なでしこジャパンが欧州で遠征を行っています。
この遠征ではボランチの澤選手が故障で離脱しているため、ボランチに誰を置くかが注目されていました。
佐々木監督はイングランド戦では、本来はセンターバックを務める熊谷選手を起用しました。
熊谷選手をボランチに配置した意図としては、空中戦で競り負けないこと、フィジカルを生かしてボールを奪うことが挙げられると思います。
このフィジカルに強い選手をボランチに置く傾向は、世界的に見ても加速しています。
スペインではバルセロナが中盤の底にブスケツ選手を置いていますし、ドイツではフィジカルに強い選手をボランチに置くことでチャンピオンズリーグで好成績を収めることに成功しました。
この傾向は元日本代表監督でもあるオシム氏も指摘しており、日本もこの傾向に倣うべきだとしています。
今後日本代表には、セレッソ大阪の扇原選手、大宮アルディージャの青木選手のようなフィジカルに優れた選手がボランチとして選ばれる可能性があります。
これらの選手の伸び白次第では、ワールドカップ出場もあるかもしれません。

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