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2011/12/11

自殺問題における中日の比較  

       中国の自殺問題と日本の自殺問題の比較

 
 背景と現状
 日本は先進国でありながら、自殺大国だと世界中に認識されています。1999年以来、毎年3万人を超える人たちが自らの意思で死を選んでいます。この数字から単純に平均して、毎日80人ぐらいの人が自殺により死亡していることがわかります。それに対して、中国は新興国で、今経済発展を続けている中で、自殺問題が深刻になってきていることがだんだん浮かび上がってきました。中国の病気予防センター(中国疾病预防中心)2009年のデータによると、毎年平均28.7万人が自殺により死亡し、200万人が自殺未遂だそうです。過去50年間に、自殺率が60%までに上がったことがわかりました。
 本稿では、自殺者の年齢、自殺地域、男女別という三つの点で中国と日本を比較し、どんな理由が人々に自分の意志で死を選ばせているのか、その原因を明らかにしたいと思います。

 本論 各比較
 1.自殺者の年齢
 それでは、まず、自殺者の年齢についてお話します。日本では、自殺する人の年齢は35歳から55歳の間、中国では15歳から35歳の間です。なぜ日本ではそのような年齢層が多いかというと、警察庁生活安全企画課の平成21年中における自殺の概要資料からは、「勤務問題」と「健康問題」が原因だということが明らかになりました。日本は終身雇用制度を取っているため、途中でリストラされたら、もう一度正社員になる可能性が極めて低いです。そして35歳から55歳の間の人がリストラされることが多く、また健康にも問題がある人も多いことも資料からわかりました。      
 中国では、先ほどの中国の病気予防抑制センター(中国疾病预防控制中心)のデータによると、15歳から35歳の間では鬱病による自殺が一番多いそうです。人々は急速な発展に適応できないため、物質的な現役社会では、だんだん自分を失い、心理的な病気を引き起こしたのだろうと考えます。

 2.自殺地域
 それから、自殺地域についてお話します。日本では、都市での自殺率が高いのに対して、中国では、農村での自殺率が異常に高く、都市での自殺率の三倍であることが中国の病気予
防抑制センター(中国疾病预防控制中心)のデータよりわかりました。日本で、都市での自殺が多い理由は、生活や仕事からのプレッシャーがかかりやすく、みんなは毎日様々なことに追われていて、のんびりする時間が少なく、やがて心理的な病気になり、自殺の道に走り出すのだろうと考えます。中国では、なぜ農村での自殺率が都市より高いかというと、先ほどの、年齢別の理由にも繋がります。農村では、貧乏な家庭が多く、教育をきちんと受けられないのが現状で、みんなは様々な常識が不足で、よくささいな事にくよくよし、人間関係の範囲も狭いからです。都市より遥かに心理的な病気にかかりやすいのだそうです。
                
 3.男女別
 最後は、男女別についてお話します。日本では、男性の自殺率が女性より多いことが、また警察庁生活安全企画課の平成21年における自殺の概要資料によりわかりました。その理由は年齢別の場合の理由と同様、会社に勤めている途中でリストラされた人の中に、男性が多いからです。そしてうつ病にかかる人の中に、男性も多いそうです。中国は日本と反対で、女性の自殺率は男性の自殺率より25%高いそうです。なぜかというと、自殺する女性が農村の女性である割合も大きく、その理由は先ほどの自殺地域の理由と近く、また農村の女性が家からの圧力を感じやすいからです。教育を受けたことがない人には、未だに封建的な意識を持ち、夫が不倫したことや、また人間関係の範囲が狭いので、他の人に指さされたことなどが全部自殺の原因になります。

 まとめ
 日本の自殺であろうと、中国の自殺であろうと、誰の命でも尊く、掛け替えのない存在です。それは、自殺願望を思いとどまらせるには、コミュニケーションをすることが大事なことを示します。日本では、かつて自殺を思いとどまった人によると、普段だれにも理解をしてもらえず、ずっと孤独を感じてうつ病になったそうです。そして、中国では、衛生組織の専門家によると、1999年から2000年の間に、自殺した人の62%は農薬を飲むことによって死亡したそうです。そういう人たちは、自殺する前に、他愛のない口争いなどして考えもなく、農薬を飲んだ事例が多いそうです。そして、60%の女性は一時な衝動のため、自殺の道を選んだそうです。ようするに、よく人と交流すれば、自殺まで至らないだろうと考えます。また、政府からの協力も大事です。中国の自殺防止関与機制はごく大都市だけに設置されていて、農村にはまだ届かないのが現状です。これからは、自殺の問題の深刻さと重大さを認識し、取り組む必要があるのでしょう。                 





参考文献
平成21年中における自殺の概要資料(2009)・警察庁生活安全局企画課
http://www.chinacdc.cn/(2011/12/03 アクセス)
http://www.chinacdc.cn/gwxx/201001/t20100119_33802.htm (2011/12/03 アクセス)
http://www.chinacdc.cn/mtdx/mxfcrxjbxx/200901/t20090108_38969.htm (2011/12/03 アクセス)

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