(その22)2015年お盆/その2
お盆の中日の14日、老健に父を迎えにゆきました。きょうはお寺さんがお見えになるのです。14時半過ぎに到着。既にお風呂を終えてラウンジで待機中でした。看護師さんから夜の薬をもらって出かけます。自宅へ帰るとしばらく仏間で待機。16時にお寺さんが到着しました。父は愛想を振り撒いていました。読経の間は右手を合わせるしぐさをして聞いていました。お経が終わると、お坊さんから「来年も元気でお目にかかりましょう」といわれ、父は笑顔で応えていました。
夕食は17時半ごろからスタート。うなぎ蒲焼、のり巻き、昨日の残りのカボチャ、こんにゃく、しいたけなどを食べました。デザートは昨夜に続いて、ぶどうです。妹に叱咤激励されながらの食事でした。時々目をつぶってしまうのです。昨日に続いて「美味しい」といっています。歯磨きはいささかくたびれたのかほとんどが介助でした。
帰り際に仏壇に手をあわせると「お母さん、また来年ね」と言います。18時半前に老健へ戻りました。入口のところで看護師さんと相談員さんに出会いました。「家に帰れていいね」といわれていました。部屋に戻り、ベッドに横にして私は19時前に帰宅しました。きょうも有意義な帰宅でした。何よりもご飯が美味しいというのが収穫でした。いいお盆です。
父は左手が利きませんので右手だけでお参りします。

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