側から新たに植え付けられたものではない。言い方は悪いが、彼らがそうしなくても、いずれ別の男によって見いだされる種を持っていたということかも知れない。だからクリムゾンの作品に出てくる男たちは、女性のなかにそうした資質を見抜いて、攻めているわけだ。対象を限定せず、闇雲に攻めているわけではない。

恥辱的ではあるけれど、ロリエロを読んだときのような腹立たしさが残らないのは、こうした設定によるところが大きいと思うのだがいかがだろうか。

『ヴァージントレイン』でも、主人公のみつには、快楽を求める資質がもともとあったということが、読みすすめるうちに理解できてくる。そして相手の痴漢男は、どれだけうまくその資質を引き出せるかに集中している。主人公のみつが悶える姿はたしかに興奮させられるけれど、自分の快楽を脇に置いて、女をいかせることにだけ集中する男もけなげだ。
大人の絵本
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