私の外科通院。毎日受診との医師の指示ですので、月曜日の午後H病院へ行きました。ところが、今週は院内の内装工事の関係で、午後の診療時間が15時で終了とのこと。私が行ったのは16時近かったので待合室はガランとしていました。
診察券を出そうとして受付機が動いていないことで初めて診療時間の変更に気づきました。そういえば院内の掲示に<通常17時までの受付は、今週に限り15時>と出ていました。受付の若い係員に「消毒だけなんですがねえ」というと、「しばらくお待ちください」とのこと。
やがて、「先生に連絡しましたので、中へどうぞ」ということになりました。日曜飛び込み初診時の看護師さんでした。「あら、もうよくなりましたか」などと喋っている間に、ドクターがやってきました。「あなたでしたか。どれどれ、どうなったかな」などと診察室のベッドで傷口をチェック。「だいぶ腫れが引きましたね。ほら赤みが断然違う」と、横にいた看護師と話し合っています。
傷口を消毒して、再び傷口を覆います。数分で終了しましたが、傷口グリグリはやっぱり痛い!例によって抗生剤を処方され、お隣の薬局でもらって帰りました。今回から朝夕2回の服用になりました。薬剤師は分量が変更になった点を確認していました。
その数時間前、父の泌尿器科受診のため慈恵医大葛飾医療センターへ行きました。こちらの処方箋は前回から変更があり、漢方薬が出ました。しかし、処方箋に記載された分量と服用時間に疑問があるとのことで、調剤薬局の薬剤師が処方医に問い合わせをしていました。数日前の私の外科受診の際にも同じような経験をしましたが、薬剤師は処方箋をちゃんとチェックしているのですね。
今回出た漢方薬ですが、実は自宅近くの脳神経外科クリニックでも別の漢方薬を処方されており、種類が違うとはいえ効能や副作用についていささか不安になりました。そこで薬剤師に聞いてみました。そうしたら、詳しいのなんのって。
いま医療用の漢方薬はかなりの程度浸透してきているのだそうです。別のところで、「これは漢方製剤を手掛けているツムラの凄い営業努力!」と聞いていたのですが、製薬会社は調剤薬局にも相当程度情報提供をはかっているのでしょうか。
薬学部は4年制から、医学部同様6年制になりましたが、医薬分業の一方を担う医療専門職ですので、相当勉強してもらわなくてはなりません。現場の薬剤師も新しい医療環境に備えてだいぶ勉強しているのだとしたら結構なことです。
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