高血圧症・低血圧症の特徴  

高血圧症・低血圧症・動悸、このような循環器系の病気に対して漢方薬は一定の効果を発揮します。
ここでは高血圧に限定してお伝えしましょう。高血圧症を病む人を、漢方医学では二つのタイプに分けて処方を行います。
実証」がっしりとした体で、活動的・積極的なタイプの人を「陽証で実証」と分類します。高血圧症は殆どがこのタイプです。
虚証」虚弱体質で、活動性にも積極性にも欠けていながら高血圧症を病む人がいます。多くはありません。
実証このタイプの人が便秘を伴っていれば「ダイサイコトウ」「サンオウシャシントウ」が選ばれます。不眠症で苛々が重なっている場合には「サイコかリュウコツボレイトウ」が適当とされます。頭痛が重なっている場合は「オウレンゲドクトウ」と、症状に応じた薬が当てられます。
虚証
 例は多くありませんが、、、
体力が弱いタイプであっても高血圧症となる人はいます。冷え性や排尿障害に効果のある薬が選ばれます。
「ハチミチオウガン」です。これは高齢者に適したものだそうです。
高血圧症対策に向いている漢方薬は、降圧効果を備えていますが、高血圧によって併発する苦痛を鎮める働きが重視されていす。
肩凝り・頭痛・目眩・ノボセ・不眠症状と不安感等々を抑える効果があります。
そして降圧薬との併用療法が重視されています。減塩食とか低脂肪食といった食餌療法の継続です。
実証・虚証と言った馴染みのない言葉で示されるように、漢方医学では症状や病名だけで処方は行いません。
一人一人の体質・体力・抵抗力・病状進行を総合的に判断して「証」を定めます。
処方はこの「証」に従って行われます。この判断は漢方医学の専門家に委ねられます。
ここで紹介した薬品名は大まかな目安として受け取ってください。
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肥満症の改善対策  

肥満と言う言葉には病気の響きは感じられませんね。肥料が満ち足りた状態のことでしょうから、むしろ褒め言葉だったようです。
だからなのでしょう。漢方には肥満の対策として決定的なものは見あたりません。補助の役割に留まっています。
カロリー摂取が必要量を超えた結果、中性脂肪の蓄積となって豊満の状態に至ります。豊満をも少し超えたのが肥満でしょうか。肥満症の改善には、食餌療法と運動療法があります。バランスの良い食事と適度な運動だけで改善が見込まれます。
漢方薬の出番は、肥満とともに現れる諸症状の軽減に留まります。
肥満体の人が訴える症状は、関節痛・肩凝り・便秘・月経異常・高血圧等々です。体力が充実している人に肩凝りや便秘が現れたら、、、
「ボウフウツウショウサン」が適当とされます。
○のぼせ・頭痛・目眩が伴えば、ダイオウやボウショウを含んだ「トウカクショウキトウ」を用います。これには悪血の改善作用もあります。
○色白で張りのない水太りタイプで体力低下が認められた場合には「ボウイオウギトウ」の処方となります。
 女性の肥満者に多く見られるタイプで、特徴は多汗症に加えて尿量が少ないのです。漢方医学では病名と症状だけで処方を決めるということはありません。病に至った人にも体質・体力・抵抗力・病状進行・等に違いあります。
それらの違いを判断して「証」が決まります。その証に従って用いる漢方薬が決まります。証の判断は漢方医に委ねられます。
最終的な薬選びは証に従うべきです。ここで挙げた薬品名は目安と考えてください。
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